現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 教育委員会の「学級づくり・人間関係づくり」推進事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育連絡調整費
事業名:

「学級づくり・人間関係づくり」推進事業

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教育委員会 小中学校課 指導担当  

電話番号:0857-26-7935  E-mail:syouchuugakkouka@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額(最終) 3,250千円 777千円 4,027千円 0.1人
26年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:3,250千円    財源:単県   追加:3,250千円

一般事業査定:計上   計上額:3,250千円

事業内容

1 概要

学級づくり・人間関係づくりの取組を積極的に進める市町村教育委員会(中学校区)を予算の範囲内で指定し、実践の成果を反映させたハンドブックの作成や研修等により、全県的な取組の充実を図る。

2 趣旨(現状と課題)

 情報化、都市化、少子高齢化などの社会状況の変化を背景に、生活体験の不足や人間関係の希薄化、集団のために働く意欲や生活上の諸問題を話し合って解決する力の不足、規範意識の低下などが顕著になっており、好ましい人間関係を築けないことや、望ましい集団活動を通した社会性の育成が不十分な状況も見られる。
      ⇒落ち着かない学級の増加
      ⇒人間関係づくりの難しさ

     本県では、若手教員の増加等に伴い、教師の学級経営能力を高めていくことが求められている。、また、とっとりの授業改革【10の視点】の10にもあるように、鳥取県の子どもたちが、さらに伸びていくためには、「落ち着いてのびのびと学べる環境づくり(学びの集団・人間関係づくり)」が基盤となる。さらに、いじめを生まない学級づくりやいじめの解消、不登校の未然防止のためにも、人間関係づくりに対する取組が大切である。
     ⇒学級づくりや教員の集団づくりに課題
     ⇒学校の組織的な取組に課題

     よって、鳥取県の子どもたちがよりよく学校生活を送っていくためには、学級づくり、人間関係づくりのための取組を一層充実させていくことが不可決であると考える。

3 内容

(1)推進地域による実践
     ○指定地域  5中学校区
     ○指定期間  1年間
     ○取組の内容
 指定地域においては、定期的に中学校区内の連絡会を開催。各学校の課題や取組について情報を共有し、共通理解を図りながら、学級づくり・人間関係づくりの実践を推進
    ⇒県教委と市町村教委との協働によるサポート。
     <取組例>
      SSTなどを位置づけた教育活動
      創作活動(劇やダンス等)をとおした集団活動
      構成的グループエンカウンターを取り入れた学習
      hyper-QU等、各種調査で取組を検証

(2)事業成果の普及還元
 1 ハンドブックの作成
 学級づくりや人間関係づくりに関する教職員向けのハンドブックを作成。初任者研修等の研修等に活用。
 ⇒推進地域による実践をもとにして作成
<主な内容>
    ・学級づくりの理論
    ・学級づくりのPDCA
    ・人間関係づくりのためのアプローチ
    ・診断チェックシート
    ・研修ワークシート
    ・学級通信を書こう  等
 
 2 ハンドブックの活用
 ハンドブックを各種研修会等で活用し、広く普及・啓発
<主な活用の仕方>
    ・研修講座
    ・校内研修
    ・学校訪問(指導助言)  等
     ⇒小中学校課、教育局、教育センターが連携し、市町村教委との協働により、普及・還元

(3)連絡協議会の開催
 事業実施校の担当者等を対象とした連絡協議会を開催する。(年3回)
※連絡協議会を指導者養成研修と兼ねて実施し、事業実施校とともに希望する地教委・学校も対象とする。

4 所要額

総額 3,250千円  【県10/10】
○推進地域(中学校区)の指定
    500千円×5中学校区
○ハンドブックの作成 5,500部
    300千円
○連絡協議会の開催
    講師謝金
      50,000円×3日=150,000円
      30,000円×2日=60,000円
    講師旅費
      80,000円×3日=240,000円

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

事業としては新規。
【H22〜H23 中部教育局で「育ちと学びのユニット事業」】
「SSTを活用した学級集団づくり・授業づくり」について研究。
【H24〜H25 「子どもたちの社会性を育む事業」】
hyper-QUの結果分析に基づいた全校体制の取組を推進する中で、児童生徒の状態を把握し、SSTなども含む人間関係づくりの取組を推進。

これまでの取組に対する評価

・個々の児童生徒や学級集団の実態把握に基づき、SSTや集団学習等を通して自他についての理解を深め、温かな人間関係を築かせる取組が組織的に進んだ。
・限られた授業時数の中で内容の重点化や発達段階に応じた指導計画等が必要。
・hyper-QUの活用の仕方を普及させていくことや活用できる教員を増やしていくことが必要という課題もある。

財政課処理欄


 要求書に記載のとおり、モデル事業は1年に限り認めます。翌年度以降はその成果を既存研修等に活用し、全県に還元できるように取り組んでください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 3,250 0 0 0 0 0 0 0 3,250
保留・復活・追加 要求額 3,250 0 0 0 0 0 0 0 3,250
要求総額 3,250 0 0 0 0 0 0 0 3,250

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 3,250 0 0 0 0 0 0 0 3,250
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0