これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【目標1】
・オープンキャンパスの開催(7/30)
要望に応え准看護師学生を対象とした学校説明会を実施(8/20)
・高等学校15校、看護師等養成所等7校に訪問 (平成27年度入学試験や平成25年度の教育実績を積極的にPR)
・高校生への授業(5/28、7/10)やPTA視察研修(7/8)への協力
・高校生看護師体験事業への協力(8/10)や進学説明会(3回)への参加
・入学試験の日程や方法、入試科目の検討等のための学校運営会議の開催
【目標2】
・就職・進学等のための個別面談を実施
・鳥取県看護職員修学資金貸付金を希望する新入生、在校生にPRを実施(4/7)
・3学科の卒業予定者に専門的な講師による就職試験に向けた研修を実施(6/16)
・訪問があった県内医療機関の募集ポスターの掲示やパンフレットを設置、募集状況をまとめ職員で共有
・県主催の看護セミナーや医療機関が実施するオープンオスピタルへの参加を勧奨
【目標3】
・参加型授業を推進するために、久留米大学安永悟教授を迎え研修会を実施(8/23)
・第1看護学科1年生に病院看護師長による「看護師としてのマナー」研修を実施(6/12)
・新入生に外部講師による「インターネットと人権」研修を実施(5/30)
・看護学科の客観的臨床能力試験Uの方法と評価を改善し実施(7/1)
・日本看護学校協議会学会で統合実習の成果を発表(8/8)
・助産学科は分娩介助演習や母子保健の授業に指導者の参加による現場密着型授業を展開
・老年看護学実習施設(介護老人保健施設)や小児看護学実習施設(保育所)にH27年度新規実習施設として依頼
・病院指導者と学生の実習状況や指導過程を共有するための意見交換会を開催(8/25)
・新人教員の教育力の向上のために授業案の指導を実施
・第1回実習指導者養成講習会に7名の教員を派遣。実習病院の看護研究の支援や研修、地域の小学生への命の教育の実施
【目標4】
・4月〜5月に前期の個別面談による進路指導を実施
・第1看護学科保護者を対象に学習支援のための保護者会を開催(6/25)
・各学科は助産師・看護師国家試験に向け、年度当初に計画した模擬試験を実施
・看護学科では、外部講師による解剖生理の知識の強化を図った。(7/7)
・国家試験の出題に関する研修会に担当者1名を派遣
これまでの取組に対する評価
○オープンキャンパスに97名(保護者含む)、第2看護学科への進学を希望する学生を対象とした説明会に31名の参加があった。参加者から「学生生活の詳しい内容を聞き、安心した」「卒業した先輩から話を聞き、進学への意欲が高まった」と好評であった。
○授業を受けた学生(177名)や進学説明会の参加者(28名)から大学と専門学校の違いや学習内容等について積極的な質問を受けた。また、来校のPTA役員や教員から、「説明や見学で子どもの進路を考える上で参考になった」と意見があり、看護師教育への理解を得た。
○平成26年度に新規に鳥取県修学資金を受けた学生は53名である。新入生71名中49名が修学資金を受けた。
○就職試験に向けた研修は90%の学生が「研修の時期は丁度良い」と回答し、「願書の書き方、面接の方法」など「とても役立つ・役立つ」と全員が回答した。
○看護セミナーやオープンホスピタルに卒業年度の学生の他、看護学科1・2年生の希望者が参加した。
○卒業予定者70名のうち、59名が内定を受けた。
○「協同学習」の研修に教員22名、実習指導者14名が参加した。主体的な学生を育てるための「協同学習」を体験し、指導方法を見直す機会となった。
○マナー研修やインターネット研修を受けた学生は、看護師に必要な態度や情報管理など改めて専門職としての行動を考える機会となった。
○判断力の育成や看護技術の到達度を明確にするために改善した客観的臨床能力試験は、「対象に必要な援助を考えることができ、臨床に役立つ」と学生から評価を受けた。
本校で取り組んでいる統合実習について、新人看護師は「臨床でチームで協力し業務を遂行することに役立つ」と評価した。学会発表後、出版社の依頼を受け雑誌への寄稿を行った。
○助産学科の現場密着型授業は学生がより主体的に実習に参加することに役立っている。実習施設の要望をうけ、外部講師の承諾を得て、授業を公開とした(2回)。
○介護老人保健施設、保育所から実習受け入れの承諾を受け、申請手続きを行った。
○病院指導者との意見交換に39名が参加し、継続的な指導を行うための連絡ノートが有効であることを確認し、活用のための方法を検討した。
○新人教員は指導案を提出し、指導を得て授業を計画的に実施している。
○保護者会に33名の参加があった。各学年の保護者から国家試験や進学・就職対策、学習等について質問があり、協力関係を築く一つとなった。
○第2看護学科の国家試験対策について、雑誌「{看護教育第56巻6月号」に寄稿した。学習を積み重ねること、チームワークの必要性を再確認できた。