1 補正内容
当園の管理運営費のうち報酬等の不用額を減額補正し、併せて財源更正する。
非常勤職員(医師、心理療法専門員等)の勤務(実績及び見込)が当初を下回る見通しとなったことによる。
2 補正要求額
(単位:千円)
現計
予算額 | 補正
予算額 | 計 | 補正要求財源内訳 |
雑入 | 一般財源 |
22,980 | ▲4,100
(内訳)
報酬▲3,700 共済費▲400 | 18,580 | ▲11 | ▲4,089 |
3 事業概要
中部療育園は「医療型児童発達支援センター」であり、障がい児に対して機能訓練や療育指導(次の主な事業)を実施している。
(1)医療型児童発達支援(通園 愛称:ぐんぐん)
肢体不自由児又は運動発達に遅れのある未就学児を対象に、保育や医学的な療育訓練を通して、それぞれの児童の適性に応じた育ちを支援する。
(2)放課後等デイサービス(愛称:もこもこ塾)
就学後の肢体不自由児を対象に、日常生活動作訓練等必要な療育サービスを提供する。
(3)児童発達支援(愛称:おしゃべり教室)
機能性構音障害(言葉の遅れ)のある児童を小集団で療育訓練を実施。
(4)外来診療
小児科及び整形外科に係る医療支援。肢体不自由児、発達(知能、運動、言葉、行動、情緒等)に遅れや心配のある児童を対象とする。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
1 地域における当園の役割を踏まえた診療の充実
平成24年度から発達障がい児を対象とした外来診療日(月1日)を設けたが、常時予約がうまっている状態である。また、診断に関連する検査の依頼が、厚生病院からも頻回にあり対応している。
2 継続した業務改善
個別支援計画書や療育のカンファレンス(子育て検討会)の様式の変更や医療型児童発達支援(通園)の活動内容の見直しなど、必要に応じた改善を随時行い、利用者の満足度を向上させる努力を継続している。
これまでの取組に対する評価
1 診療の充実
発達障がいに関する外来は約半年先まで予約が入っていて、数か月毎の再診も含め、当地域における発達障がい児の早期の発見・療育開始に関して、当園の対応が大きな役割を担い、地域の要請に応えている。
2 利用者の満足度の更なるアップ
業務改善の取組に対しては、アンケートで利用者から賛否両方の意見が寄せられたが、改善の方向性は概ね理解されていると認識。意見交換等を通じて更なる改善を重ねていく。