これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○施設入所児童交流事業
県内児童養護施設入所児童の社会性と協調性を高めるための交流事業(キャンプ)を実施した。(平成13年までは委託事業として実施していたが、平成13年から補助事業とした。)
○児童家庭支援センター運営事業
社会福祉法人が運営する「児童家庭支援センター」に対して助成した。
平成26年度より中部地区新設された児童家庭支援センターに助成した。
○退所児童等アフターケア事業
児童養護施設等を退所した児童(者)のために相談をはじめ様々な悩みを聞くなど、退所児童等に支援を提供する事業を一般社団法人ひだまりに委託して実施した。
また平成26年度より就業支援業務を追加し、職員を新たに配置し、より専門的な就業支援を実施した。
これまでの取組に対する評価
○施設入所児童交流事業
県内の児童養護施設入所児童に交流の場を提供し、協調性・主体性を高めることに寄与した。
○児童家庭支援センター運営事業
不登校、いじめ、虐待等の相談支援に対応し、住民が抱える児童に関する不安、悩み等の解消につなげた。
○退所児童等アフターケア事業
児童養護施設等を退所した児童(者)は帰るべき家がない、頼るべき親もおらず、友達とも疎遠になりがちとなっている。
そのため、退所した児童(者)同士がコミュニケーションをとることができ、気軽に立ち寄れる場を提供することで、児童(者)の孤立化を防ぐとともに児童(者)が持つ不安・悩み等をお互いに話すことで、解決を図り、自立につなげることに寄与した。
また、地域社会で自立生活する上で必要な相談支援を行うとともに、就職先のあっせん、就労相談等の専門的な就業支援を行った。