1 事業内容
地域における難病医療体制の中核機能を担う施設として鳥取大学医学部附属病院を「難病医療拠点病院」に指定し、重症難病患者が適切な入院・退院を行えるような体制づくりを行う。
※「重症難病患者入院施設確保事業」から名称変更(H26まで)
<概要>
事業主体 | 県(委託先:鳥取大学医学部附属病院) |
財源内訳 | 国1/2、県1/2 |
要求額 | 7,546千円 (6,084千円) |
対象経費 | 事業実施に必要な経費(給料、手当、事務費等) |
事業開始 | 平成17年 |
対象患者 | 重症難病患者 |
活動内容 | 1 難病医療ネットワーク運営事業
難病医療協議会を設置し、地域医療機関の連携をはかる。
2 難病医療拠点病院における研修事業
難病医療拠点病院において、地域の医療従事者等に対する研修を行う。
3 重症難病患者のための病床確保事業
在宅重症難病患者一時入院事業における入院調整を行う。
4 重症難病患者の入院施設の確保及び在宅療養への移行を支援する。
5 重症難病患者からの相談に応じる等、継続的な支援を行う。 |
2 要求のポイント
平成15年度の活動開始以来、重症難病患者からの相談は年々増加し、当初に比べ9倍以上となっている。
27年度の医療費助成制度対象疾患の拡大により、対象疾患が現行56疾患、受給者数約4,000人から、対象疾患が約300疾患、受給者数が2倍の約8,000人に増加する。これにより更なる業務拡大が見込まれるため、専門員を1名増員し、2名体制とする。
3 目的・背景
入院治療が必要となった重症難病患者(症状等の悪化により、居宅での療養が困難な状況となった難病患者)に対し、適時に適切な入院施設の確保等が行えるよう、地域の医療機関の連携による難病医療体制の整備を図る。