6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:民生費 項:児童福祉費 目:児童福祉施設費
事業名:

中部療育園費

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

福祉保健部 中部療育園 -  

電話番号:0858-22-7191  E-mail:chubu-ryouikuen@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 20,178千円 62,120千円 82,298千円 8.0人
補正要求額 2,802千円 0千円 2,802千円 0.0人
22,980千円 62,120千円 85,100千円 8.0人

事業費

要求額:2,802千円    財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:2,802千円

事業内容

1 事業概要

中部療育園では障がい児に対して機能訓練、療育指導、外来診療等を実施しているが、常勤医師の配置がないため、総合療育センターの医師のほか、厚生病院の医師(併任)の支援も受けている。

    平成26年12月以降、療育機関(当園、鳥取療育園等)と病院局との連携に係る協議が進展していく中で、連携強化の一環で当該併任医師の対応時間を大幅に拡大して、当園の療育指導等を充実させることとし、併せて近隣の関係機関との連携も医療面の関わりをより緊密にして、中部圏域における発達障がい等の多様な相談・指導に対応していく。

2 要求の概要

厚生病院から診療援助を受ける医師(併任)について、その在園時間を拡大する。また、当該医師について、脳神経小児科の専門医を充てて、より適切な診療、きめ細やかな地域療育の指導を可能とする。
〔H27当初〕 1週間当たり10時間(月〜金曜)
        医長(課長補佐級)を想定  
〔要求〕 1週間当たり16時間(月〜金曜)
        脳神経小児科部長(課長級)

3 所要経費

負担金、補助及び交付金 2,802千円
診療援助医師の対応時間等の拡充に伴い、厚生病院に対して負担する人件費(給与、手当及び共済費) を増額するもの。

4 医療・療育の連携に係る協議

(1)医療・療育連携会議
 本年1月に副知事を座長、県立病院・療育機関で構成された「医療・療育連携会議」が設置された。数回にわたって、医療ケアの必要な重症心身障がい児・者及び発達障がい児等が地域(在宅)で生活していく上で、本県の医療と療育の連携をどのように図っていくか等の諸問題を議論してきたところ。
(2)会議の成果等
 この中で、療育に係る長期・将来的な指針としての「鳥取県版療育体制の姿」がとりまとめられた。
 また、当面の具体的な取組として、中部療育園への診療援助(医師派遣)の拡充、鳥取・中部療育園と県立病院との医療情報共有の推進(電子カルテ導入)等の意見が集約され、3月18日には知事に中間報告を行った。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

1 地域における当園の役割を踏まえた診療の充実
 平成24年度から発達障がい児を対象とした外来診療日(月1日)を設けたが、常時予約がうまっている状態である。また、診断に関連する検査の依頼が、厚生病院からも頻回にあり対応している。

2 児童発達支援(おしゃべり教室)の取組
 昨年度の12月からスタートした機能性構音障がい児を対象とした小集団の療育(愛称・おしゃべり教室)を継続して実施している。

3 継続した業務改善
 個別支援計画書や療育のカンファレンス(子育て検討会)の様式の変更や医療型児童発達支援(通園)の活動内容の見直しなど、必要に応じた改善を随時行い、利用者の満足度を向上させる努力を継続している。

これまでの取組に対する評価

1 診療の充実
 発達障がいに関する外来は約半年先まで予約が入っていて、数か月毎の再診も含め、当地域における発達障がい児の早期の発見・療育開始に関して、当園の対応が大きな役割を担い、地域の要請に応えている。

2 おしゃべり教室の運営
 児童にとって興味がそれがちな単調な言語機能の訓練を集団で行い、ゲーム感覚を取り入れた運営などにより当初のねらいにそった訓練の効果が上がっている。

3 利用者の満足度の更なるアップ
 業務改善の取組に対しては、アンケートで利用者から賛否両方の意見が寄せられたが、改善の方向性は概ね理解されていると認識。意見交換等を通じて更なる改善を重ねていく。

工程表との関連

関連する政策内容

家庭及び保育所等における療育の推進並びに地域における関係機関と連携した子育て力の向上

関連する政策目標

(1)障がい児を持つ保護者・家族に対して、障がいも含めた育ち(発達)や子どもとの関わり方を伝えていく。
(2)職員の専門知識・技能の更なる拡充・職員間の共有を図り、保護者等への情報伝達を充実させる。
(3)中部療育園のあり方を検討し、その方向性に基づいた施設整備を計画する。


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 20,178 0 6,262 0 0 0 0 149 13,767
要求額 2,802 0 0 0 0 0 0 0 2,802

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 2,802 0 0 0 0 0 0 0 2,802
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0