1 補正内容
介護保険の地域支援事業における生活機能評価の検査等が平成27年度に廃止された。これに伴い、健康診査事業に係る国補助金の単価見直しがなされたこと等による対象経費の増に伴う増額補正である。
【国補助金の見直しの内容】
「生活機能評価の検査等の実施する場合」の単価が廃止され、「生活機能評価の検査等を実施しない場合」の単価のみになった。
従来の国補助金は、生活機能評価の検査等を実施するかどうかで単価が区分されており、この評価を実施する場合には介護保険で助成されているため、この評価を実施しない場合の単価と比べて低く単価が設定されている。
【生活機能訓練を実施する場合の単価】
区分 | 見直し前単価 | 見直し後単価 |
【集団健診】 | | |
課税世帯 | 3,180円 | 4,190円 |
非課税世帯 | 4,090円 | 5,390円 |
【個別健診】 | | |
課税世帯 | 3,450円 | 5,490円 |
非課税世帯 | 4,440円 | 7,060円 |
2 補正額
7,769千円
※ 健診見込者数:18,739名(受診率:22.20%)
※ 受診対象者数(見込):84,423名
3 事業の概要
県内の後期高齢者の健康づくりの観点から、鳥取県後期高齢者医療広域連合(以下、「広域連合」)が行う健診事業に対して補助(国基準単価×1/3)を行う。