現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 福祉保健部の鳥取県地域医療再生基金事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:医薬費 目:医務費
事業名:

鳥取県地域医療再生基金事業

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福祉保健部 医療政策課 医療政策担当  

電話番号:0857-26-7173  E-mail:iryouseisaku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 514,561千円 22,527千円 537,088千円 2.9人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 483,193千円 22,519千円 505,712千円 2.9人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 452,264千円 22,443千円 474,707千円 2.9人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:483,193千円  (前年度予算額 452,264千円)  財源:基金 

一般事業査定:計上   計上額:483,193千円

事業内容

1 背景・目的

・医師・看護師不足により病院勤務医や看護師の負担が増大していることから、医師・看護師確保や負担軽減が必要となっている。

    ・救急医療体制や搬送体制の充実が必要となっている。
    ・限られた医療資源を有効活用するため、連携体制の構築が必要となっている。

2 内容

 平成21年度11月補正予算(1次)、平成23年度11月補正予算(2次)及び平成25年9月補正予算(3次)で造成された「鳥取県地域医療再生基金」について、鳥取県地域医療再生計画に基づき事業を実施するものである。
○事業内容
・医師、看護師の確保と質の向上
・医療連携体制の構築
・救急医療等地域に必要な施設・設備の充実 など
○平成26年度(以降)の事業継続の考え方
・地域医療再生計画の事業は、原則、平成21年度〜平成25年度までであるが、平成25年度末までに工事が完成しない事業や事業目的が達成できないものについては、平成26年度以降も継続が認められる。
・ただし、継続の条件として、「平成25年度末までの事業開始」があることから、新規事業ではなく、これまでの事業のうち引き続き継続すべきものを厳選の上、取り組むこととするもの。

3 事業費

483,193千円
<内訳>
再生基金 477,401千円
財産収入 4,692千円
国庫補助 1,100千円(DMAT活動費)



これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○これまでの取組状況
平成21年度に鳥取県地域医療再生基金を造成し、医師確保、看護師養成確保、安心安全な医療体制の構築にかかる様々な課題解決のため、各種事業を実施。

<医師確保の推進>
・鳥取大学医学部寄附講座への寄附(平成21年度開設)
・医師確保のための各種奨学金の貸付
・医学生が地域医療実習を行う際の経費補助
・臨床研修医を対象としたセミナー等の実施
・女性医師の就業環境を整備するためのハード整備の補助
・臨床研修医を確保するための次世代医師リクルーターの委嘱
・臨床研修病院や優れた医師等を紹介する冊子を作成し、医学生や若手医師に配布し、鳥取県の医療についてPR
・県内医療水準の向上を図るため、海外留学資金の貸付
・臨床研修病院の研修環境を整えるための施設・設備の補助
・医師事務作業補助者等の人件費を補助 等

<看護師養成確保の推進>
・看護教育教材の購入費や看護教員等の養成にかかる経費を補助
・倉吉総合看護専門学校の施設整備
・看護師の質を向上させるため、研修会等にかかる経費を補助
・病院内保育所の施設・設備整備及び運営費の補助 等

<安心安全な医療体制の構築>
・地域医療の課題解決のための検討会や地域連携クリティカル・パスの策定・運用のための協議会について補助を実施
・地域医療連携研修会の開催支援
・県民に対する適正受診推進にかかる事業を実施
・ITを活用した医療連携を実現するシステムの構築についての検討
・広域災害救急医療情報システム(EMIS)の整備
・ドクターヘリコプター、医師搭乗型消防防災ヘリコプターの整備・運航
・救急医療、災害医療のための施設・設備整備への補助 等

これまでの取組に対する評価

<医師確保の推進>
・鳥取大学医学部寄付講座開設について協定を締結
・奨学金の新規及び継続貸付
・女性医師の就業環境を整備するためハード整備を実施
・次世代医師リクルーターを委嘱し、医学生に対する県内勤務の働きかけを実施
・「とっとりの医療」広報事業として「クリニコス」を発行

<看護師養成確保の推進>
・倉吉総合看護専門学校の施設整備が平成22年度中に完了し、定員増に対応できる施設となった。
・看護師等養成施設の教育環境がより充実された。

<安心安全な医療体制の構築>
・鳥取大学医学部附属病院及び県立中央病院救命救急センターの救急医療体制強化のための施設整備を実施
・3府県共同ドクターヘリの運航を実施
・各医療施設等への医療機器設備整備
等を通して、救急医療、災害医療提供体制の充実・強化が図られた。

工程表との関連

関連する政策内容

医師及び看護職員の確保、安心安全な医療提供体制の構築

関連する政策目標

医師・看護師不足解消のための人材対策を進めるとともに、病院間連携等を推進し地域医療の持続的発展と高度化を図る。また、急性期から回復期、在宅医療に至るまで適切な医療サービスが切れ目無く受けられる体制の整備を進める。


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 452,264 17,967 0 0 0 0 7,170 427,127 0
要求額 483,193 1,100 0 0 0 0 4,692 477,401 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 483,193 1,100 0 0 0 0 4,692 477,401 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0