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平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:障がい者自立支援事業費
事業名:

地域生活支援事業(障がい者社会参加促進事業)

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福祉保健部 障がい福祉課 生活支援担当  

電話番号:0857-26-7862  E-mail:shougaifukushi@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 14,509千円 1,553千円 16,062千円 0.2人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 16,778千円 1,553千円 18,331千円 0.2人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 18,779千円 1,548千円 20,327千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:16,778千円  (前年度予算額 18,779千円)  財源:国1/2他 

一般事業査定:計上   計上額:14,509千円

事業内容

1 事業内容

レクリーション、研修等の事業を行うことにより、障がい者等の社会参加を促進することを目的として各種事業を実施する。


    (1)補助犬育成等事業
    • 補助犬を育成し、必要とする視覚障がい者へ貸与する。
    【委託先】公益社団法人鳥取県視覚障害者福祉協会
    【補助率】国1/2、県1/2
    【要求額】4,152千円(前年度:4,152千円)

    (2)障害者社会参加推進センター設置事業
    • 障害者社会参加推進センターを設置し、障害者の様々な大会活動を支援する。
    【委託先】社会福祉法人鳥取県身体障害者福祉協会
    【補助率】国1/2、県1/2
    【要求額】4,590千円(前年度:4,571千円)

    (3)視覚障害者移動支援事業に従事している者の資質向上研修への旅費
    【旅費支給対象研修】視覚障害者移動支援事業従事者資質向上研修(日本盲人会連合主催)
    【実施主体】県直営
    【補助率】国1/2、県1/2
    【要求額】196千円(前年度98千円)
         
    (4)知的障がい者レクリエーション教室開催事業
    • 知的障がい者等が行う各種レクリエーションの開催に要する費用を補助する。
    【補助先】一般社団法人鳥取県手をつなぐ育成会
    【補助率】国1/2、県1/2
    【要求額】1,400千円(前年度:1,400千円)

    (5)知的障がい者本人大会開催事業
    • 知的障がい者本人が企画運営して行う「本人大会」の開催に 要する経費を補助する。
    【補助先】一般社団法人鳥取県手をつなぐ育成会
    【補助率】国1/2、県1/2
    【要求額】200千円(前年度:200千円)

    (6)心の輪を広げる体験作文・障害者週間ポスター募集・表彰
    • 内閣府と共催で、県内から心の輪を広げる体験作文及び障害者週間のポスターを募集し、優秀な作品は知事表彰を行う。
    【補助率】国1/2、県1/2
    【要求額】155千円(前年度:155千円)

    (7)「よりよい暮らしのために」の購入
    • 障がい者に関する必要な情報をまとめた冊子を購入し、障がい者手帳の交付時に配布することにより、障がい者の社会参加の支援に役立てる。
    【財源】単県
    【要求額】3,472千円(前年度:2,610千円)
(8)アルコール・薬物関連問題家族教室開催事業
  • アルコール・薬物関連問題で悩んでいる家族が、アルコールや薬物依存症に関する正しい知識を得るとともに、他の家 族との話し合いをとおして家族自身がゆとりをもって自分ら しく暮らしていくことを目的に講義と話し合いの場を設ける。
【実施主体】県直営(福祉保健局実施)
【補助率】国1/2、県1/2
【要求額】239千円(前年度:170千円) 

(9)精神障がい者地域移行サポート事業
  • 地域移行後の精神障がい者を見守り、彼らが、地域で継続して社会生活を送ることができるよう手助けする「地域移行サポーター」を養成し、精神障がい者の支援活動を行うボランティア組織を支援する。 また、平成26年度は、その活動を県中西部にも広げるための活動に対し新たに支援を行う。
【実施主体】県東部で活動するボランティア組織(ベストフレンド)
【補助率】
  1. 【継続】地域生活支援活動1/2
  2. 【継続】普及啓発活動10/10
  3. 【継続】他圏域活動団体創設支援活動10/10
※補助率の考え方・・・障害福祉計画に基づき、県が進める精神障がい者の地域移行を実現するための支援を行っていただくものであり、2及び3の補助率は10/10とする。
【要求額】310千円(前年度:310千円)
【実施内容】
  • 地域移行サポーターによる病院から退院して地域で生活する精神障がい者の相談援助・外出支援
  • 地域移行サポーターの養成講座、フォローアップ講座の開催
  • 県中西部圏域への活動の普及、自主的なボランティア団体設立に向けた取組みの実施

(10)精神障がい者等によるピアサポート・研修会等開催支援事業
  • 精神障がい者本人やその家族等が実施するピアサポートや研修会等に対し、その開催経費を支援する。
  • 定期預金利息を基金への積み増しする。
【実施主体】精神障がい者本人やその家族等でつくる団体
【補助率】県10/10
【要求額】1,003千円(前年度:1,000千円)

(11)精神保健福祉普及啓発事業
  • 精神障がい者に対する正しい知識の普及啓発等を図るため、「心の健康フォーラム」及び「心の健康まつり」を開催する。
【実施主体】県(精神保健福祉センター及び西部福祉保健局)
【補助率】国1/2、県1/2
【要求額】1,061千円(1,061千円)

(12)その他事務費
【要求額】0千円(前年度:3,052千円)

【昨年度との変更点】
  • 『てんかんのある方の支援者等研修事業』は、別事業(てんかんのある方への支援事業)で要求を行う。
  • 『(12)その他事務費』は、別事業(福祉保健部(障がい福祉課)管理運営費で要求を行う。)

2 目的

 ノーマライゼーションの理念の実現に向けて、障がいのある方が社会の構成員として地域の中で生活が送れるよう必要な社会参加促進施策を実施する。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

障がいのある方が、自己決定と自己選択によって地域で生活できるように支援するため、社会参加につながる各種事業を委託等により実施。

・補助犬育成等事業
 身体障がい者補助犬を使用することにより社会参加が見込まれる者に対し、その育成に要する費用等を助成した。

・障害者社会参加推進センター設置事業
 障がい者等の社会参加を推進するために社会福祉法人鳥取身身体障害者福祉協会に委託し、障害者社会参加推進センターを設置・運営している。

・「知的障がい者レクリエーション教室開催事業」、「知的障がい者本大大会開催事業」及び「精神障がい者レクリエーション教室・家族教室」
 スポーツ・レクリエーション活動を通じて、障がい者等の体力増強、交流、余暇等に資するため及び障がい者スポーツを普及するため、各種スポーツ・レクリエーション教室を開催した。

・心の輪を広げる体験作文・障害者週間のポスター募集・表彰
 募集ちらしを関係機関やあいサポート企業等へ配布した。また、今年度からは、ローソン・ファミリーマートへ配架し作品を募集した。

・よりよい暮らしのためにの購入
 障がい者手帳の新規取得者、関係機関等へ4,500部を配布した。

・精神障がい者地域移行サポート事業
 地域で生活する精神障がい者を支援するためのボランティア団体に対し、その活動費用等を助成した。

・心の健康フォーラム
 地域社会における精神保健及び精神障がい者の福祉に関する理解を深めるため、心の健康フォーラム平成4年から開催している。
 
・心の健康まつり
 精神障がい者及び一般の方による劇、歌等の舞台発表や就労移行支援・就労継続支援事業所、小規模作業所、病院デイケア等による自主製品の販売、作品展示等を平成8年から行っている。

これまでの取組に対する評価

○これまでの取組に対する評価
・補助犬育成等事業
 補助犬を使用することにより、就職など社会参加につながっているため、希望者があった場合貸与できる体制を整えておく必要がある。
 予防接種は、障がい者の体の一部として活躍している補助犬にとって、重要な健康管理の一部であり、使用者の負担を軽減するためにも助成が必要。
     【盲導犬の貸与】 
      平成19年度 盲導犬利用希望者がなく 0頭
      平成20年度 1頭貸与
      平成21年度 盲導犬利用希望者がなく 0頭
      平成22年度 盲導犬利用希望者がなく 0頭
      平成23年度 盲導犬利用希望者がなく 0頭
      平成24年度 盲導犬利用希望者がなく 0頭
     【予防接種】
      平成19年度 6頭実施 
      平成20年度 6頭実施
      平成21年度 6頭実施
      平成22年度 4頭実施
      平成23年度 4頭実施
      平成24年度 4頭実施

・障害者社会参加推進センター設置事業
 障がい者の社会参加につなげていくために、必要な情報の収集、分析を実施した
 他県の情報も取り入れながら、今後の活動について検討されており、各種障害者団体の中核として重要な役割を担う機関として期待される。

・「知的障がい者レクリエーション教室開催事業」、「知的障がい者本人大会開催事業」及び「精神障がい者レクリエーション教室・家族教室」
 自ら何かを行うという自立意欲を高め、自己実現につながっている。

・心の輪を広げる体験作文・障害者週間のポスター募集・表彰
 障がいのある方へに対する理解の促進を図るため今後も引き続き広報していく必要がある。
     【体験作文の応募数】
     平成22年度 35編
     平成23年度 102編
     平成24年度 17編
     平成25年度 14編
     平成26年度 21編
     【障害者週間のポスターの応募数】
     平成22年度 91枚
     平成23年度 9枚
     平成24年度 3枚
     平成25年度 29枚
     平成26年度 2枚


・よりよい暮らしのためにの購入
 障がい者手帳の新規取得者に対し冊子を配布することで、障がい者の社会参加の支援に大きく役立っている。

・精神障がい者地域移行サポート事業
 地域で生活する精神障がい者に対し、日常生活における支援や相談対応を行うとともに、地域移行サポーター養成講座を開催し、新たなボランティアの育成に努めた。今後も継続して支援を行い、精神障がい者への更なる支援を推進していくことが望まれる。

・心の健康フォーラム
 障がい福祉だけでなく、災害時の心のケアなど社会的関心の高いものをテーマに取り上げることで、より多くの人が精神保健に関心を持つことになり、精神保健福祉に関する知識の普及啓発が図られている。
 
・心の健康まつり
 当事者の自己表現の場である舞台発表等を通じて一般参加者との交流や、精神保健福祉に関する情報を来場者に広く提供することにより、地域住民に対する精神障がいへの理解を深める良い機会となっている。

財政課処理欄


 
 補助犬育成等事業について、1頭分のみ計上します。
 実績に鑑み、アルコール・薬物関連問題家族教室開催事業の補助額を精査しました。
 実績に鑑み、精神保健福祉普及啓発事業の報償費、特別旅費を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 18,779 5,755 0 0 0 0 0 1,000 12,024
要求額 16,778 6,151 0 0 0 0 3 1,000 9,624

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 14,509 5,016 0 0 0 0 3 1,000 8,490
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0