現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 福祉保健部のひきこもり対策推進事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:健康県づくり推進費
事業名:

ひきこもり対策推進事業

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福祉保健部 健康政策課 健康づくり文化創造担当  

電話番号:0857-26-7202  E-mail:kenkouseisaku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 9,419千円 14,754千円 24,173千円 1.9人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 9,419千円 14,754千円 24,173千円 1.9人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 9,419千円 14,704千円 24,123千円 1.9人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:9,419千円  (前年度予算額 9,419千円)  財源:国1/2、県1/2、一部単県 

一般事業査定:計上   計上額:9,419千円

事業内容

1 事業内容

1家族教室・精神科医師の専門相談事業<継続> 285(285)

    ○家族同士の話し合いを中心とした家族教室の実施

     実施主体:精神保健福祉センター、中・西部福祉保健局

    ○精神科専門医による随時相談の実施

     実施主体:精神保健福祉センター、東部福祉保健事務所、中・西部福祉保健局

    2地域ひきこもりケアネットワーク事業<継続> 75(75)

    ○関係者(市町村、民生児童委員等)の資質向上のための研修会の開催

    ○相談事例(とっとりひきこもり生活支援センターの相談も含む)の検討及び処遇方針についての検討の実施

      実施主体:東部福祉保健事務所、中・西部福祉保健局

    3とっとりひきこもり生活支援センター<継続> 9,059(9,059)

     相談事業:国1/2県1/2、職場体験事業:県

    ○全県をカバーする「とっとりひきこもり生活支援センター」を設置し、ひきこもり者に対する生活・就労支援を中心とした「相談支援」と「社会参加促進(職場体験)(原則30日、90日を限度とする。)

    ○NPO法人に委託

2 積算根拠

事業名
要求額
金額根拠
1家族教室・精神科医師の専門相談事業
(285)
285
    家族教室の開催  106千円
     ・標準事務費  80千円
     ・教室講師謝金 18千円
     ・教室講師旅費  8千円
    精神科医の専門相談 179千円
     ・医師謝金 163千円
     ・医師旅費  16千円
(2)地域ケアネットワーク事業
(75)
75
地域ケアネットワーク事業  75千円
     ・標準事務費75千円
(3)とっとりひきこもり生活支援センター
(9,059)
9,059
    ・センター委託料 9,059千円
(9,419)
9,419

3 背景・目的

ひきこもりについて、多くの人の理解を深めるため、普及啓発を行うとともに、地域のひきこもり対策に有用な情報を広く提供する。
 また、ひきこもり者が社会参加できる社会資源を整えるとともに、ひきこもり生活の改善のための関わりやコミュニケーションのとり方などの実際的な相談や支援を行う。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○これまでの取組状況
【19年度から24年度までの取組状況】
19年度:新規50人延187件、継続101人延469件
20年度:新規56人延262件、継続106人延326件
21年度:新規49人延133件、継続 42人延380件
22年度:新規60人延246件、継続 54人延523件
23年度:新規59人延 77件、継続 65人延383件
24年度:新規69人延161件、継続 51人延526件
25年度:新規78人延215件、継続 58人延758件

<精神科医の相談件数>中部・西部総合事務所対応分
19年度:25件
20年度:16件
21年度:20件
22年度: 7件
23年度: 9件
24年度:24件
25年度:36件

<ひきこもり家族教室参加人数>
19年度:26家族、延227家族
20年度:26家族、延190家族
21年度:24家族、延174家族
22年度:26家族、延146家族
23年度:20家族、延270家族
24年度:19家族、延 68家族
25年度:18家族、延 63家族

<地域ひきこもりケアネットワーク>
19年度: 8箇所163人参加
20年度: 3箇所 16人参加
21年度: 3箇所194人参加
22年度:27箇所299人参加
23年度:20箇所270人参加
24年度:12箇所132人参加
25年度:11箇所132人参加

<とっとりひきこもり生活支援センター事業>(H21度から)
委託先:特定非営利法人鳥取青少年ピアサポート
○相談支援
21年度:実43件、延 891件
22年度:実49件、延1036件
23年度:実61件、延 577件
24年度:実65件、延 896件
25年度:実98件、延1,394件
○連絡調整会議
21年度:21回
22年度:30回
23年度:40回
24年度:84回
○職場体験事業
21年度:利用人数 6人、利用延日数315日
22年度:利用人数11人、利用延日数558日
23年度:利用人数 5人、利用延日数232日
24年度:利用人数 8人、利用延日数306日
25年度:利用者人数14人、利用延日数634日

これまでの取組に対する評価

1年度から国の補助事業を活用し、ひきこもり地域支援センター事業を実施。また、単県事業で「職場体験事業」を加え、「とっとりひきこもり生活支援センター事業」として、NPO法人に委託している。

この事業は、相談から職場体験へスムーズに移行でき、本人に合わせた段階的ステップアップが見られ、体験を通じて自分自身のスキルアップやコミュニケーション支援にもつながるなど効果も出ている。
全国的にも注目され、中四国地区の精神保健福祉センター所長会議で事例発表などもしている。

とっとりひきこもり生活支援センターへの相談件数は実数の増加がみられ、来所相談、電話相談の他アウトリーチでの支援も実施している。丁寧できめ細かな支援をするためには、本人の相談、家族の調整、関係機関との連携等に時間を要する。
地区別でみると、東部からの相談が圧倒的に多い。今後は、引き続き、中・西部の対象者に対し、関係機関等と連携を図りながら解決していくような地域ケアネットワークの充実とともに、とっとりひきこもり生活支援センターの人材確保と人材育成をし、西部の対象者に支援が実施できるよう相談体制を整備していく必要がある。

平成26年度より1名の増員を行い、西部対象者への支援が可能となり、相談件数も増加してきている。また、各相談機関の相談件数も増加傾向にある。

また、精神保健福祉センターや各総合事務所福祉保健局における相談支援や家族教室について、一定の参加がみられ、ひきこもり支援は本人支援及び家族支援をあわせて実施していくことが望ましい。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 9,419 3,619 0 0 0 0 0 0 5,800
要求額 9,419 3,619 0 0 0 0 0 0 5,800

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 9,419 3,619 0 0 0 0 0 0 5,800
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0