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平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:予防費
事業名:

予防接種事故対策事業

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福祉保健部 健康政策課 感染症・新型インフルエンザ対策室  

電話番号:0857-26-7153  E-mail:kenkouseisaku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 11,653千円 1,553千円 13,206千円 0.2人 1.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 11,653千円 1,553千円 13,206千円 0.2人 1.0人 0.0人
26年度当初予算額 11,372千円 1,548千円 12,920千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:11,653千円  (前年度予算額 11,372千円)  財源:単県、国1/2、国10/10 

一般事業査定:計上   計上額:11,653千円

事業内容

1 事業概要

(1) 予防接種事故対策費負担金
    ア)予防接種事故被害者給付金11,046千円(10,837千円)

    事業主体市町村
    補助率3/4
    財源内訳・負担割合国1/2、県1/4
    事業概要予防接種法に規定される定期の予防接種を受けたことが原因で、健康被害(死亡、後遺症等)を受けたと国に認定された者に対し、各市町村は医療費や障害年金等の給付を行う。
    対象経費各市町村が健康被害者に対する給付金、調査委員会が行う調査事業に必要な経費
    積算根拠市町村給付見込額×補助率
    =14,727,812円×3/4
    =11,045,859円


    イ) 予防接種後健康被害調査委員会 113千円(95千円)

    事業主体市町村
    補助率10/10
    財源内訳・負担割合国2/3、県1/3
    事業概要予防接種法に規定される定期の予防接種後に健康被害が発生し予防接種事故被害者給付金の交付申請があった場合、各市町村は「予防接種健康被害調査委員会」を開催し、健康被害の原因が予防接種によるものか調査を行う。
    市町村から委員会へ専門家派遣の要請があった場合、県はこれに専門家(医師)を派遣する。
    ・専門家
     ウイルス学専攻医師1名
     細菌学専攻医師1名
    対象経費地区医師会代表者及び専門家派遣に要する報償費、旅費
    積算根拠地区医師会代表者2名×2回
    専門家(医師)2名×2回
(2) 予防接種後健康状況調査 378千円(355千円)
事業主体国(委託業務)
補助率10/10
財源内訳・負担割合国10/10(標準事務費)
事業概要予防接種法に規定される定期の予防接種の安全性や精度向上を図るため、県は予防接種を受けた者に副反応(副作用)の有無を確認するアンケートを抽出して行う。
実施主体の国は、それを全国単位で集計、解析評価をし、副反応の実態等を把握を行う。
    (3) 予防接種情報交換会開催費 32千円(21千円)
    事業主体
    財源内訳・負担割合単県(標準事務費)
    事業概要予防接種について情報交換を行うため、市町村及び保健所担当者を対象にした研修会を開催する。
    (4) 予防接種研修旅費 84千円(64千円)
    事業主体
    財源内訳・負担割合単県(標準事務費)
    事業概要予防接種について最新の動向の把握、新制度の説明などの情報収集のため、国の担当者説明会や予防接種リサーチセンターの主催する研修会に参加する。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

【現況】
平成26年10月22日現在、予防接種法に規定される定期の予防接種が原因で健康被害にあわれ、救済制度の給付を受けている者は東部地区3名、西部地区2名の計5名であり、申請中の者が東部地区に1名である。

【H23〜H25の取組状況】
○予防接種後健康被害調査委員会への専門家派遣
 平成25年3月に倉吉市で調査委員会を開催、鳥取大学医学部の専門家1名、小児科医1名に依頼した。
 平成25年8月に鳥取市で調査委員会を開催、鳥取大学医学部の専門家1名、小児科医1名に依頼した。

○予防接種事故対策費負担金実績(県負担額はこの額の1/3)
  H23:9975712円  H24:9474622円  H25:9369469円

○予防接種後健康状況調査
 本年度10月から水痘及び成人の肺炎球菌感染症が定期接種化され、これまでもの(DPT−IPV(ジフテリア、百日せき、破傷風、不活化ポリオ)、DT(ジフテリア、破傷風)、MR(麻しん、風しん)、日本脳炎、季節性インフルエンザ、BCG、ヒブ及び小児用肺炎球菌)に加えて、調査を実施。
 21の協力医療機関(BCGは除く)と1市町村(BCGのみ)をとおして、本年度は、1320名を調査。

○予防接種市町村担当者会議の開催
 (社)日本ワクチン産業協会から派遣された講師によりワクチンについての勉強会を開催(平成26年度は7月25日開催)

これまでの取組に対する評価

○予防接種後健康被害調査委員会への専門家派遣
 定期の予防接種による副反応報告は、軽度なものも含めれば毎年数件あげられている。中には重篤な症状が現れることもあるため、引き続き予算計上する必要がある。

○予防接種事故対策費負担金
 予防接種法第22条に都道府県の負担についての規定がされており、県の取り組みが継続して必要。

○予防接種後健康状況調査
 全国的な副反応の発生状況調査に参加し、データを提供することで予防接種の安全性の向上に寄与する事業。目立った成果はあげられないが、継続することが必要。

○予防接種市町村担当者会議
 予防接種に関する最新情報や近隣市町村の取り組みを意見交換することで、各市町村のレベルアップにつながり、継続の意義がある。
 市町村としても、議会等で各種ワクチンの助成について質問があるため、情報収集として有意義であるとの意見

工程表との関連

関連する政策内容

感染症に対応できる体制(医療体制を含む)の整備

関連する政策目標

健康危機の脅威から県民を守るため、健康危害の早期発見、原因究明、被害の拡大防止等を一元的に対応する拠点・機能の整備を検討します。


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 11,372 7,642 0 0 0 0 0 0 3,730
要求額 11,653 7,817 0 0 0 0 0 0 3,836

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 11,653 7,817 0 0 0 0 0 0 3,836
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0