現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 福祉保健部のウォーキング立県とっとり事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:健康県づくり推進費
事業名:

ウォーキング立県とっとり事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

福祉保健部 健康政策課 健康づくり文化創造担当  

電話番号:0857-26-7202  E-mail:kenkouseisaku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額(最終) 5,670千円 2,330千円 8,000千円 0.2人
26年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:4,382千円    財源:単県   追加:4,382千円

一般事業査定:計上   計上額:1,925千円

事業内容

1 査定結果

 とりっぽ(歩)の利用実績を勘案してもウォーキングの推進に効果を発揮しているとはいえない状況にあるので、0査定とする。

     ウォーキング立県推進事業補助金は過去の実績を勘案し、250千円の減額。

2 調整要求内容

 とりっぽ(歩)の利用が伸び悩んでいる原因の解決策として新機能追加のための経費を追加し、再要求する。
 その他、11月議会の知事答弁を受け、ウォーキング大会を通じての更なるウォーキング習慣の定着に向け、関連事業を拡充する。

3 調整理由

 平成24年度に実施した県政電子アンケートから、とりっぽ(歩)利用の最大のネックになっているのは、マイコース登録がパソコンでしかできないことにあると分析。会員登録者の約5割がマイコースの作成がよく分からなかったと回答
(一般的な利用者の現状)
  • 会員登録(携帯) → マイコース登録が携帯ではできない → 利用断念
  • 会員登録(携帯、パソコン) → マイコース登録をパソコンで作成しようとするが難しくてできない → 断念
※結果として、とりっぽ(歩)会員登録者の7割が1度も使わないままとなっている。

(解決策)
 会員登録後、マイコースを登録しなくても、そのまま、ウォーキングの距離計測ができる機能を新たに追加。
→ウォーキング速度とウォーキング実施時間から、おおよその歩行距離を算出

(継続利用者増加見込み:600人程度)
    現在100人程度 → 新機能導入後700人程度
  • 新機能の追加については、全会員にメール配信によりお知らせ
    → 未利用者の半分程度の発掘を期待 400人程度
  • その他、新機能を追加をしたことを様々なツールを使って広報
    → 新規年間登録者の半分程度の利用を期待 200人程度

4 その他継続させたい理由

(1)とりっぽ(歩)が、本県のウォーキングの推進に寄与していること (2)とりっぽ(歩)の利用促進に絡めた様々な施策を本年度から行い始めたばかりであり、現在推進中であること

(1)の理由
  • システムを作ってまでウォーキングを推進している事例は、都道府県レベルでは他になく、とりっぽ(歩)の存在自体が、本県のウォーキング推進の広告塔であり、象徴的な存在となっていること。
  • とりっぽ(歩)は普段歩いていない人に歩いてもらうための重要なツールであり、実際に現在のとりっぽ(歩)利用者の主要な年齢層は、最も健康づくりに励んでもらいたい年齢層である働き盛り世代の40代、50代となっている。(全利用者の約55%)
  • とりっぽ(歩)の会員登録者数や毎月の利用者数は年々増加している。
    ※会員登録者数
     平成24年度末:681人→平成26年10月末:1039人
    ※毎月の利用者数
     平成24年度:51.8人→平成26年度:73.1人
  • ウォーキング立県19のまちを歩こう事業の認定大会のコースをとりっぽ(歩)に登録したり、会員へ認定大会への参加を呼びかけるメール配信を行うなどし、県内ウォーキング大会の拡大にも寄与している。
    ※とりっぽ(歩)が利用可能な大会(年々増加)
      平成24年度:37大会→平成26年度:55大会

(2)の理由
  • 健康マイレージ支援事業補助金(平成26〜28年度の3年間)の補助要件の一つに「とりっぽ(歩)を使ってのウォーキングをメニューに加えること」を加え、補助金の活用を推進中。
  • 本年度5月に協会けんぽ鳥取支部と締結した協定の中の連携・協働事項の一つに「とりっぽ(歩)など県が取り組む健康づくり事業」を入れ、連携して取り組む「健康経営マイレージ事業」の取組メニューの中にも「とりっぽ(歩)を使ってのウォーキング」をメニューに加えて推進中。
  • 11月議会の知事答弁を受け、ウォーキング大会を通じての更なるウォーキング習慣の定着に向け、補助金の拡充やとりっぽ(歩)と連動して実施している19のまちを歩こう事業の拡大も合わせて要求。

5 ケータイで健康づくりウォーキング推進事業(再要求)

(1)ケータイで健康づくりウォーキングシステム「とりっぽ(歩)」の新機能の追加
予算要求額 1,000千円(委託料)(0千円)
      (ア)委託先
        システム開発業者
      (イ)委託内容
        会員登録後、マイコースを登録しなくても、そのまま、ウォーキングの距離計測ができる機能の構築

    (2)ケータイで健康づくりウォーキングシステム「とりっぽ(歩)」の運用
予算要求額 562千円(委託料)(0千円)
      (ア)委託先
         「ウォーキング立県19のまちを歩こう事業」実行委員会
      (イ)委託内容
        • 一定距離に達した者等への記念品(バッジ)等の付与
        • 認定大会での「とりっぽ(歩)」利用の推進 等
      (ウ)平成27年度の取組(変更点等)
        • 会員登録後、マイコースを登録しなくても、そのまま、ウォーキングの距離計測ができる機能を新たに追加。
        • その他、継続利用者を増やすため、平成25、26年度に実施した毎月10km以上歩いた人の中から抽選で6名の方に景品が当たる取組について、平成27年度は予算化を行い、引き続き実施。
        • 更に、とりっぽ(歩)の継続利用者を増やす取組として、生活習慣病予防のためのウォーキングを呼びかけるメール配信を定期的にしたり、期間限定の利用促進キャンペーンも実施。

    (3)ケータイで健康づくりウォーキングシステム「とりっぽ(歩)」の保守管理
予算要求額 1,925千円(委託料)(0千円)
      (ア)委託先
        システム開発業者
      (イ)委託内容
        • ホスティングサービス
        • 全体システムの障害対応 等

6 ウォーキング立県19のまちを歩こう事業(拡充要求)

追加要求額 645千円(委託料)(2,245千円) (1)概要
     実行委員会が認定する県内で開催されるウォーキング大会に参加した場合、大会主催者等からポイントシールを配付。3ポイントまたは5ポイント以上集め、応募していただいた方には、認定証を送付するとともに、応募・抽選により、県産品をパックにした景品をプレゼントする。
(2)拡充内容
    5ポイントでの当選枠の拡大と景品の充実
    現行:55人×2回=110人→今後:100人×2回=200人
    100名のうち、10名はスペシャル当選とし、「鳥取県民がもらえない品があなたの手に!」をキャッチフレーズに、鳥取県ふるさと納税お礼の品Bの中から1つを選択・贈呈。
(3)拡充経費(委託料)内訳
    ア 当選枠拡大分 405千円
      特産品購入代 3,000円×90個=270,000円
      送料        1,500円×90個=135,000円
    イ 景品充実分 240千円
      特産品購入代 10,000円×20個=200,000円
      送料        2,000円×20個=40,000円

7 ウォーキング立県推進事業補助金(拡充要求)

(1)概要  ウォーキング大会を積極的に開催する団体等に開催経費等について助成する
追加要求額 250千円(補助金)(1,500千円)
    (2)拡充内容(制度要求)
       ウォーキング大会への参加者を更に増やすため、これまで補助対象経費として認めていなかった「参加者へのインセンティブに関する経費」も補助対象経費とする。
      ※当初要求では、拡充大会の定義を「通年の大会をステップアップさせ拡充して行う大会」に変更し、事業内容を充実させたり、実施方法に改良を加えたりし、前年度以上に参加者が見込まれる大会とすることを制度要求済み。

工程表との関連

関連する政策内容

日々の健康づくりが当たり前に取組まれる「健康づくり文化」の創造

関連する政策目標

生涯スポーツ等の健康づくりの地域への浸透、検診の受診の向上等を進め、男性の平均寿命の全国順位を女性と同様、上位10位まで引き上げます。


財政課処理欄


 
 とりっ歩については利用実績を勘案してもウォーキングの推進に効果を発揮しているとはいえない状況にあり、また、新機能の追加により利用者が大幅に増加するとは考えられないので、H27年度末で運用停止することとし、その間の保守管理費のみ計上します。ウォーキング推進にかかるより効果的な取組を検討してください。
 ウォーキング立県19のまちを歩こう事業及びウォーキング立県推進事業補助金の拡充について、事業効果が疑問であるため、計上しません。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 3,745 0 0 0 0 0 0 0 3,745
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 4,382 0 0 0 0 0 0 0 4,382
保留・復活・追加 要求額 4,382 0 0 0 0 0 0 0 4,382
要求総額 8,127 0 0 0 0 0 0 0 8,127

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 1,925 0 0 0 0 0 0 0 1,925
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0