1 事業概要
国補正予算事業である「ひとり親家庭高等所業訓練促進資金貸付事業」を実施する鳥取県社会福祉協議会へ事業費等の補助を行う。
【ひとり親家庭高等所業訓練促進資金貸付事業概要】
高等職業訓練促進給付金(※)を活用して養成機関に在学し、就職に有利な資格の取得を目指すひとり親家庭の親に対し、入学準備金及び就職準備金を貸し付ける。
※養成機関において修業する間、生活の負担軽減のために月額10万円を給付。
(1)対象者
ひとり親家庭の親であり、高等職業訓練促進給付金の支給対象者
(2)貸付額
入学準備金:養成機関への入学時に、50万円を貸付
就職準備金:養成機関を修了し、かつ資格を取得した場合に20万円を貸付
(3)利子
無利子(ただし、保証人がいない場合は有利子)
(4)貸付金の返還免除
貸付を受けた者が、養成機関卒業から1年以内に資格を活かして就職し、県内において、5年間その職に従事したときは、貸付金の返還を免除する。
(5)補助率 国9/10、県1/10(なお、県負担分は交付税措置される予定)
(6)実施主体 鳥取県社会福祉協議会
2 繰越理由
国の経済対策に伴う事業であり、国の交付決定が年度末にずれ込み補助金の支払が平成28年度になる可能性があるため。
3 繰越予算額
56,394千円
<積算根拠>
入学準備金 500千円×70人=35,000千円(ア)
就職準備金 200千円×86人=17,200千円(イ)
事務費 10,460千円(ウ)
総事業費 (ア)+(イ)+(ウ)= 62,660千円
62,660千円×0.9=56,394千円