これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○救急医療情報システム
平成18年度から稼動し、消防局と病院との空床情報の共有、一般県民への急患診療所などの救急医療情報の提供を実施している。
また平成23年度からは厚生労働省の広域災害救急医療情報システム(EMIS)とネットワーク接続を行い、これまで災害拠点病院のみだったEMIS利用を、全病院へ広げた。
○福祉施設等情報公表システム
平成19年度から、国の「医療機能情報提供制度」(根拠法:医療法)に基づき、医療機関の情報を抽出・比較しながら検索できるサービスを開始した。年1回の定期報告により情報を随時更新しながら、適正な医療機関の選択が可能となる体制の実現を図っている。
これまでの取組に対する評価
○救急医療情報システム
空床情報の共有や宿日直医情報の提供により、情報面での救急医療体制の円滑化が図られたほか、EMISとの連携により大規模災害時の医療活動の支援にも活用できるようになっており、災害医療体制の充実確保のため、今後も運用を継続する必要がある。
○福祉施設等情報公表システム
対応する診療科目や診療時間のほか、専門医の有無、治療実績など細かな内容まで比較・検索できるようになっており、県民が受診する医療機関を選択するうえでの一助となっている。