〇平成24年、「まんが王国とっとり」を建国し、「国際まんが博」「国際マンガサミット」を開催。これを契機とし、これまでに県、市町村、民間でまんがを活用した地域振興の芽生えがみられる。これまでの県主導の大型イベントの実施から市町村・民間の取組への支援へと軸足を移し、総力戦で地域活性化に取り組む必要がある。
〇平成26年度の事業棚卸し等では、事業の意義には理解を示されつつ、改善が必要とされた効果検証、メリハリのある事業実施、外部の専門家の活用について、まんが王国とっとりプロデュース会議を新設して対応する。
○客観的な成果の検証、メリハリをつけた事業実施
・ これまでの取組により、まんがによる本県の認知度向上には一定の成果があったが、外部の視点を採り入れ、すべての事業について客観的な成果の検証を行い、その効果・やり方の点検を行った。
・ 今後の取組の方向性として、次のように整理した。
(1) 県主導の大型イベントの実施から、市町村や民間の取組支援に軸足を移す。
(2) 当面、観光誘客にまんがを活かす取組を重点的に実施する。
(3) 国内外での情報発信事業は、知名度アップから観光振興や物産振興に直結する取組にシフトする。
(4) 市町村・民間の支援は自立を促す制度に改める。
(5) まんがに対する県民理解を深め、まんがの裾野を広げる取組を実施する。
○民間(プロデューサー的な役割)の力の活用
・ まんが王国とっとりプロデュース会議を新設する。