現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 観光交流局の鳥取中部ふるさと広域連合との広域観光連携モデル事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

鳥取中部ふるさと広域連合との広域観光連携モデル事業

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観光交流局 中部地域振興局 中部振興課活動支援担当  

電話番号:0858-23-5071  E-mail:chubu-shinkou@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 13,500千円 7,765千円 21,265千円 1.0人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 13,500千円 7,765千円 21,265千円 1.0人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 13,500千円 7,739千円 21,239千円 1.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:13,500千円  (前年度予算額 13,500千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:13,500千円

事業内容

1 趣旨・目的

県と鳥取中部ふるさと広域連合(以下「広域連合」という。)が、広域観光振興施策について新たなパートナーシップを構築し、県政推進と密接に連携した鳥取中部圏域の広域観光振興を図ることにより、国内外からの観光誘客の促進を図る。

2.事業概要

(1)鳥取中部圏域広域観光連携モデル事業【13,000千円】


     広域連合が、鳥取中部広域観光ビジョン(H25に連携し広域連合が策定)に沿い、県施策とも連携しながら実施する観光誘客事業について必要な経費の一部を補助する。

    【鳥取中部広域観光ビジョン】
     <基本コンセプト>
      「癒し」をテーマとした地域魅力の結びつき
     <重点施策> 
    項目
    取り組みの方向性
    鳥取中部のブランドづくり「癒し」の鳥取中部という観光ブランドイメージの創出、地域魅力を結びつけた観光メニュー造成を推進。
    おもてなしの基盤づくり観光に関する住民の意識向上(おもてなしの心や観光地としての理解や学習)や、WiFi等の受入環境整備を推進。
    戦略的な情報発信ターゲットやストーリー性を意識した戦略的な情報発信、基本コンセプトを踏まえた継続的なプロモーションを展開。
    国際観光の推進県の戦略と連携しながら受入環境の充実とおもてなし、ターゲット(国・地域)を踏まえた観光素材のブラッシュアップ、情報発信を促進。

    <H27年度 主な観光誘客事業(案)>
    • 癒しをテーマとした温泉地イメージ戦略
       女性に喜ばれるトレンドの商品づくりと情報発信
       修学旅行誘致に向けた取組みを強化
      「癒し」創出プロジェクトチーム運営
       「温泉」と「癒し」素材をマッチングした観光商品開発と発信
    • おもてなし・受入環境整備
       東部・西部・蒜山エリアとの連携したスタンプラリーの実施
       WiFi整備、クレジットカード対応啓発・周知  
    • ターゲットを絞った効果的な情報提供
       メルマガ会員の獲得
       高速SAパンフレットラックの活用
    • 中部圏域進出企業をターゲットとした新規顧客開拓
       企業研修や職員旅行誘致商品の開発、招請ツアー実施
    • 中部コンテンツ活用  
      ウオーキング商品開発、B級グルメ、コスプレコンシェルジュ等
<補助事業のフレーム>
項目
内容
事業主体 広域連合
補助率 1/2
補助上限額 13,000千円
対象経費事業費、第3者への委託料、事業に係る人件費等必要な経費
 ※委託事業に係る人件費は補助対象事業費の5割以内
 ※事務所賃借料、関係団体への会費的負担金等の経常的経費は補助対象外
  • 事業計画は県も参画して広域連合が作成=県の誘客施策と連携。
  • 県の計画承認の後、県の補助事業として広域連合が事業実施。



(2)県職員の駐在に要する経費【500千円】

観光業務担当職員が広域連合に駐在するための経費。
(事務所賃借料、光熱水費、電話料)

3.現状・背景

県中部地区では、広域連合が平成22年度から中部一円の観光振興に取り組んでおり、近年特に外国人観光客の誘致・受入において大きな成果を上げている。(H22年8月「鳥取中部国際観光サポートセンター」を開設し、県内で先陣を切ってインバウンドを推進中)
  1. こうした中、平成25年度から県職員を広域連合事務所に常駐させ、観光振興における県と地域の広域的な自治体との新たなパートナーシップ(先駆モデル)の構築を始めた。
  2. 本事業は、平成25年度から27年度までのモデル事業として実施している。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

H26年4月以降の新たな取り組み

1.鳥取中部広域観光ビジョンの推進
(1)中部圏域市町等をメンバーに「鳥取中部広域観光戦略会議」を設立し「癒し」をキーワードに観光誘客について協議中。
(2)「癒しの鳥取中部」のキャッチコピーを全国から公募・選定。
(3)中部圏域市町、観光関係団体でプロジェクトチームを設立。女子旅等各テーマに合わせた誘客策を検討中。

2.広域連携誘客
(1)西部エリアから中部・東部を結ぶ定期観光バスを運行
  ・皆生温泉、砂の美術館と連携し中部への宿泊者増を促進
(2)中部の道の駅で特産品等と引き替えができるクーポン発行
  ・中部の温泉旅館、宿泊施設への宿泊者へプレゼント
(3)「とっとり中部漫遊紀バスツアー」へ圏域内住民を招待

3.県実施事業との連携
(1)ウオーキングリゾート
旧倉吉線廃線跡ウオーキングコースの商品造成
(2)海外AGT訪問・招請、マスコミ取材対応
観光戦略課との連携を強化し、セールスプロモーション、マスコミ取材対応等を行い誘客を促進

4.その他主要事業
(1)6エリアスタンプラリー
(2)とっとり中部漫遊紀バスツアー
(3)B級グルメバトル

これまでの取組に対する評価



1.鳥取中部広域観光ビジョンの推進
圏域市町等との情報交換、コミュニケーションが進み、取り組む方向のコンセンサス等が図れた。
今後、プロジェクトによりターゲットを絞った誘客ツールの造成が進む。

2.広域連携誘客
(1)東部・中部・西部が連携した県内初の取組であり、2次交通アクセス解消の有効なツールとなる。
(2)宿泊客の回遊性、満足度が向上。人気商品だが、協賛宿泊所の確保が今後の課題。
(3)地域住民に地元観光地へ案内することにより、観光地を理解していただき、親しみを持って情報発信をおこなっていただいた。

3.県実施事業との連携
政策戦略事業やイベントとの相乗効果が生まれている。

4.その他主要事業
(1)6エリアスタンプラリーは人気商品であり、秋シーズンは西部の観光地に参加していただくことにより岡山県北部を含み県内の回遊性が向上している。
(2)漫遊紀バスツアーはターゲットの韓国人旅行客の利用が減となり苦戦。コース・昼食等内容の見直しが必要。
(3)B級グルメバトルは4回目となり、2,500人の入場が有り圏域に定着している。次回の会場の選定が課題。

5その他
県とベクトルを合わせながら事業を推進している。

工程表との関連

関連する政策内容

観光の振興

関連する政策目標

豊かな自然環境や対岸諸国に近い地理的な優位性を生かし、サイクリングやウォーキング、また自然を満喫する旅の志向を捉えた取り組みを進めるとともに、各種スポーツ大会等の振興を図ります。


財政課処理欄


 平成28年度以降の事業のあり方について、サマーレビューで検討することとします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 13,500 0 0 0 0 0 0 0 13,500
要求額 13,500 0 0 0 0 0 0 0 13,500

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 13,500 0 0 0 0 0 0 0 13,500
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0