1 事業概要
県内のジオパークエリアを東西に分けている千代川を東西につなぐ八千代橋高欄に設置されている白うさぎの塗装の塗り替えを、ボランティアなどと連携し行う。
2 現状及び課題
千代川により東西に分断されている世界ジオパークエリアをつなぐ架け橋となっている八千代橋には、いなばの白うさぎ伝説を広く伝えるべく、うさぎが波の上を跳ね回り、対岸へ渡ろうとしている姿が描かれている。
しかし、塗装の劣化や衝突による破損などにより、多くのうさぎが傷ついている。(141羽中131羽に傷ついたように見える錆及び錆汁跡が顕著に確認される)
このまま傷ついて苦しんでいるうさぎを見て見ぬふりをするのでは無く、早急に治療をする事が伝説を伝える県民として重要な責務である。
3 みんなで大国さまプロジェクトとは
1 傷ついた皮膚を真水で洗う (汚れを落とし、塗装の準備)
2 ガマの穂をまとう (きれいな白うさぎに塗りなおす)
3 うさぎが元気になる (PRによりジオパークエリアの活性化)
4 事業実施方針
専門的な技術が必要なものについては、専門業者で実施
(業者実施内容)
高欄塗装、うさぎのレリーフの付け外し及び下地処理
(ボランティアで実施)
うさぎの塗装
5 事業内容
■総事業費 2,600千円
(1)専門技術の必要な作業
◆うさぎのレリーフの撤去・下地処理・再設置 C=2,100千円
レリーフを一時撤去し、表面の清掃、断面の修復など下地処理を行う。撤去の間にきれいにした高欄に再設置する。
◆高欄塗装のリフレッシュ (交付金で別途要望し実施予定)
(2)ボランティアによる作業
◆うさぎのレリーフの仕上げ C=500千円
元気な白うさぎが跳ね回る姿になり、いなばの白うさぎの里鳥取を広くPRする。
6 ボランティアとの連携について
現在、商工会議所などとの連携を模索中
7 今後の展開について
みんなで大国さまプロジェクトは、単年度のみ行うのではなく、今後同様な活動を継続していくことで、平成29年度の鳥取西道路開通時に「いなばの白うさぎの里、鳥取」を県外から訪れた方にPRすることになる。