現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 県土整備部の大山環状道路快適な道路利用環境を創出・保全するための社会実験
平成27年度
9月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:土木費 項:道路橋りょう費 目:道路橋りょう総務費
事業名:

大山環状道路快適な道路利用環境を創出・保全するための社会実験

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

県土整備部 米子県土整備局 計画調査課  

電話番号:0859-31-9721  E-mail:yonago_kendoseibi@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 5,700千円 2,330千円 8,030千円 0.0人
補正要求額 2,000千円 0千円 2,000千円 0.0人
7,700千円 2,330千円 10,030千円 0.0人

事業費

要求額:2,000千円    財源:単県 

一般事業査定:一部計上   計上額:300千円

事業内容

事業の概要

紅葉シーズンの大山環状道路の交通渋滞を解消するため、平成27年度に大山町、伯耆町、江府町と連携し、マイカーを規制しシャトルバスを運行する社会実験(パーク&バスライドin大山)を実施する。

事業の背景

現在、紅葉シーズンの大山環状道路では、行楽客による交通渋滞が発生し、来訪者が大山の魅力を満喫できない状況である。また、混雑した車による排気ガスは、大山の貴重な動植物への大きな負荷となっている。さらに、平成25年6月大山町において、大山の環境保全と利活用を掲げ「大山環境宣言」が採択されたところであり、官民一体となった大山環境の保全と利活用の取り組みを進めることが求められている。

事業の目的

【パーク&バスライドin大山の目的】

    渋滞解消による観光客の満足度アップ自然環境の保全
    【社会実験の目的】
    ⇒渋滞解消におけるマイカー規制有効性を検証し、実施上の課題と対応策を検討する。
    ⇒⇒地元(町)が中心となった、恒久的な対応(マイカー規制および大山周遊観光バスの運行など)につなげる。

事業の内容(社会実験の実施)

平成27年度の社会実験
<規制について>
    対象期間 : 平成27年10月31日(土) 1日間
    対象区間 : 桝水高原〜奥大山スキー場(L=7.5km)
    対象車両 : マイカー、オートバイ
<シャトルバスについて>
    運行区間 : 大山寺〜奥大山スキー場(L=13.0km)
    運行間隔 : 15分間隔(規制区間内に臨時バス停を7箇所設置)
    運行料金 : 500円(途中乗り降り自由)
    駐車料金 : 無料
      ※途中下車によりウォーキング可能
      ※片道所要時間約45分
<実施主体>
    社会実験実施協議会
    鳥取県、大山町、伯耆町、江府町、環境省、警察、観光団体、交通事業者等

事業の内容(社会実験)

平成27年度に実施する社会実験で調査検証する内容 <渋滞緩和効果について>
    交通量、速度、ナンバー調査を実施
    実験の検証データとして、規制区間、迂回路区間等で上記調査を行う。
<観光客意識調査について>
    以下の項目に対し、観光客へアンケートを実施
    満足度調査、パーク&バスライドに対する意向調査、料金設定、その他意見。
<環境負荷軽減効果について>
    交通量、速度調査の結果により環境負荷軽減について検証

事業の費用

<平成27年度に実施する社会実験全体の予算案> ■総事業費(全体予算案)C=8,700千円 ⇒ 10,700千円
    【県事業】    社会実験調査業務  C=5,000千円 ⇒ 6,700千円 
    【協議会事業】 社会実験実施     C=3,700千円 ⇒ 4,000千円
収入
費目
金額(千円)
備考
当初
補正後
県負担県道管理費
400
400
広報費
300
300
バスチャーター費
0
300
小  計
700
1000
町負担駐車場管理費
900
900
300千円×3町
広報費
900
900
300千円×3町
バスチャーター費
300
1200
100千円×3町→400千円×3町
小  計
2,100
3,000
協力金
900
0
バス乗車運賃は協議会収入とならない
合  計
3,700
4,000
支出
県道管理費
400
400
県負担
広報費
1,200
1,200
県負担+3町負担
駐車場管理費
900
900
3町負担
バスチャーター費
1,200
1,500
全額補填できる予算確保
合  計
3,700
4,000
<平成27年度に実施する社会実験の鳥取県負担案>
■総事業費(鳥取県負担額案)C=5,700千円 ⇒ 7,700千円
(1)調査費
    渋滞緩和効果、観光客意識調査、環境負荷軽減効果検証に伴う調査
5,000千円
⇒6,700千円
◆渋滞緩和効果
    交通量、速度、ナンバー調査を社会実験実施区間、迂回路区間、主要な大山観光施設付近で実施し、渋滞緩和効果の検証を図る。
◆観光客意識調査
    来訪者へアンケート調査を行い、社会実験に対する満足度、料金設定、意向調査等を実施し、パーク&バスライドin大山の恒久的な実施に向けての検証を図る。
◆環境負荷軽減効果
    交通量、速度調査結果から環境負荷軽減効果を検証する。

    ⇒ 第1回社会実験協議会(H27.7.7実施)において、社会実験実施翌日(未実施日:11月1日(日))との比較検証すべきとの意見があり、11月1日の現地調査のための増額
(2)県道管理費
県道での来訪者誘導
400千円
・迂回路の案内標識設置
・規制区間前後での来訪者の誘導(交通誘導員)
・ウォーキング者の安全確保(交通誘導員)
(3)広報費
来訪者への情報提供パンフレット等の作成
300千円
・社会実験の事前周知(パンフ作成、主要観光箇所、山陰道SA等配布)
・当日、シャトルバスルート・イベント等のパンフを作成し、シャトルバスの利用を促進する。

(4)バスチャーター費
シャトルバスのチャーター費用
0千円 ⇒ 300千円
・悪天候等によりシャトルバスが赤字となった場合、バス事業者へ協議会から赤字補填を行うため、見積額の全額を準備しておく必要がある。
・県と3町により、増額分を含めて予算按分を行うことによる県の負担金。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成26年度
・平成26年9月8日に鳥取県は、3町長(大山町、伯耆町、江府町)連盟による「社会実験事前調査協力依頼文書」を受ける。
・平成26年11月上旬に鳥取県は、平成27年度の社会実験(パーク &バスライドin大山)に向け、現状把握のため調査を実施。
・平成26年11月下旬に鳥取県は、11月上旬の調査結果から社会実験モデルの検討を実施。
・平成26年12月上旬には、関係機関(鳥取県、3町、警察、交通事業関係者、観光関係者)で検討会議を実施。
・平成26年12月下旬に3町長は、鳥取県へ「平成27年度社会実験 実施協力依頼文書」を受ける。
・平成27年7月7日 「大山環状道路自動車利用適正化協議会」を発足
・平成27年10月31日 社会実験の実施予定

これまでの取組に対する評価


財政課処理欄


 追加調査についてはこれまでの調査結果を活用するなどして、当初予算の範囲内で実施してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 5,700 0 0 0 0 0 0 0 5,700
要求額 2,000 0 0 0 0 0 0 0 2,000

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 300 0 0 0 0 0 0 0 300
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0