■成年期の競技力向上対策 33,150千円(39,271千円) |
(1)県外優秀選手支援事業(新規) 2,400千円(0千円)
県外から鳥取県へ入学、就職する優秀選手に対して、競技面に集中できる環境づくりの支援を行い、競技力向上を図る。
・住宅手当相当額を補助(但し、上限40千円)
・@40千円×12ヶ月×5人=2,400,000円
[背景]
県外から入学や就職する選手は、所属先に充分な寮制度がないため、指導を受ける監督・コーチの私宅や賃他住宅等に入居している。そのため、選手やその家族には経済負担を強いられる状況にある。
また、他県では県外からの受け入れ体制の整っている学校・企業があり、県内の優秀選手が流出している現状がある。
(2)大学運動部指定強化 600千円(600千円)
大学等の運動部を強化指定し、活動経費について助成を行い、高校生から成年への競技力向上の移行を図る。
[H26実績] ※H27継続予定
・鳥取大学(ボート、弓道、ソフトテニス)
・鳥取短期大学(ソフトボール)
・鳥取環境大学(陸上競技部)
・米子工業高専門学校(ヨット部)
(3)社会人等選手指定強化(名称変更)
国体やインターハイ等の全国大会で特に優秀な成績が期待される社会人選手を指定し、県内外の強化合宿等に要する経費を補助して集中的な強化を図る。
(「特別ジュニア選手指定強化」の成年カテゴリー事業)
・166人(22競技)
(4)国体成年団体競技強化 4,019千円(7,333千円)
県内社会人クラブチームの活動費(遠征費、会場使用料等)を支援することにより、団体競技の競技力向上を図る。
(ア)成年団体競技強化 1,519千円(833千円)
・2競技(アイスホッケー・ホッケー)
(イ)クラブチーム設立支援事業 2,500千円(6,500千円)
・1競技(バドミントン)※H27は最終年度(3年目)
[H26実績]
・2競技(バドミントン・軟式野球)
※軟式野球は、再建の見込みが立たず支援打ち切り
(5)優秀選手確保 3,098千円(3,098千円)
成年期の競技力向上のために、県内外の優秀選手を雇用する企業等に補助をする。
■特別指定競技強化 22,454千円(22,219千円) |
国体において高配点の団体競技や過去に30点以上獲得実績のある競技などをお家芸競技として指定し、集中的な強化事業を展開することによって競技力向上を図る。
・高配点競技:サッカー、ホッケー、軟式野球、ソフトテニス、ソフトボール
・お家芸競技:セーリング、ウェイトリフティング、カヌー
(1)医・科学サポート 5,380千円(3,222千円)
筋力トレーニング等の充実、医事・栄養指導を含めたマルチサポート体制整備を実施し、競技力向上を図る。
また、更なる競技力向上を図るために、科学的な体力・技術分析により、効果的なトレーニング実践を支援する。
・スポーツ医科学センター検討委員会(整備計画の策定)
・県外スポーツ科学センター等へ競技団体等を派遣
(2)国体等強化備品整備 62,381千円(76,230千円)
H25に作成した整備計画により、競技団体が必要とする備品を計画的に整備を行う。
[H27整備予定]
セーリング | 救助指導艇、470級艇、ウインドサーフィン級艇 |
カヌー | カタマランボート、浮桟橋フロッキ |
陸上 | 棒高跳マット、スピリットポール |
自転車 | トラックレーサー、ディスクホイール |
ボート | エルゴメーター、舵手無しペアボート、ナックルフォア |
(ボート:ナックルフォア)
・パラリンピック等の障がい者スポーツ大会へ向けた選手育成の為に導入艇として整備を希望。(安定性が高く障がい者にも乗りやすい)
・競技人口拡大を目指す体験会や初心者向け使用艇として整備。
[緊急整備]
(柔道:畳)
・H12の開館時の畳が耐用年数(10年)を超えて、消耗してきたため更新するもの。
・全面を単年度で交換することは困難なことから3カ年計画で実施。
・H27は中国ブロック大会の会場となるため、競技運営上最低限必要な部分を整備。
(3)強化練習用消耗品等対策 16,243千円(16,134千円)
大会参加や強化合宿・練習の実施に必要な競技特性を考慮した消耗品費等を支援する。
・運搬費(ボート等)、作曲料(新体操)、使用料(スケートリンク)
(4)安全管理対策 1,799千円(1,799千円)
国体候補選手のスポーツ安全保険への加入補助
(5)強化推進 2,276千円(980千円)
競技団体との連絡・調整・指導等
・国体時に各競技会場に横断幕を設置するために40競技分を新調
■委託事業人件費 18,724千円(18,171千円) |
競技力向上対策事業を委託執行するための3名の人件費