1 事業概要
昭和48年の開所から40年以上経過し、老朽化している教育センターの施設整備について検討を進めるとともに、並行してセンター機能の在り方について検討する。
2 現状における主な問題点
(1)教育委員会事務局各課及び他部局との連携強化等
・小中学校課、高等学校課、特別支援教育課、教育局等との業務連携・整理
・人材開発センター、福祉保健部等との業務整理・連携
(2)築後40年経過に伴う建物の老朽化等
・建物、設備(機器)の経年劣化
・各部屋が細かく仕切られており、今のニーズにあった構造となっていない。
・冷暖房未整備の研修室等は通年の利用不可
・ICT関連機器の収納部屋への雨水の浸入
(3)利用者の利便性
・教職員研修、教育相談等、他地区からの来所が不便
・全県から受講生が集まる研修等について、中部開催の要望
→現在は多数の研修を中部で開催
・教育相談機能は中部地区(特に郡部)が弱い
(4)駐車場不足
・研修生の数だけ駐車場の確保ができない研修あり
→現在の駐車スペース約90台
(5)現施設では実施できない研修
・体育、技術等
3 経過
昭和48年4月1日 鳥取県教育研修センター開所
昭和50年3月27日 情報処理教育棟(現情報教育棟)竣工
昭和57年3月10日 特殊教育棟(現教育相談棟)竣工
平成17年10月1日 旧赤碕高校校舎を一部暫定利用し研修開始
平成23年3月31日 旧赤碕高校校舎の一部利用終了
平成24年3月31日 本館、教育相談棟の冷暖房設備の更新
平成25年4月25日 教育センター敷地(旧テニスコート)を財源確保推進課に所管替
4 事業内容
(1)教育センター機能の在り方検討
・設置理念や基本的機能
・事務局内及び他部局との業務整理・連携
(2)教育センター機能に見合った施設整備等の検討
・整備の方法、規模(改修・移転等)
・整備の場所
(3)検討の進め方
・各県照会及び先進地視察
・関係課とのPT
・先進地から講師を招聘し意見交換
・研修等実施協議会(附属機関)での審議
5 事業費の内訳
(1)先進地視察経費
280千円
(2)PT・意見交換等経費
408千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【新規事業】
1 各県の取組状況調査
・ホームページによる状況調査
・先進地視察
・協議会等での意見交換
2 旧河北中学校の跡地利用計画(平成25年度財源確保推進課照会) に選択肢の一つとして回答
これまでの取組に対する評価
・きちんとした方向性を出すための専門的に第三者的な視点が不十分であった。