現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 教育委員会の長期宿泊体験学習モデル事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:社会教育費 目:青少年社会教育施設費
事業名:

長期宿泊体験学習モデル事業

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教育委員会 社会教育課 生涯学習推進担当  

電話番号:0857-26-7519  E-mail:shakaikyouiku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 1,949千円 2,330千円 4,279千円 0.3人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 2,001千円 2,330千円 4,331千円 0.3人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 1,864千円 1,548千円 3,412千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:2,001千円  (前年度予算額 1,864千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:1,949千円

事業内容

1 概要

教育課程に組み込む事が可能な、長期宿泊(4泊5日)を伴う自然体験プログラムをモデル校指定して実施し、その成果等(自然体験活動と授業時間確保の両立等)を検証し、より効果的な体験学習プログラムの開発を行う。



    対象
    小学校高学年
    (東・中・西部で1校・1学年をモデル指定)
    船上山少年自然の家…東部・中部
    大山青年の家     …西部
    人数
    60人(1学年全部・各施設ごと)
    助成対象
    バス賃借料、教材費、保険料等
    食費及びシーツ代(要保護・準要保護児童分)
    謝金・旅費(ボランティア・救護スタッフ等)
    これまでの宿泊体験学習との違い
    (1)1泊2日→4泊5日

    (2)教育課程に組み込む事のできる体験活動を実施する

    (3)国語・算数などの授業も行う

2 背景

・いじめや不登校、学級崩壊などの原因の一つとして、人間関係の希薄さが言われている。
・集団宿泊体験を行う事により、協調性・自主性の育成、良好な仲間づくり等の効果が期待できる。
【長期宿泊体験学習の効果】
・コミュニケーション能力の向上
  2泊3日実施71.0%→3泊4日実施78.7%(7.7%アップ)
・自主性、自立心の向上
  2泊3日実施54.3%→3泊4日実施61.9%(7.6%アップ)
      (効果に肯定的な回答の割合…平成21年度文科省調査)
・協調性、自律性、積極性、コミュニケーション能力等の向上
  全項目平均値 実施前→実施後 0.14アップ
    (5点満点による保護者意識調査…平成24年度広島県調査)
・学習指導要領の中でも5日間程度の集団宿泊体験の実施が望ましいとされている。

3 現状

・現在、船上山少年自然の家・大山青年の家を利用して集団宿泊体験活動を行っている小学校は、多くが1泊2日の利用にとどまっている。(実施130校のうち1泊2日が82%、2泊3日以上18%)
・その理由として、下記のネックが上げられる。
  ○授業時間数の確保
  ○長期引率する教員の負担感
  ○教員が長期間学校を不在にする事による学校管理の問題

・平成26年度事業実施したところ、参加児童の事前事後の心の変容に効果がみられた。
【参加者アンケートの結果(抜粋)】 (5段階評価:IKR評定による回答)
項目
事前
事業実施後
先を見通して自分で計画が立てられる(視野・判断)
3.7
4.2
人のために何かしてあげるのが好きだ(思いやり)
4.1
4.5

積極性、明朗性、視野・判断、交友・協調、自然への関心、思いやり 等の項目で特に変化が見られた。

4 県が実施する理由

・上記のネックを解消するために、県立青少年社会教育施設を利用したモデル事業を実施し、長期宿泊体験学習プログラムを開発することにより、市町村でのスムーズな事業実施につなげることが出来る。
・県立青少年社会教育施設のように、指導職員のいる施設を利用する事で、教員の負担感の軽減ができる。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成26年度は東部・中部・西部で1校ずつ実施した。
施設と、実施校で事前に綿密な打ち合わせを行い、実施校のニーズに応える体験プログラムを実施した。

これまでの取組に対する評価

児童・保護者に事前・事後アンケートを行い、「生きる力」の変容が見て取れた。
実施の形態に応じたプログラムを行うことができ、今後の実施に役立つ内容となった。

財政課処理欄


 金額を精査しました。なお、長期宿泊を伴う体験学習プログラムの開発にあたっては、引率教員が主体で実施できる体験プログラムとしてください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,864 0 0 0 0 0 0 0 1,864
要求額 2,001 0 0 0 0 0 0 0 2,001

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 1,949 0 0 0 0 0 0 0 1,949
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0