事業名:
郷土情報発信事業
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教育委員会 図書館 郷土資料課
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
27年度当初予算額 |
6,760千円 |
23,295千円 |
30,055千円 |
3.0人 |
1.0人 |
0.0人 |
27年度当初予算要求額 |
6,760千円 |
23,295千円 |
30,055千円 |
3.0人 |
1.0人 |
0.0人 |
26年度当初予算額 |
12,356千円 |
23,217千円 |
35,573千円 |
3.0人 |
1.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:6,760千円 (前年度予算額 12,356千円) 財源:財産収入、単県
一般事業査定:計上 計上額:6,760千円
事業内容
1 事業概要
・すぐれた郷土資料(地域資料)の収集・保存を進め、後世へ伝えるとともに、郷土資料の普及・啓発を行い、さらに、それらの資料の利用促進を図るため、郷土関係資料のデータベース化を推進する。
・鳥取県出身の文学者及び鳥取県を舞台にした優れた文学作品を魅力的に発信する。平成27年度は大江賢次生誕110周年を迎え、関係機関と協力連携した発信を行う。また、戦後70年の節目の年でもあり、県や市町村の事業とタイアップした発信を行う。
・市町村や学校図書館と連携し郷土情報の県民への発信を図る。
2 経緯
平成17年3月 『郷土出身文学者シリーズ 第1巻 尾崎放哉』刊行
平成25年7月 「ふるさと鳥取コーナー」設置
(文学、人物、情報、まんがの4つのコーナーで構成)
平成26年3月 『まんがで読む鳥取県 郷土が生んだ文学者たち』刊行
平成26年7月 「郷土学習ガイド」ホームページ掲載
3 現状及び問題点
<現状>
・鳥取県出身の文学者についての研究は、県内外の研究者や地域住民の手で進められているが、その活動及び文学者自身が十分県民に知られているとはいえない。
<課題>
・文学者を含む郷土に関する知識・情報を、次世代を担う子どもたちに伝えていくことが必要であるが、それには持続的な活動が必要である。
・郷土に関する資料のなかには散逸の危機に直面しているものもあり、それらの資料を収集・整理・保存し、情報発信を行なうことは、緊急かつ重要な任務と考えている。
4 事業の詳細
(1)ふるさとの歴史再発見事業
郷土資料の普及・啓発、情報発信を行う。
・戦後70年資料展
・郷土文化講演会
・鳥取県に伝わる昔話を聞く会(毎月開催)
・郷土関係資料普及展
「糸賀一雄」、「尾崎翠」、「まんが王国とっとり」、「水木しげる」、「鳥取大火」、「鳥取地震」などをテーマとした展示を市町村立図書館、学校図書館と連携して開催する。
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(2)郷土文学者情報の発信
郷土文学者関係の資料収集を行い、情報発信する。
・小冊子 『郷土出身文学者シリーズ 大江賢次』の刊行
大江賢次(伯耆町出身、小説家。1905-1987)
代表作には、映画化された『絶唱』、自伝小説『アゴ伝』等
・郷土文学者関係資料の調査、資料収集
・寄贈資料の整理、目録作成、複本作成
・その他、関係機関とのタイアップ
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(3)「文字・活字文化の日」記念事業
「文字・活字文化の日」を記念した関連の普及事業を行なう。
・「文字・活字文化の日」記念講演会
平成27年の地方出版文化功労賞受賞者の記念講演会(ブックインとっとり共催)
・資料展「鳥取ゆかりの文学散歩」
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(4)地域資料データベース等サービス事業
・地元新聞の記事データベース検索サービスの提供
・県内研究機関等発行の研究誌の内容検索サービスの提供
自館でデータ入力し、論文単位での検索を可能とする。
・マイクロフィルム化事業(26年度終了)
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5 所要経費内訳
(千円)
事業内容 | 所要経費 |
ふるさとの歴史再発見事業 | (1,564)
1,454 |
郷土文学者情報発信事業 | (5,175)
3,741 |
「文字・活字文化の日」記念事業 | (235)
235 |
地域資料データベース等サービス事業 | (5,382)
1,330 |
合計 | (12,356)
6,760 |
6 期待される効果
貴重な郷土資料及び県出身者の偉業を後世に伝えるため、資料の収集・保存を行う。
戦後70年経過し、また全国的に著名な郷土出身者が生誕110年という節目の年を迎える機会を大いに活用し、県民にふるさとのことを伝え、愛着心を高める。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<政策目標>
○図書館機能の充実
『県民に役立ち地域に貢献する図書館』を目指し、「仕事と生活に役立つ図書館」「人の成長・学びを支える図書館」「地域文化を育む図書館」としての機能を充実します。
<取組状況>
・平成25年7月に、郷土資料室をリニューアルし「ふるさと鳥取コーナー」を設置した。夏休み期間には特別資料展示室で「ふるさと情報展」を行い、また時機に応じたテーマでミニ展示を行い、郷土への関心を高めるよう努めた。
・郷土文化講演会、郷土人物顕彰資料展示の実施
・郷土文学者についての研究成果を県民等に発信する冊子「郷土文学者シリーズ」の刊行
平成16年度 尾崎放哉
17年度 生田春月
18年度 田中寒楼
19年度 河本緑石
20年度 伊良子清白
21年度 生田長江
22年度 尾崎翠
23年度 池田亀鑑
24年度 阪本四方太
25年度 マンガ小冊子(放哉・翠・緑石・長江、小学生向け)
26年度 鳥取ゆかりの文学散歩
・文字・活字文化の日記念事業(記念講演会)
・地域資料データベースの提供、インターネットを活用した情報発信に努めている。
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
・着実な資料収集を行い、郷土の先人や歴史に関する情報発掘に努めるとともに、その成果を死蔵することなく県民に還元するため、各種展示や冊子の刊行等による情報発信に努めている。
・全国障がい者芸術・文化祭とっとり大会が行われる年に「障がい福祉の父」といわれる糸賀一雄生誕百周年記念展を開催し、尾崎放哉生誕130周年記念事業として館内で資料展示するするなど、県の事業とタイアップした企画での情報発信を行っている。
<改善点>
・平成25年7月に開設した「ふるさと鳥取コーナー」では、特定の人物やテーマについての資料がまとまって配架されているので、より探しやすくなったと利用者にも好評である。
・「県民の日」や「防災」等をテーマとしたミニ展示を通路ギャラリーを活用して時機に応じて開催し、県の事業の周知啓発に努めるとともに、楽しめるスペース作りに努めている。
工程表との関連
関連する政策内容
施策1−(3) 生涯学習の環境整備と活動支援
関連する政策目標
D図書館機能の充実
財政課処理欄
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
12,356 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
212 |
10 |
12,134 |
要求額 |
6,760 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
233 |
10 |
6,517 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
6,760 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
233 |
10 |
6,517 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |