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平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:社会教育費 目:青少年社会教育施設費
事業名:

大山青年の家運営費

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教育委員会 社会教育課 大山青年の家  

電話番号:0859-53-8030  E-mail:shakaikyouiku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 35,432千円 24,848千円 60,280千円 3.2人 3.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 36,295千円 24,848千円 61,143千円 3.2人 3.0人 0.0人
26年度当初予算額 36,457千円 24,765千円 61,222千円 3.2人 3.0人 0.0人

事業費

要求額:36,295千円  (前年度予算額 36,457千円)  財源:使用料、諸収入、単県 

一般事業査定:計上   計上額:35,432千円

事業内容

1 概要説明

「大山」の自然に親しみ、自然の中での集団宿泊学習等体験活動を通じて青少年の健全な育成を図る。


    ○施設の利用状況(25年度)
     ・年間利用者数 34,428人(うち宿泊21,545人)
       (小中学校63%、高校7%、大学5%、青年1%、一般24%)
     ・年間利用団体数 407団体
       (西部地区67%、東・中部地区11%、県外22%)

    ○人気のある活動メニュー
      野外炊事、研修、カヌー、オリエンテーリング、キャンプファイヤー、レクリエーション、そり遊び・雪遊び、自然観察、クラフ ト、スキー、スポーツ等

2 要求額

                               (単位:千円)
 
要求額
財源内訳
諸収入
使用料
一般財源
(36,457)
36,295
(965)
1,087
(2,032)
2,047
(33,460)
33,161

3 要求額の内容

(単位:千円)
項目
   要求額
 施設管理費
  (27,754)
   27,627
 人件費
  ・報酬、共済費、費用弁償、普通旅費
   (7,828)
    7,815
 【臨時】備品購入費
     (972)
      853
 

4 背景

○青少年社会教育施設は、自然を生かした体験活動や集団宿泊体験学習を通して、生きる力や仲間づくりの大切さを学ぶ「教育機関」であり、第二の学校である。
○施設の専門指導員は、小中学校の教員を配置している。
体験活動のノウハウ、仲間づくりや子どもを引き付ける指導力の向上だけでなく、社会教育を学ぶことにより学校と地域との連携の役割が担える人材の育成に繋がる。
○教育支援センターと連携した不登校生徒の受入支援や要保護家庭支援など、体験活動等を通した様々な教育課題への解決に向けた取組が必要である。
○平成24年度事業棚卸しにおいて「改善継続」と評価され、平成25年度運営委員会で検討した結果、県直営での運営と結論づけられた。

5 平成25年度運営委員会のとりまとめ意見

平成24年度の事業棚卸しの内容を踏まえて、平成25年度運営委員会で検討した結果、「学校教育と密接に連携した青少年社会教育施設として、運営委員会等の意見を聞きながら県直営で運営」とし、以下のことをまとめた。
 ○学校教育との連携強化
  ・今日的課題に対応した活動プログラムの実施
  ・学習指導要領に準拠した自然体験プログラムの検討
  ・教員の人材活用
  ・学生ボランティアの受け入れを通じた指導者養成
 ○企業、各種団体、NPO、市町村等との連携強化
  ・可能な事業は外部委託を実施
 ○運営委員会の常設化
  ・外部委員による施設運営上の諸課題の継続的検討

6 今後の予定

今年度、施設の機能や運営主体のあり方、必要性、、効果などについて、一般県民や学校関係者にアンケートを実施し、あわせて運営委員会(年4回)で継続して検討し、施設のあり方について年度内に方向性を決定する。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況


(1)活動プログラムの充実
  ・大山の豊かな自然を生かした特色ある体験活動の提供
   (カヌー、スキー、キャンプ、オリエンテーリング他)
  ・ねらいを明確にした活動プログラムの作成と提供
   (初めての冒険、防災キャンプ、長期宿泊体験他)
  ・あらゆる年代の利用促進に対応したプログラムの開発
   
(2)生涯学習実践の場としてのあらゆる年代の利用促進
  ・幼児、高齢者の利用促進
   (保育園、公民館教室等への広報)
  ・自然体験活動のリーダー養成と学習ボランティアの奨励
   (自然体験実践道場、在学青年交歓の集い)
  ・HP等による広報活動の推進
   (ニーズにあった情報提供)

(3)関係機関等との連携強化
  ・民間施設とも連携して活動を推進
   (バス所有の施設との連携、春・秋祭りのコーナー委託等)
  ・公共関係機関と連携し、使いやすい社会教育施設としての役割
   (市町村教育委員会tの共催事業、教育支援センター等との連携)

<現時点での達成度>
・26年度上半期現在の利用者数及び利用団体数
  利用者数…24,843人(昨年同期23,578人)
  利用団体数…257団体(昨年同期239団体)
・利用目標達成度 ・・・ 達成54%  ぼぼ達成44%
・活動内容満足度 ・・・ 満足79%  まあまあ満足19%
  
  




これまでの取組に対する評価


・「防災キャンプ」を実施し、参加者に防災意識を高めることができた。
・長期宿泊体験学習の実施により、「生きる力」を養うことができた。
その成果を学校に対して情報発信していく必要がある。
・公民館活動の一環として高齢者が所内の自然植物を利用した調理を行い、利用促進を図った。
・HPを活用して情報提供に力を入れているが、2泊以上を伴う主催事業を行う場合は、参加者の活動状況などをHPに掲載することとした。
・各地区の教育支援センターと連携して不登校児童生徒の活動場所として提供しているが、そうした利用法を情報発信していく必要がある。
・生活保護受給家庭や一人親家庭の支援活動の場所として提供した。また、親子ふれあいお泊まり会を企画中である。

<参加者の主な意見・感想>
・カヌーはなかなかできる体験でないので、すごく楽しかった。
・生活面において規律を守って活動することができて良かった。
・学校生活では経験できない行動、活動に対してどう指導すべきか研修できた。
・普段の学校生活では得ることのできない体験指導の大切さを感じた。
・未経験である野外炊事を生徒達が力を合わせて行い、一つのものを完成させるという大変有意義なものであった。
・野外炊事を通じて一人一人の役割を意識することができた。
・野外炊事を協力して行うことができ達成感を得ることができた。
・薪割りや火おこしなど普段できない経験をすることで、誰もが協力して働くことの大切さをしることができた。
・自分でもできる自信に繋がった体験ができた。
・アイス作り体験での子ども達の歓声と笑顔が印象的で、学級活動や地域での活動でチャレンジしたい。

<今後の改善点>
・現代的課題への対応
・専門指導員(研修)のスキルアップの方法と活用
・ボランティアの確保・育成
・体験格差の是正のための取り組み

財政課処理欄


 備品は差し迫った緊急性がないことから、今回はゼロとします。その他金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 36,457 0 2,032 0 0 0 0 963 33,462
要求額 36,295 0 2,047 0 0 0 0 1,087 33,161

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 35,432 0 2,047 0 0 0 0 1,087 32,298
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0