高度化する依頼内容に対応していくため、子ども読書アドバイザーの選書知識や読み聞かせスキルの向上や研修現場での指導実践例の情報交換のための研修会を開催する。
開催回数:3回(H26:3回)
会 場:東部、中部、西部(各1回)
内 容:新たな選書知識の習得、読み聞かせスキルの向上、各アドバイザーの指導実践例の情報共有
研修の理由:
・読書アドバイザーは、読み聞かせ経験、知識が豊富であるが、アドバイザーごとに得意分野も異なる上、家庭の事情や本業との兼ね合いによって全国的な最新事情や知識・スキルを得にくい状況
・「鳥取県子ども読書アドバイザー」として、全県的に「広く」、「正しい」指導を行うため、身近な県内を会場にした全体的な底上げ・専門知識のブラッシュアップにつながる研修が必要
その他:保護者と読み聞かせボランティアを含む一般県民への啓発やスキルアップは社会教育課、図書館職員や学校図書館職員などへの専門研修は図書館が行う。
○中・高校生の読書離れが課題となっているため、小学生の間に本に親しむ気持ちを育むことが大切
○子どもが本に親しむためには、保護者、読み聞かせボランティア等の子どもに本を手渡す大人の選書能力や読み聞かせスキルの絶え間ない向上が必要
○「広く」、「正しく」子どもたちや保護者に啓発していくために、長年読み聞かせ活動に携わり、専門的な知識や豊富な経験を持つ人材と協働で取り組む「草の根的な活動」が不可欠
○保護者研修会等の従来の方法では、子どもにとっての読書、読み聞かせの大切さをはじめとする家庭教育関連の情報が届きづらい保護者層に向けての広報の工夫が必要である。