現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 教育委員会のサイエンス教育推進事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育センター費
事業名:

サイエンス教育推進事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

教育委員会 教育センター 研修企画担当  

電話番号:0857-28-2585  E-mail:kyoikucenter@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 933千円 2,330千円 3,263千円 0.3人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 1,675千円 2,330千円 4,005千円 0.3人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 3,275千円 2,322千円 5,597千円 0.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,675千円  (前年度予算額 3,275千円)  財源:国10/10、単県 

一般事業査定:一部計上   計上額:933千円

事業内容

1 目的

(1)科学への好奇心喚起による学力の向上

    ○複数の科学実験に関する講座を実施し、子どもたちがもっている科学への興味・関心を喚起するための教員の指導力向上を図る。
    ○将来、科学の分野で活躍しようとする児童生徒を育成する。
    ○大学等と連携して催事を合同企画する。
(2)中核教員の育成と校種間・教科間のネットワークの構築
○各学校で行われる研修等を通して、教員の観察・実験の技能を磨き、資質や指導力の向上を図る必要があり、各学校の研修等で中核的な役割を果たす教員の育成を図る。
○上記の教員を核として校種間と教科間のネットワークを構築する。

  

(3)教職員研修の充実による教員の指導力の向上
○出前講座を実施し、理科の観察・実験の基礎的な指導技術を習得する。
○初任者研修や専門研修において理数教育を重点的に位置づけ、教員の指導力向上を図る。

2 現状と背景

近年実施された国際的な学力調査等(PISA調査等)において、我が国の子どもたちは、理科・数学において習得した知識や技能を実生活に活用する能力や学習に対する関心・意欲・態度に課題があることが明らかになった。このような現状を受けて、学校教育では、科学技術の基礎となる理数教育の充実が喫緊の課題となっている。
  • 本県でも、全国学力・学習状況調査の結果を見ると、小学校では、理科における平均正答率が全国平均を下回っており、一方、中学校では平均正答率が1.4ポイント上回っているものの、質問紙調査では観察・実験に関する項目でポイントが全国平均を下回るなど課題が見られる。
  • このような課題を受けて、科学的な思考力・判断力・表現力の育成をするためには、研修等を通じて教員の「仮説をもとにした計画の立案、結果の考察を含む観察・実験の指導力」の向上を図る必要がある

3 事業の概要

(1) サイエンスパーク  ≪内容≫
○鳥取環境大学、鳥取大学等の教授による出前観察・実験講座、体験活動(2名)
○県外の先進的な取組を行っている理数関係の教員等によるワークショップ(4名)
○県立博物館・県立図書館等、関係課による展示や体験活動
 ≪対象≫
  県内教職員等

 

(2)授業づくりネットワーク
 ○観察・実験指導力向上研究協議会(国の事業)
 「チャレンジ!おもしろ理科観察・実験講座」
 ・小中学校教員の理科の観察・実験の指導力の向上を図るため、研究協議会を実施
対象小中学校教員
(3年間で全小学校から各1名)
実施方法(1)一斉チャレンジ講座
   (小・中学校対象)
  ・県外講師による講義及び実習(2回)
(2)地区別授業参観チャレンジ講座
   (小・中学校対象)
  ・東・中・西部地区ごとに各1回(3日間)実施。授業参観及び研究協議
(3)地区別実習チャレンジ講座
   (小学校対象)
  ・東・中・西部地区ごとに各2回(6日間)実施。夏季・冬季に分けて実施 
実施内容(1)小中学校間の接続を考慮した理科の指導方法に関すること
(2)小中学校での観察・実験の学習
(3)観察・実験指導に関すること
(4)算数・数学と理科(特に小学校算数と中学校理科)の関係性に関すること
 
(3)研修の充実
 ○小学校理科の観察・実験理科出前講座(出かけるセンター)の実施
   ・小学校を会場として、理科の観察・実験の基本的な指導技術を習得するための研修を実施する。
   (指導主事による訪問型の研修)
    ※学校教育支援事業の出かけるセンターとして実施

  <平成26年度との変更点>
   研修内容に応じて日時等調整の上、指導主事が研修会場に出かける
   ・学校の求める研修内容に対応できるようにしていく

 ○初任者研修等への理数教育の重点的な位置づけ
   ・小学校理科の授業づくりに関する演習等を実施      

4 所要経費

所要経費(千円)
内 容
(1)サイエンスパーク
(1,472)
742
講師経費、受講者旅費等
(2)授業づくりネットワーク(国10/10)
(922)
933
理科出前講座
(881)
学校教育支援事業の出かけるセンターと統合
(3,275)
1,675

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

◆サイエンスパーク
・期日:平成26年11月22日(土)予定
・会場:鳥取県教育センター
・内容:サイエンスナビゲーター桜井進さんによる記念講演、
     鳥取環境大学小林教授によるミニ講演
     県内大学教授による観察・実験講座
     県立博物館・図書館による展示等
・参加者:教職員等(のべ100名程度)

◆観察・実験指導力向上研究協議会(国の事業)
「チャレンジ!おもしろ理科観察・実験講座」(26年度)
・講座の実施
  一斉チャレンジ講座(7月3日)
  授業参観チャレンジ講座(6月19日、10月8日、11月6日)
  実習チャレンジ講座(7月3日、6月20日、10月27日、11月13日)

◆出前講座の実施
・出前講座メニューの作成、準備(実験器具等の整備)
・出前講座(事前打ち合わせ、出前講座)

◆初任者研修等への理数教育の重点的な位置づけ
・小・中学校初任者研修に理科の授業づくりに関わる学習指導を行った。
・専門研修では、小・中・高理科において研修を実施した。

これまでの取組に対する評価

◆サイエンスパークは開催準備中

◆観察・実験指導力向上研究協議会(国の事業)
 「チャレンジ!おもしろ理科観察・実験講座」は、参加申込受付中

◆小学校理科観察・実験講座(出かけるセンター)実施中
・小学校で理科を苦手とする教員を対象とした、教科書に出てくる観察・実験の実習を中心とする講座の周知をしていくとともに、学校のニーズに応じた講座内容となるようにしていく。

工程表との関連

関連する政策内容

学力向上の推進

関連する政策目標

科学やものづくりの楽しさを知る機会の充実

財政課処理欄


 とっとりサイエンスワールドや子ども科学教室が定着し、多くの集客を集めていること、本事業を2年間実施し、ある程度の成果が見られたことから、サイエンスパークの平成27年度の開催は見送ります。理科が実施される平成27年度の学力テストの結果に基づき、必要な事業等については平成28年度に向けて検討してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 3,275 720 0 0 0 0 0 0 2,555
要求額 1,675 720 0 0 0 0 0 0 955

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 933 720 0 0 0 0 0 0 213
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0