1 事業概要
平成28年度全国高等学校総合体育大会のホッケー競技のメイン会場として予定している県立八頭高等学校ホッケー場を整備するため、人工芝張替工事を行う。
2 事業内容
既設人工芝撤去及び処分、人工芝敷設工事
・工事請負費 186,884千円【債務負担行為済み】
(公社)日本ホッケー協会公認取得試験費
・委託料 624千円
(公社)日本ホッケー協会公認取得費
・役務費 250千円
代替施設使用料等
・使用料及び賃借料 144千円
3 経緯、課題
○平成15年の整備以来10年が経過して劣化しており、人工芝のカスがシューズに付着し競技者が滑って転倒するほか、部分によって劣化の度合いが異なってボールのバウンドが不規則になるなどの支障を来たしている。また、既に日本ホッケー協会の規定するプレイフィールド公認規格の基準を一部満たしていない。
メーカー聞き取りした結果、他施設の実績で8〜10年経過後に劣化が急速に進む傾向にあることから、平成28年度全国高等学校総合体育大会開催時には、整備後13年経過することとなり競技の質や安全性が懸念される。
○(公社)日本ホッケー協会公認取得については、全国高等学校総合体育大会は全国高等学校選手権大会を兼ねているため、準決勝以降の試合では、JHA公認プレイフィールドで行わなければならない。
4 期待される効果
○ロンドンオリンピックにさくらジャパンの一員として出場した佐藤選手、大家選手は、当競技場が人工芝に整備されてから育った選手であり、練習環境の改善によって一層の競技力向上を図り、今後も世界に羽ばたく選手の輩出が期待される。
○学校体育施設開放事業により当競技場を児童、生徒から一般の方まで開放しており、地域のスポーツ活動の振興が図られる。
5 スケジュール
6 その他
スポーツ振興くじ助成金交付事業の活用(独立行政法人日本スポーツ振興センター実施)
【交付申請期間】…事業年度の前年度の12月〜1月
【申請要件】…予算が計上されている又は確実に計上されること
【助成対象経費上限額】…40,000千円
【助成率】…3/4
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成15年度に県立八頭高等学校に人工芝のホッケー場を整備した。
これまでの取組に対する評価
・人工芝の整備により、練習環境が整った。
・人工芝を更新し、平成28年度全国高等学校総合体育ホッケー競技のメイン会場として使用するとともに、競技力向上と地域スポーツ振興を図る。