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平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育振興費
事業名:

未来につなぐ高校生活支援事業

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教育委員会 高等学校課 指導担当  

電話番号:0857-26-7916  E-mail:koutougakkou@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 11,211千円 10,095千円 21,306千円 1.3人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 11,211千円 10,095千円 21,306千円 1.3人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 11,262千円 10,061千円 21,323千円 1.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:11,211千円  (前年度予算額 11,262千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:11,211千円

事業内容

1 事業の目的・概要

 未来を担う高校生の学校生活を支援するため、以下の取組を行う。


    <とっとり夢プロジェクト>
    ○創造力とチャレンジ精神を持った高校生が、自由な発想で主体的な企画・活動を支援する。
    ○高校生が自らの自主性や個性を伸ばし、さらには学校や地域の活性化につなげる。

    <いじめ問題支援事業>
    ○学校でのいじめや不登校が全国的に問題になっており、初期段階でその兆候を見つける「未然防止」及び「早期発見・早期対応」が求められている。そのために、心理検査の実施により、学校内での人間関係を客観的に把握し、生徒への適切な対応を図る。

    <高校生マナーアップ推進事業>
    ○高校生の社会の一員としての望ましい在り方・生き方の自覚を高め、高校生の規範意識の向上を図るため、大人が手本となり県民全体で高校生を見守り育てる運動を展開する。

2 事業の内容

単位:千円
区分
要求額
(前年度)
内容
とっとり夢プロジェクト
(2,000)
2,000
(1)応募資格
    県内の高等学校、特別支援学校高等部及び高等専門学校(1〜3年次)に在籍している個人又はグループ
(2)活動内容
     他の生徒の模範や励みになるとともに、学校の活性化等に資するもの、学年・学校・校種等の枠を超えた創意工夫にあふれるもの
    (例)科学者との共同研究、ギネス記録への挑戦、中山間地の森林を守る環境保全活動 等
(3)支援対象となる企画数
    2企画程度(1企画あたり100万円を限度に支援)
(4)書類及びプレゼンテーションより選考
いじめ問題支援事業
(9,162)
9,111
(1)心理検査(hyper−QU)を活用した生徒の状況把握
    全県立高校で年2回実施
    実施対象:全日制1〜2年生、定時制1〜3年生
(2)教職員研修の実施
高校生マナーアップ推進事業
(100)
100
(1)JR駅周辺及び各高等学校校門付近における、あいさつ運動・マナーアップ呼びかけ
<あいさつ運動、服装指導>
(2)通学列車乗車による乗車マナー指導
<床への座り込み、荷物の置き方等、列車内での振る舞いについて指導>
(3)各高等学校近辺及び主な通学路における自転車乗車指導
<イヤホン着用、並進、斜め横断等を重点的に指導>
合計
(11,262)
11,211

3 事業の現状

<とっとり夢プロジェクト>
平成26年度は3企画の応募があり、すべて採択され、現在活動中。

○「智頭宿格子プロジェクト」(智頭農林高校)
 智頭宿の格子を復元し、智頭宿の景観を良くすることを目的にした企画。智頭町の百人委員会と連携し、現在残っている格子を参考に、その伝統技術を地元の職人から学び、さらに高校生の視点から、より機能性を持たせた格子を作成し、完成した格子は希望する家庭に設置する。
○「手話パフォーマンス甲子園参加の取組」(鳥取湖陵高校)
 平成26年11月開催の手話パフォーマンス甲子園出場に向けて、校内の各科や部活動の特色を生かした制作活動や創作活動を行い、学校が一丸となってこの大会の開催を盛り上げることを目的にした企画。電子機械科による自動演奏楽器製作、人間環境科による衣装製作、ボランティア部・ダンス同好会による創作手話ダンスを行う。
○「もっと、絵をうまくなってまんが王国とっとりの高校生を全国にPRしたいプロジェクト」(米子高校)
 鳥取県(西部地区)の漫画好きの「まんが王国とっとりの高校生」を全国にPRするとともに、「まんが王国とっとり」を盛り上げることを目的にした企画。画力の向上のため定期的に講師を迎えワークショップを開催し、オフセット印刷による自作の漫画冊子を作成。近畿高等学校総合文化祭やコミケ等各種イベントで配布する。

<いじめ問題支援事業>
(1)hyper−QU検査
 全国的にいじめへの学校の対応等が問題となり、高校においてもいじめを早期発見し、対応することが求められていることから、学校内での人間関係を客観的に把握し、生徒への適切な対応を図るため、平成24年度から心理検査(hyper−QU)を年2回実施(※平成24年度は補正のため1回)
    対象:全日制1・2年生、定時制1〜3年生
    【全日制3年生を対象外とする理由】
    ・進路に向かう時期であり、いじめの発生や不登校は少ないと思われるため
    【2回実施する理由】
    ・新しい人間関係ができつつある5〜6月に1回目を実施し、配慮等が必要な生徒への支援を行い、10〜11月頃に2回目を実施することで指導の経過を見たり、新たな支援について検討するため
(2)hyper−QU活用研修会
  平成26年度:8月11日(月)倉吉体育文化会館にて開催
 ・環太平洋大学教授 住本克彦 氏を講師として招聘
  ※12月下旬に第2回目を予定

<高校生マナーアップ推進事業>
 登下校途中の列車内や自転車運転時における一部の高校生のマナーや、服装に対する苦情が寄せられている。
 特に、自転車については、並進・斜め横断等の交通ルールを守らない生徒があり、非常に危険であるため、生徒には自分の身を守るとともに歩行者等交通弱者を守るという意識を持たせることが必要である。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<とっとり夢プロジェクト>※平成26年度から
平成26年度は3企画の応募があり、すべて採択。
(1)「智頭宿格子プロジェクト」(智頭農林高校)
 智頭宿の格子を復元し、智頭宿の景観を良くすることを目的にした企画。
(2)「手話パフォーマンス甲子園参加の取組」(鳥取湖陵高校)
 11月開催の手話パフォーマンス甲子園出場に向けて、校内の各科や部活動の特色を生かした制作活動や創作活動を行い、学校が一丸となってこの大会の開催を盛り上げることを目的にした企画。
(3)もっと、絵をうまくなってまんが王国とっとりの高校生を全国にPRしたいプロジェクト」(米子高校)
 鳥取県(西部地区)の漫画好きの「まんが王国とっとりの高校生」を全国にPRするとともに、「まんが王国とっとり」を盛り上げることを目的にした企画。
<いじめ問題支援事業>
(1)hyper−QU検査
 全国的にいじめへの学校の対応等が問題となり、高校においてもいじめを早期発見し、対応することが求められていることから、学校内での人間関係を客観的に把握し、生徒への適切な対応を図るため、平成24年度9月補正予算で1回分のhyper-QUの経費が措置された。 対象:全日制1・2年生、定時制1〜3年生
(2)hyper−QU活用研修会
 平成24年度:3地区ごとに小中学校課、特別支援教育課と合同開催
 ・東部:12月10日(月)県教育センター
 ・中部:11月15日(木)中部総合事務所
 ・西部:11月 1日(木)県立武道館
 ・日本教育カウンセラー協会事務局 北條博幸 氏を講師として招聘
 平成25年度:8月8日(木)伯耆しあわせの郷にて開催
 ・環太平洋大学教授 住本克彦 氏を講師として招聘
 平成26年度:8月11日(月)倉吉体育文化会館にて開催
 ・環太平洋大学教授 住本克彦 氏を講師として招聘
  ※12月下旬に第2回目を予定

<高校生マナーアップ推進事業>
 4月、9月の各期間中に延べ約5千人参加(鳥取県教育委員会・鳥取県・鳥取県警察本部・西日本旅客鉄道株式会社米子支社・国土交通省中国運輸局鳥取運輸支局・若桜鉄道株式会社の職員、青少年育成鳥取県民会議等青少年の健全育成に係る団体構成員、各高等学校・県立特別支援学校・鳥取大学附属特別支援学校の教職員、生徒、保護者等)
 主な活動
 ○JR駅周辺及び各高等学校校門付近における、あいさつ運動・マナーアップ呼びかけ(あいさつ運動、服装指導)
 ○通学列車乗車による乗車マナー指導(床への座り込み、荷物の置き方等、列車内での振る舞いについて指導)
 ○各高等学校近辺及び主な通学路における自転車乗車指導(イヤホン着用、並進、斜め横断等を重点的に指導)

これまでの取組に対する評価

<とっとり夢プロジェクト>
・いずれの企画も自由で創造的であり、高校生の夢を実現する意欲や個性・創造力の伸長につながっている。

<いじめ問題支援事業>
 研修会に参加した教職員が研修内容を校内でひろめ、生徒への何気ない声かけや面接 回数が増えてきている。また、担任以外の教職員も検査結果を活用しようとする積極的な姿勢も増えている

<高校生マナーアップ推進事業>
 参加者からの意見
 ・高校生の公共マナーについて、確実な向上が感じられる。
 ・運動に参加していた高校生のあいさつが、とても気持ちがよかった。大人として見習う点も多い。
 ・マナーアップ運動が定着してきたこともあり、高校生はもとより、地域住民に意識啓発の機会として受け止められてきている。運動の継続性が大切であると再認識している。
 ・PTA(保護者)・生徒会・地域団体の方々の参加を得られ、より効果的な指導である。
 ・あいさつについてはよくなってきているが、自転車マナーについては引き続き指導が必要である。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 11,262 0 0 0 0 0 0 0 11,262
要求額 11,211 0 0 0 0 0 0 0 11,211

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 11,211 0 0 0 0 0 0 0 11,211
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0