これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<交流再開後(平成23年〜)の状況>
(1)相互に視察した施設や取組
・幼稚園、小学校、中学校、高等学校
・幼児教育に関する教員研究施設
・シュタイナー教育の実践学校
・文化施設(韓国の規範教育の拠点)
・社会教育施設(博物館関係)
・学校支援ボランティア
・スクラム教育
・コミュニティ・スクール
(2)意見交換した議題
・学校教育に対する保護者の参画方法の違い
・インターネット等メディアとの接し方
・保護者の役割(家庭教育)の大切さ
・いじめ問題
・学力向上
・規則正しい生活習慣
・保護者団体の活動への参画促進策
・いじめ問題への対応
・ケータイ・インターネットへの対応
これまでの取組に対する評価
○江原道と鳥取県との教育交流事業の一環として、草の根レベルでの相互理解や良好な関係づくりに寄与している。
○江原道の学校や保護者の取組を知ることを通じて、本県の保護者の家庭教育に対する良い意識啓発となっている。
(例)子どもたちに対するインターネットの利用のさせ方
英語習得を通じた世界を視野に入れた人材育成 等
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PTAが各家庭に働きかけているノーテレビデーの取組の強化などにつながっている。
○23年度(訪韓)は江原道の幼児教育について学び、24年度(受入)では就学前段階からの家庭教育の大切さについて議論した。
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これをふまえ、25年度(訪韓)では、従来の小中高等学校に加え、はじめてこども園(幼稚園・保育園)のPTA関係者が参加するなど、交流を積み重ねていくなかで、順次拡充してきている。
○鳥取県、江原道ともに共通の課題意識があるが、子どもたちの状況や取組内容が異なるため、お互いの施策を情報交換し、それぞれの今後の取組の参考とすることができる。
○「PTA交流(保護者)」を行うことが、「児童生徒交流」等による子どもたちの国際感覚の涵養についての保護者の理解促進につながっている(学校教育で進める「国際人材の育成」への側面支援)。