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平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:社会教育費 目:文化財保護費
事業名:

伝統芸能等支援事業

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教育委員会 文化財課 文化財担当  

電話番号:0857-26-7537  E-mail:kyouikubunka@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 2,796千円 2,330千円 5,126千円 0.3人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 2,796千円 2,330千円 5,126千円 0.3人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 8,156千円 3,870千円 12,026千円 0.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:2,796千円  (前年度予算額 8,156千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:2,796千円

事業内容

1 目的

無形民俗文化財の保存伝承を図るため、保存団体の保存伝承活動への支援を行う。

2 概要

(1)民俗文化財担当者研修・民俗芸能フォーラムの開催【継続】198千円(0)

    ○民俗文化財担当者研修
     各市町村教育委員会の民俗文化財担当者を対象に、民俗文化財を保存伝承していくため、先進事例の講演及び情報・意見交換を行う。
    ・テーマ:民俗文化財の保存伝承
    ・開催時期:平成27年8月頃

    ○民俗芸能フォーラム
     民俗芸能を保存伝承していくためのよりよい方策を、事例報告や意見交換を行う中で各保存団体が共に模索し、問題解決の手がかりを探ることを目的とする。
    ・テーマ:民俗芸能の記録化
    ・開催時期:平成27年12月頃

    (2) 伝統芸能功労団体賞知事表彰の実施【継続】60千円(60)
     県や国の補助事業・助成事業(例:地域民俗芸能再生事業、伝統文化子ども教室事業)を活用するなど、子ども達をはじめとする後継者育成を熱心に行い、その成果の披露を行っている団体を表彰する。
    ・被表彰者数:1団体
    ・表彰内容:表彰状、記念品(県内の伝統工芸品)を授与
    ・表彰時期:郷土の民俗芸能大会開会式(平成27年5月)
    ・その他:被表彰団体には郷土の民俗芸能大会への出演の場、地元での報告披露の場を用意する

    (3) 中国・四国ブロック民俗芸能大会への民俗芸能団体派遣【継続】948千円(7,996)
     中国・四国ブロック各県教委が実行委員会を務める同大会に、鳥取県を代表して1団体を派遣し、民俗芸能の保存・振興・文化の交流に役立てる。
    ・大会名:第57回中国・四国ブロック民俗芸能大会
    ・主催等:第57回中国・四国ブロック民俗芸能大会実行委員会、開催教育委員会
    ・開催時期と場所:平成27年秋頃 島根県
    ・派遣団体:1団体
(4) 地域民俗芸能再生事業費補助金 【継続】1,590千円(130)
 無形民俗文化財の保護団体(国・県指定を除く)が行う後継者育成を目的とした事業を支援する。
 より使いやすくするため、補助対象を変更するとともに、市町村の随伴補助を条件とする。

補助対象
補助率
演技指導に係わる経費経費の1/3
(上限30千円)
用具の購入及び修繕に要する経費経費の1/3
(上限1,000千円)
無形民俗文化財の公開に関わる経費
【新設】
経費の1/3
(上限500千円)

3 現状と対策

○民俗文化財の位置づけ
・各地域の文化や歴史を生き生きと語ってくれるもの
・地域の紐帯・振興の核として注目されている
○伝承にあたっての主な課題
・過疎化・少子高齢化による担い手人口の減少
・無関心・無理解層の増加
→後継者の減少(確保が困難)、財政基盤の縮小化
○対策
・保存伝承について検討する場を提供
    →(1)民俗芸能フォーラム、研修会
・外部評価による保存伝承意欲向上の支援、無関心層への働きかけ
    →(2)伝統芸能功労団体賞知事表彰
    (3)中国・四国ブロック民俗芸能大会派遣
・各団体の行う後継者育成活動を支援
    →(4)地域民俗芸能再生事業費補助金
      鳥取県文化財等保存・保護事業(文化財助成費参照)
・用具整備等に利用できる補助・助成制度の活用、周知
    →(1)民俗芸能フォーラム、研修会

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

無形民俗文化財の保存伝承を図るため、保存団体の保存伝承活動への支援を行った。また、これまで実施してきた事業を振り返り、保存伝承にあたっての課題を顕在化させ、市町村教委と連携して取り組めるよう、情報収集を行った。
 ・伝統芸能功労団体賞表彰
 ・中国・四国ブロック民俗芸能大会の開催(11/23、米子コンベンションセンター)
 関連して、NPO法人と協働し、県内の伝統芸能150団体の情報を26年4月からホームページで公開し(鳥取伝統芸能アーカイブス、NPO法人運営)、その活用を図っている。

これまでの取組に対する評価

・9年ぶりに鳥取県で中国・四国ブロック民俗芸能大会を開催し、他県との比較を通じて、個々の民俗芸能の魅力を発信する機会を得ることができた。また出演団体にとっても、各県との交流を通した伝承意欲の向上を図ることができた。
・個々の民俗芸能団体の状況や課題などを把握することができてきた。一方、関連する市町村との連携体制が不十分であるため、今後より協力して取り組めるよう体制作りを行う必要がある。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 8,156 3,500 0 0 0 0 0 0 4,656
要求額 2,796 0 0 0 0 0 0 0 2,796

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 2,796 0 0 0 0 0 0 0 2,796
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0