1 概要説明
直面している今日的課題について、本施設が自主的に企画・立案し事業を行い、問題解決のための一助とする。
2 要求額の内容
大山青年の家の主催事業に要する経費
(単位:千円)
事業名 | イベント名 | 外部委託 | 要求金額 |
青年の家 体・感・祭 | ・春の親子フェスティバル
・秋祭り | ○(一部)
○(一部) | (1,068)
1,136 |
エンジョイ・スポーツ | ・親子エンジョイカヌー
・親子エンジョイスキー
・歩くスキーのつどい | ○
○ | (901)
968 |
生涯学習実践道場 | ・自然体験活動実践道場
・在学青年交歓のつどい
・生涯学習実践道場
・大山体感実践道場
・大山歴史探訪 | | (414)
657 |
はじめての冒険 | ・大山ファミリー登山
・防災キャンプ
・大山わくわく探検隊
・はじめての冒険(低学年)
・エンジョイファミリー | | (1,530)
1,483 |
合計 | | | (3,913)
4,244 |
※上段( )は前年度予算額
※ 昨年度との相違点
・「はじめての冒険(3年生)」を廃止
・「大山歴史探訪」を新設
3 目的
○地の利である「大山」の雄大な自然を生かした活動を利用者に提供することで、自然を大切にする心や自然とともに生きる心の醸成となる。
○家庭や学校で体験できないこと、規律ある行動や他人との協調を重んじた活動等を通して、心身の豊かさや自立性・協調性・コミュニケーション能力の育成に寄与する
○長期自然体験活動などの実施により、子どもの「生きる力」を培い、将来リーダーとなる人材の育成に繋がる。
4 効果
○主催事業を通して、大山青年の家の活動内容を情報発信でき、口コミによる利用者増加へ繋がる。
○参加していた子ども達が大学生等となりスタッフとして主催事業に参加し、リーダーとしての人材育成の場となっている。
○教育職員を目指す大学生にとっては、ボランティアスタッフとして指導する貴重な体験の場となっている。
○春の親子フェスティバルや秋祭りのイベントでは、一部コーナーを民間企業や団体に委託し、連携・協力体制で行っている。
5 背景
○保護者も子どもの体験活動の必要性は認識しつつも、様々な理由により家庭での体験活動が減っている中、社会教育施設としての役割は大きい。
○不登校やいじめ、ケータイやゲームによる子どもの生活の変化など喫緊の教育課題が多い中、子どもたちが体験活動等を通して学ぶことは重要である。
6 今後の方向性
○平成24年度事業棚卸しの評価結果を踏まえ、平成25年度に運営委員会で検討された意見を、今後の運営及び事業に生かしていく。 (学校教育との連携強化、企業・各種団体・NPO法人・市町村等との連携強化、運営委員会の常設化)
○今年度の運営委員会での検討結果を受けて、次年度事業で反映させる。
7 課題
○定員に対して大きく上回る申込みの主催事業があり、参加希望者全員の期待に応えることができない状況があり、実施回数や定員の増加を検討する必要がある。
○効果的・効率的な事業運営の方法と、事業実施後の効果の検証方法を検討する必要がある。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<政策目標>
・主催事業(年18回開催)の参加促進
<現時点での達成度>
・26年度上半期現在の応募者数962人(定員754人)
年18回のうち12回終了し、下半期は、「秋祭り」、「はじめてのお泊まり、「親子エンジョイスキー」など残り6回実施予定。
・長期宿泊体験事業「大山わくわく探検隊(4泊)」の参加者とその保護者に対してアンケートを実施した。アンケート結果から、自主性や協調性、他人への思いやりなどが向上し、成果は確実にあった。
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
・大山の自然環境や大山青年の家の立地条件を生かした主催事業に、例年参加者の方からは好評をいただいている。
・春の親子フェスティバルは民間団体等へコーナー委託し、利用者から好評をいただいた。
・「親子エンジョイカヌー」や「はじめての冒険(低学年)」は、応募者が多く、全員の期待に応えることができず、今後検討する必要がある。
<改善点>
・参加者にとってより多くの自然体験ができるように、関係機関・団体の協力を得て、活動内容の充実を図り、満足度をより向上させる取り組みを進める。
・一般公募では参加しにくい子どもや家庭に対する事業を提供する。