1 事業の概要
発達障がいを含む障がいのある幼児児童生徒の増加、障がいの重度・重複化に伴い、適切な指導・支援の必要性が高まっている。また、適切な指導・支援の充実のために、小・中・高等学校等において、一貫した支援を行うことが重要である。そのために、地域内において地域支援コーディネーターを配置し、校種間や関係機関との連携強化を図り、より一層の体制整備の充実を図るための支援を行う。
2 補正内容及び補正要求額
南部町内における特別支援教育の体制整備を進めるために、地域支援コーディネーターの配置において、時間数増加が必要となったため、要求額を増額するものである。
(単位:千円)
補助率:国1/3、県1/3、市町村1/3
<増額要求する効果>
◎保護者支援の充実
・地域支援コーディネーターが行う保育所への巡回相談の時間(朝の送り、帰りの送りのタイミングに合わせる)を十分に確保することで、保護者と顔なじみになり、信頼関係の構築、教育相談の充実を図ることができる。
・保護者との信頼関係を築き、個別の教育支援計画の作成と活用の推進に寄与できる。
・スクールソーシャルワーカーとの連携を図り、保護者支援のためのネットワーク構築が期待できる。
◎県内の特別支援教育の体制整備の充実
・保護者支援や個別の教育支援計画の作成・活用は県の課題であり、南部町の取組をモデルとして県内市町村に情報発信し、県全体の体制整備の充実に寄与できる。