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平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育振興費
事業名:

特別支援学校管理・運営事業

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教育委員会 特別支援教育課 指導担当  

電話番号:0857-26-7575  E-mail:tokubetusienkyouiku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 5,292千円 126,570千円 131,862千円 16.3人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 5,292千円 126,570千円 131,862千円 16.3人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 5,580千円 148,589千円 154,169千円 19.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:5,292千円  (前年度予算額 5,580千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:5,292千円

事業内容

1 事業概要

本事業は特別支援学校において児童生徒等が安全かつ安心して学校生活を送ることができるような環境の整備を行うとともに、域内における特別支援教育の体制づくりを行うための充実した学校運営を行うことを目指すものである。

2 事業の必要性・背景等

特別支援学校に在籍している児童生徒等の障がいの重度・重複化、多様化等の状況があり、児童生徒等一人一人の実態に応じた適切な指導・支援の充実が求められている。特に医療的ケアの充実は重要な課題となる。

  • 幼稚園・保育所、小学校、中学校、高等学校等に在籍している発達障がいを含む障がいのある児童生徒等が増加しており、特別支援学校においてはセンター的機能をより強化する必要性が高まっている。「鳥取県における今後の特別支援教育の在り方について〜インクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進」(平成26年9月26日鳥取県教育審議会答申)においても、センター的機能の充実の必要性があげられている。
  • 特別支援学校への入学者募集及び選抜を適正且つ円滑に行う必要性がある。

3 事業内容及び諸経費   5,292千円(5,580千円)

(1)鳥取県立盲学校専攻科における費用の助成(継続)
69千円(91千円)
    盲学校専攻科理療科生徒の鍼の実技自習におけるB型肝炎感染事故予防のため、抗原抗体検査及び抗体検査(全額)、ワクチン接種(半額)の費用の助成を行う。

    (2)医療的ケアが必要な幼児児童生徒学習支援(継続)
393千円(163千円)
    県立特別支援学校に在籍し、日常的に医療的ケアを必要とする児童生徒等に対し、より安全なケアを実施するため、看護師及び教員に対して研修会を実施するとともに、実施体制の充実を図るための運営協議会を開催する。
    • 看護師及び教員に対する医療的ケアの研修会の開催
    • 医療的ケア運営協議会
    • 医療的ケア担当者連絡会

    (3)特別支援学校地域支援推進(継続)
3,793千円(3,736千円)
    県立特別支援学校が、県内の特別支援教育の拠点として専門性を発揮し、小中学校等に在籍する障がいのある児童生徒等に対して、適切な指導及び必要な支援が行うための特別支援学校のセンター的機能の充実を促進する。
    • 地域内の小中学校等への訪問相談等
    • 特別支援教育に関する各学校等への研修実施や研修派遣
    • 専門図書や研究などの情報の提供・収集
    • 理解啓発のためのチラシ等の作成
     

    (4)平成27年度鳥取県立特別支援学校(幼稚部・高等部・専攻科)入学者選抜及び選抜の実施等に係る諸経費(継続)
1,037千円(1,590千円)
    高等特別支援学校の入学者選抜に係る問題作成、特別支援学校の入学者募集及び選抜に係る事務手続きについて、毎年見直しを行うとともに、入学者募集及び選抜の実施のための所要の経費を措置し、「鳥取県立特別支援学校入学者募集及び選抜」の適正且つ円滑な実施を行う。
    • 鳥取県立特別支援学校募集要項の作成・印刷費用
    • 鳥取県立特別支援学校募集要項説明会の開催
    • 鳥取県立特別支援学校入学者選抜の問題作成

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

(1)鳥取盲学校の実技実習における費用の助成
○実技実習に際して必要となるB型肝炎感染予防に係る抗原抗体検査及び抗体検査の費用を助成した。

(2)医療的ケアが必要な幼児児童生徒学習支援
〇特別支援学校看護師研修会
   平成26年7月30日(水)実施
〇医療的ケア運営協議会
   現状と課題の対応策について3回にわたり協議

(3)特別支援学校地域支援推進
〇地域の小中学校等への教育相談や授業研究会等の指導
 助言や、研修会の開催、研修会講師等を行った。
 特別支援学校のセンター的機能を、小中学校等へ周知するために一覧表の作成を行い、発信を行った。

これまでの取組に対する評価

(1)盲学校の実技実習における費用の助成
○検査費用の助成により、実技実習を通じたB型肝炎感染事故の防止が図られた。

(2)医療的ケアが必要な幼児児童生徒学習支援
○具体的な事例をもとにした講義や実習体験を内容とする医療的ケアの研修を行うことにより、幼児児童生徒のニーズに応じた医療ケアが図られるとともに、看護師等の専門性の向上につながった。
○運営協議会では、幅広い分野の委員から意見をもらうことで、対応策について検討している。

(3)特別支援学校地域支援推進
○学校や保護者への訪問相談や研修会等を実施することにより、就学への理解や学習指導の充実が図られた。
○昨年度よりも訪問実績が増加しており、センター的機能の充実と取組の一層の推進が求められる。

工程表との関連

関連する政策内容

2特別支援学校のセンター的機能と学校間連携の推進

関連する政策目標

2 学ぶ意欲を高める学校教育の推進
(6)特別支援教育の充実


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 5,580 0 0 0 0 0 0 0 5,580
要求額 5,292 0 0 0 0 0 0 0 5,292

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 5,292 0 0 0 0 0 0 0 5,292
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0