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平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:社会教育費 目:図書館費
事業名:

県立図書館開館25周年記念事業

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教育委員会 図書館 支援協力課  

電話番号:0857-26-8155  E-mail:toshokan@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 1,532千円 1,553千円 3,085千円 0.2人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 1,532千円 1,553千円 3,085千円 0.2人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,532千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:1,532千円

事業内容

1 事業概要

平成27年度は、鳥取県立図書館が現在の場所に移転オープンしてから25周年に当たることから、これまでの事業の到達点を踏まえつつ新たな公共図書館の目指すべき役割を考える事業を行う。

2 経緯

当館は、H16に課題解決型図書館としてのサービスを開始し、それ以降5年の節目で「ディスカバー図書館」のシンポジウムを行い、県内外に今後の図書館のあり方を発信している。


    平成2年10月   開館、業務開始
    平成13年3月   10周年記念誌を発刊
    平成16年4月   課題解決型サービスを開始
    平成16年5月   文部科学省「ディスカバー図書館2004」開催
    平成17年10月   「ディスカバー図書館 in とっとり」開催
                〜進化する図書館の豊かな可能性を求めて〜
    平成21年11月   「ディスカバー図書館 in とっとり2」開催
                〜館種を超えた図書館の連携と地域貢献〜

3 現状

ビジネス支援や医療健康、高齢者サービス等課題解決型の図書館を目指して様々なサービスを開発し、全国の図書館をリードしてきた。

県立図書館が行ってきた多様なサービスが市町村図書館でも展開され、県内の図書館の機能が向上してきている。

鳥取県立図書館では平成25年3月に「鳥取県立図書館の目指す図書館像(改定版)」を策定し、ミッションを「県民に役立ち、地域に貢献する図書館」とした。

4 課題・問題点

地方創生が叫ばれ、持続可能な地域社会の構築が求められる中、公共図書館の役割も重要性を増している。県の課題である少子高齢化や地域活性化に図書館がどう貢献できるのか公共図書館のあり方を考え、活用法を提示する必要がある。

また、県内公共図書館の人口一人あたり個人貸出冊数は全国的に見て多くはないので、様々な住民の方、特に幼い時から家族で、公共図書館を利用してもらうことが必要である。

4 事業の詳細

(1)開館25周年記念シンポジウムの開催
県立図書館の開館25周年を機に、当館がミッションとする「県民に役立ち地域に貢献する図書館」の姿と今後のあり方について、県民と一緒に考えるシンポジウを開催する。

シンポジウム名

「ディスカバー図書館 in とっとり3〜地方創生に公共図書館はどう貢献するのか〜」(仮題)

(2)図書館に行こう!!本を読もうキャンペーン!!の実施

開館25周年を迎えるに当たり、図書館の利用をさらに増やすため、来館や利用及び読書を促すキャンペーンを実施する。

 ・図書館子育てオータムフェスタ

  読みメン(読み聞かせをする男性)を増やし、親子で図書館に行くことを推奨するための事業を行う。

 ・読書通帳の配布

  県民の読書意欲を喚起するため、個人の読書の履歴が記載できる貯金通帳型の印刷物(子ども向け、大人向け)を配布する。

5 所要経費内訳

(千円)                              
事業内容
所要経費
県立図書館開館25周年記念シンポジウム
 「ディスカバー図書館 in とっとり3」の開催
(0)
860
図書館に行こう!!本を読もう!!キャンペーン
(0)
672
合計
(0)
1532

6 期待される効果

県立図書館及び市町村図書館の機能に対する理解が進み利用が促進されるとともに、持続可能な地域社会を実現するための検討に各図書館の資料が活用される。

鳥取県の教育振興基本計画の目標値、「平成30年度までに住民一人あたりの貸出冊数6冊」の達成に向けて、総貸出冊数の増を目指す。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成16年度から課題解決型図書館としての取組を実施
平成16年    ビジネス支援サービス開始
平成18年    医療健康情報サービス開始
平成18年    法情報サービス開始
平成18年3月 「鳥取県立図書館の目指す図書館像」の策定
平成22年3月  「働く気持ち応援コーナー」設置
平成23年7月  「闘病記文庫リニューアル」
平成24年7月  「ドリームティーンズコーナー」設置
平成24年8月  「まんが王国とっとりコーナー」設置
平成24年9月  「あたまイキイキ音読教室」開始
平成25年3月 「鳥取県立図書館の目指す図書館像(改定版)」の策定
平成25年3月  「法律情報コーナー」設置
平成25年7月  「ふるさと鳥取コーナー」設置
平成25年7月  「はーとふるサービスコーナー」リニューアル
平成25年9月  「いきいきライフ応援コーナー」設置
平成25年12月 「手話の本コーナー」設置
平成26年3月  「子どもの読書応援ルーム」開設
平成26年4月 学校図書館支援員配置
平成26年8月 国際交流ライブラリーに拡充
平成26年10月 「ビジネスヒント・調査コーナー」増設

これまでの取組に対する評価

平成18年 第一回Library of the Year 受賞
(Library of the Yearとは、、これからの図書館のあり方を示唆する先進的な活動を行っている機関に対して、NPO法人 知的資源イニシアティブ(IRI)が毎年授与する賞です。鳥取県立図書館は、「図書館の本質が資料ではなくて、資料を用いた活動であることを示した」という理由で名誉ある第一回目の受賞館となりました。)


平成24年 慶應義塾大学糸賀研究室の調査で、鳥取県立図書館が 「活動が優れているという理由で注目している図書館」として全国の都道府県立・市町村立図書館の中で最高の評価を得ました。

平成25年度の県外からの視察の状況 件数50件 視察者数124名

平成25年度のマスコミへの登場回数 約200回

今年度も先進的な取組をしている図書館として、全国のメディアで取り上げられ、注目されている。

県立図書館の個人貸出冊数は伸びているが、県内公共図書館の人口一人あたり個人貸出し冊数は全国的に見ると多くない。
H24年度 4.9冊(全国28位)
H25年度 5.3冊(米子市立図書館リニューアル)
H26年度目標 6.0冊

工程表との関連

関連する政策内容

施策1−(3) 生涯学習の環境整備と活動支援

関連する政策目標

D図書館機能の充実


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 1,532 0 0 0 0 0 0 0 1,532

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 1,532 0 0 0 0 0 0 0 1,532
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0