現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 教育委員会の青谷上寺地遺跡史跡指定地公有化・維持管理事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:社会教育費 目:文化財保護費
事業名:

青谷上寺地遺跡史跡指定地公有化・維持管理事業

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教育委員会 文化財課 歴史遺産室  

電話番号:0857-26-7932  E-mail:kyouikubunka@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 178,337千円 9,318千円 187,655千円 1.2人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 178,337千円 9,318千円 187,655千円 1.2人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 269,534千円 9,287千円 278,821千円 1.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:178,337千円  (前年度予算額 269,534千円)  財源:国8/10、単県 

一般事業査定:計上   計上額:178,337千円

事業内容

事業概要

国史跡青谷上寺地遺跡を保存・整備・活用するため、史跡指定地を平成20年度から10ヵ年かけて公有化する。

     また、公有化した史跡指定地を関係機関と連携して維持管理及び活用方策を検討する。

事業内容及び所要経費、積算内訳

                               (単位:千円)
事業内容所要経費うち、国庫補助額
(補助率 8/10)
うち県費
用地調査委託費・標準事務費
        (4,506)
3,199
(3,344)
2,298
(1,162)
901
維持管理費・交付金
(10,584)
10,965
0
(10,584)
10,965
土地購入費
(79,651)
46,056
(63,720)
36,844
(15,931)
9,212
建物等補償費
(174,793)
118,117
(139,834)
94,493
(34,959)
23,624
合計
(269,534)
178,337
(206,898)
133,635
(62,636)
44,702
※( )内は前年度予算額

現状

青谷上寺地遺跡は、出土遺物の豊富さ、保存状態の良さにより「地下の弥生博物館」とも呼ばれている。平成20年3月28日には、国の史跡に指定された。(139,875.13平方メートル)
  • 史跡を「単に後世に残す」のではなく、「積極的に活用しながら残す」ため、平成21年6月に整備活用基本計画を策定。
  • 国史跡追加指定(平成22年8月5日3,217.88平方メートル)官報告示
  • 国史跡追加指定(平成23年9月21日2,090平方メートル)官報告示
  • 国史跡追加指定(平成25年10月17日370.24平方メートル)官報告示
  • 国史跡追加指定(平成26年10月6日579.74平方メートル)官報告示
  • 今後、整備活用基本計画に基づき、保存・整備・活用を行う。

公有化の進捗状況

21年度に鳥取市が公有化した土地と一体となって整備を進めるため、20〜22年度には県道より南側を公有化した。(公有化率60%)
  • 23年度は、県道の北側及び青谷中学校の北側の公有化を行った。(公有化率27%)
  • 24年度は、県道北側の工場敷地内及び宅地等の公有化を行った。(公有化率8%)
  • 25年度は、土地買い上げを希望する地権者なし。
  • 26年度は、土地買い上げを希望する地権者が5名(うち、家屋の移転が伴う地権者は4名)
  • 27年度は、土地買い上げを希望する地権者が4名(うち、家屋の移転が伴う地権者は3名)
  • 史跡指定地及び公有化予定面積

    (1)史跡指定地(単位:平方メートル)
    鳥取県有地      86,743.86
    鳥取市有地      52,484.28
    市土地開発公社            021年度鳥取市公有地化済み
    民有地       6,904.85
    史跡指定地合計      146,132.99
    (2)公有地化予定面積
    公有化年度平方メートル面積比率
    平成20年度 14,499.37 18%
    平成21年度 16,448.00 21%
    平成22年度 15,488.21 19%
    平成23年度 21,136.00 26.5%
    平成24年度 6,104.36 7.7%
    平成25年度 0 0%
    平成26年度 2,124.74 2.7%
    平成27年度 2,385.27 3.0%
    平成28〜29年度 1,427.71 1.8%
    未指定地 252.00 0.3%
    合計 79,825.46 100%

    維持管理の概要

    青谷上寺地遺跡の公有化した土地の維持管理の一部は、地域のボランティア団体等や個人に委ねることとし、史跡に対する保護意識の普及と、史跡を舞台とした地域活動の活性化を図る。
    【青谷上寺地遺跡スーパーボランティア支援事業】
    青谷上寺地遺跡を利活用した地域づくりや賑わい創出を目的とした維持管理を行うボランティア団体等に対し、必要な支援を行う。
    • 維持管理面積等に応じた交付金の支給
    • H23年度に買い上げた県道北側水田地を予定
    • スーパーボランティア対象地以外の敷地は、従来通り草刈り業務委託を業者へ発注

    前年度との変更点、増減理由

          事業内容    主な変更点   増減額
    用地建物調査委託料等建物調査3件   ▲1,307
    維持管理委託料・交付金単価増等      397
    土地購入費公有化する土地4件  ▲33,595
    建物等補償費移転補償物件3件  ▲56,676
           合 計   ▲91,181

    これまでの取組と成果

    これまでの取組状況

    ・国史跡青谷上寺地遺跡を保存・整備・活用するため、史跡指定地を平成20年度から10ヵ年かけて公有化する。

    ・平成27年度は公有化8年目。史跡指定地(民有地)の公有化率は26年度までで約95%達成見込み。

    ・公有化した土地については、地元の団体と連携しながら草刈等の維持管理及び土地の活用を実施した。(スーパーボランティア事業)

    これまでの取組に対する評価

    ・公有化については、概ね順調に進んでいるが、残された土地はほとんどが現に居住する宅地所有者であり、移転先が見つからないことから買上希望者がいないかった。
     平成25年度からは鳥取市が青谷町内の市有地を青谷上寺地遺跡内の地権者に土地売買をする方針をとったため、家屋移転が促進されつつある。

    ・平成24年度からスーパーボランティア事業を実施、今年度も青谷町内のNPO団体や企業、大学生の団体が田んぼアートを行う等、史跡を舞台とした地域活動の活性化につとめた。

    財政課処理欄


    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    前年度予算 269,534 206,898 0 0 0 0 0 0 62,636
    要求額 178,337 133,635 0 0 0 0 0 0 44,702

    財政課使用欄(単位:千円)

    区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    計上額 178,337 133,635 0 0 0 0 0 0 44,702
    保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0