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平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:保健体育費 目:学校体育振興費
事業名:

子どもの体力向上推進プロジェクト事業

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教育委員会 体育保健課 学校体育担当  

電話番号:0857-26-7923  E-mail:taikuhoken@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 1,797千円 13,201千円 14,998千円 1.7人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 1,797千円 13,201千円 14,998千円 1.7人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 5,617千円 5,417千円 11,034千円 0.7人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,797千円  (前年度予算額 5,617千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:1,797千円

事業内容

1 事業概要

子どもの体力・運動能力が低下、二極化の傾向にある鳥取県の課題を解決し、運動意欲の向上及び運動の習慣化による体力の向上を図るため、県で行う「児童生徒の体力向上支援事業」と体力向上コンソーシアムで行う「チームとっとり元気キッズ育成モデル校事業」により、学校や地域における支援を行うとともに、その成果を県内に普及し、学校、地域での体力向上の取組を推進する。

2 子どもの体力向上に向けての取組について

●現状  
体力・運動能力の低下 

・H22年度をピークに低下傾向(H16〜H26)

・連続して低下傾向にある学年がある

・特に運動をしない子の体力低下が懸念される

・学校間、地域間に差がある

・多様な運動経験が不足している 

    ●課題
    (1)低下が続いている小5男子、中3男子の体力向上

    (2)学校間や地域間の差をなくす

    (3)1日1時間以上運動しない子の体力の底上げ

    (4)多様な運動の仕方や遊び方を経験させる

    (5)体育授業の質の向上を図る

    (6)幼児期からの運動経験を充実させる

        
    ●取組方針
    ・体育学習・体育的活動の充実
    ・運動機会の確保と運動の仕方や遊び方の習得を図る
     ↓  ↓  ↓  ↓
     
    県教育委員会体力向上コンソーシアムが連携して、体力向上に向けた事業を実施し、子どもの体力向上を図る

    ●目標値 (教育振興計画目標値)
     
    ・鳥取県体力・運動能力調査結果の総合判定(A〜E)

    A又はBの割合の増加

    区分
    平成25年度
    平成30年度
    小5男子
    38.4%
    50%
    小5女子
    46.0%
    55%
    中2男子
    33.0%
    50%
    中2女子
    59.8%
    65%

    ・小学校において体育の授業を除く1日の運動時間が1時間以上  の児童の割合の増加
    区分
    平成25年度
    平成30年度
    小5男子
    68.6%
    70%
    小5女子
    48.0%

3 事業内容

 児童生徒の体力向上支援事業 【財源】県費 1,797千円

(1)体力・運動能力調査集計システム運用  245千円(548千円)

・サーバーメンテナンス(外部に委託) 

・体力・運動能力調査集計・分析

(2)子どもの体力向上支援委員会の開催 156千円(118千円)
・年3回開催

・県が実施する体力・運動能力調査結果の考察

・県が行う体力向上関連事業への評価・助言・提案 

(3)体力・運動能力調査の実施  174千円(204千円)  

・県内公立小、中、高等学校で実施(悉皆)  

・各校の調査結果を県データとして集計、考察を行う。

・「児童生徒の体力つくり」(報告書)の作成、配布  

・A級認定証の贈呈 

(4)体力向上推進計画の作成等(各学校)

・県や学校の体力・運動能力の課題を踏まえ、各校が推進計画を作成、継続的な体力向上の取組を行う。

(5)体育主任連絡協議会の開催

・県内公立小・中・高・特別支援学校の担当者が一堂に会し、 体力の向上及び体育学習の充実等に向けて協議を行う。

(6)遊びの王様ランキングの実施 285千円(410千円)

・HP上の「遊びの王様ランキング」サイトの運営

・登録した学校に記録証・上位チームに記念品を贈呈

・システムの保守管理は外部に委託 

(7)トップアスリート派遣事業  937千円(837千円)

・県スポーツ指導員や県内のトップアスリートを人材バンクとして登録し、希望する学校へ派遣する。

・内容は体育授業や体育的活動の指導、講演等

・県外在住アスリートを派遣する際の旅費補助

(8)体力向上推進モデル校実践事業 0千円(3,500千円)

◎体力向上コンソーシアムが事業主体となって行う事業を別途実施(県予算外)

体力向上コンソーシアムについて

・鳥取県教育委員会を中心として、地域の様々な関連団体(NPO法人・総合型地域スポーツクラブ等)と子どもの体力の向上を目的として設立する任意団体

・この団体が国事業(地域を活用した学校丸ごと子どもの体力向上推進事業)の受け皿となり、文部科学省と直接委託契約を交わして事業を実施する。

 チームとっとり元気キッズ育成モデル校事業 6,000千円
【目的】

モデル校を指定し、休憩時間や放課後等に地域人材を派遣して体力向上のための取組を行い、その成果を全県に普及する。

【内容】

・モデル校指定は1年につき県内5校(園)を予定

・事業は2年間で計10校(園)を指定。 

・運動機会の確保及び運動意欲の向上をめざした取組に地域人材を活用した実践を行う。

・チームとっとり元気キッズ育成実行委員会の開催

・モデル校への派遣業務(連絡調整、派遣、支払等)の事務員と して、事務職員(非常勤職員)を雇用

・有名スポーツ選手による研修会、講演会等の開催


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

体力向上推進モデル校実践事業
・若桜町・南部町・琴の浦高等特別支援学校・県立米子養護学校をモデル地域・学校に指定して実施。今年度の体育主任連絡協議会において実践発表を行う予定。
・体力集計システムにより全児童生徒のデータを集計、分析を行っている。システムの活用により、10月には県内集計データの提供を行った。
・県内全公立小・中・高等学校で体力・運動能力調査を実施、特別支援学校にも実態に応じて実施するよう依頼。
・遊びの王様ランキングの実施
ウェブサイト上に遊びの王様ランキングサイトを開設、サイトにある運動種目にチームで挑戦、記録を登録する。前期(5月〜9月)登録数155チーム。(昨年度、前期72チーム、年間654チーム)
・報告書の作成・配布
・トップアスリートを延べ8回県内小学校に派遣(10月18日現在)
・鳥取県体力向上支援委員会を開催
調査結果の分析・検討
体力向上のための取組の提案
・各学校に体力向上推進計画の策定・実施を依頼。
各学校がPDCAサイクルによる児童生徒の体力向上の取組を推進。
・各市町村を訪問し、体力向上に関する取組の充実を依頼中。

これまでの取組に対する評価

・体力向上推進モデル校実践事業を実施している地域・学校では、体力、運動能力、児童生徒の運動意欲が向上している。
・遊びの王様ランキング
新種目への参加等、登録が増えている。
学校以外の団体からの参加もあり、広がりが見られる。
・トップアスリート派遣事業は、昨年度に引き続いて活用する学校が複数あり、満足度が高いことがうかがわれる。
・体力・運動能力の実施により、県内児童生徒の体力の実態を把握することができ、後期の取組の充実につながっている。
・体力集計システムの活用により、全児童生徒のデータを迅速に集計して実態を把握したり、各学校・市町村教育委員会にデータを提供したりすることができた。
・調査結果から、前年度の体力合計点平均値を上回る学年が増え、やや改善傾向となっているが、複数年続いて低下している学年もあり、取組の継続によって、改善傾向を確かなものにしていく必要がある。

工程表との関連

関連する政策内容

学校体育の充実

関連する政策目標

2:「知」「徳」「体」のバランスの取れた学校教育の推進
(3)健やかな心身の育成


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 5,617 5,617 0 0 0 0 0 0 0
要求額 1,797 0 0 0 0 0 0 0 1,797

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 1,797 0 0 0 0 0 0 0 1,797
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0