現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 教育委員会の子ども読書活動推進事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:社会教育費 目:図書館費
事業名:

子ども読書活動推進事業

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教育委員会 図書館 児童図書担当  

電話番号:0857-26-8155  E-mail:toshokan@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 1,204千円 14,754千円 15,958千円 1.9人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 1,204千円 14,754千円 15,958千円 1.9人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 324千円 15,478千円 15,802千円 2.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,204千円  (前年度予算額 324千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:1,204千円

事業内容

1 事業概要

 乳幼児期からの子どもの読書推進を図るため、子どもたちに日常接する職員(幼稚園教諭、保育士、公共図書館職員等)の養成や、市町村図書館児童図書部門の支援を行う。

     また、本が大好きな子どもと、子育てに絵本や図書館を利用する父親を増やすため、絵本の読み聞かせをする父親「読みメン」を増やす取組を行う。

2 経緯

・(〜H24)一般県民対象の「子どもの本の講座」の開催

・(H25〜)関係職員対象の「幼児の成長を育む本の講座」の開催

3 現状と課題

・ネットやゲーム利用の低年齢化が進み、本に触れる機会が少なくなり、子どもたちの言葉の力の低下が問題視されている。
・幼稚園・保育所では、日々子どもに読み聞かせをしたり、園に絵本を設置したりしているが、職員が子どもの本について研修する機会がなく、本の選び方や読み聞かせ方のわからない職員が多い。
・家庭では母親が子育てに追われ余裕がない中、男性(父親)の子育てが求められている。家庭での読書環境にも格差があり、休日に父親と一緒に図書館に訪れる子どももいれば、本に接する機会の少ない子どももある。

4 事業の詳細

(1)「読みメンになろう!」プロジェクト事業(新規)

(ア)読みメン普及の講演会&座談会の開催
  ・講演会「読みメンになろう!」
  ・「イクメン」「読みメン」の男性による対談、座談会、実演 

(イ)普及用ポスター、リーフレットの作成
  男性の子育てを応援し、読みメンを普及する内容のリーフレットを作成。男性の読み聞かせにおすすめのブックリスト、男性の育児に関する図書も紹介する。乳幼児のいる全家庭に配布。
       
(ウ)「読みメンてちょう」の配布
絵本を読んだ日付と絵本のタイトル、子どもの反応を記録できる手帳を配布。

(エ)読みメンによる絵本の読み聞かせ
図書館のイクメン司書による読み聞かせや工作の会を開催。子育て中の男性が読み聞かせについて疑問に思うことや本選びのアドバイスをする。

(2)幼児の成長を育む本の講座(組替・継続)
  子どもが、言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養うために、理論と具体的方法を学ぶ。(東・中・西部の3会場)
  【対象】公共図書館職員、幼稚園・保育所職員、学校職員等

※「児童生徒の学ぶ意欲を育てる講座」は学校図書館支援事業へ

5 期待される効果

・幼児教育に関わる職員や市町村図書館職員のスキルアップが図られ、「読みメン」を増やすことにより幸せな家庭づくりができ父親と子どもの図書館利用を増やすこともできる。

・この結果、子どもの読書環境が充実し、すべての子どもが優れたよい本と出会い、心豊かに成長していくことができる。

6 所要経費内訳

 (千円)
事業内容
所要経費
「読みメンになろう!」プロジェクト事業(新規)
(0)

901

幼児の成長を育む本の講座(組替・継続)
  (309)   303
市町村立図書館児童図書部門実務担当者会の開催
  (15)
  合計
(324)1,204
                             

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<取組状況>
・H26年3月、「児童図書研究室」を「子どもの読書応援ルーム」にリニューアル。「学校図書館応援コーナー」と「子どもの読書応援コーナー」を設置。
・H25〜「幼児の成長を育む本の講座」(東・中・西部の3会場)
・市町村図書館児童図書部門実務担当者会(東部・西部地区で各1回)
・選書の参考となる新刊児童図書の購入、貸出
・「手話で楽しむおはなし会」をH26年7月から月1回実施
・「おはなし会」「大人も楽しむおはなし会」「えほんのじかん」の毎週実施「鳥取県につたわる昔話を聞く会」の月1回実施
・夏休み企画「わくわくドキドキ!夏休み図書館まつり」→子ども向けの自由研究コーナー、図書館探検隊、科学あそび、イクメン司書の読み聞かせ等
・図書館見学に訪れ幼稚園・保育園児、小学校児童へのおはなし会
・おすすめ絵本リスト、調べ学習に役立つテーマ別ブックリストの作成
・市町村主催の研修会講師
・児童図書室企画図書展示を市町村図書館へ普及等

これまでの取組に対する評価

<自己分析>
・25年度新規事業の「幼児の成長を育む本の講座」と「児童生徒の学ぶ意欲を育てる講座」で、幼児教育・学校教育に関わる職員を対象とした講座を実施した。研修内容が非常に好評であり、また、公共図書館、保育所・幼稚園、学校図書館等立場の違う職員が情報交換もでき、有意義な講座となった。

・実務担当者会、選書の参考となる新刊児童図書を購入、貸出等、様々な研修機会を提供し、職員の研修及び県立図書館のサービスの広報に努めてきた。その結果、職員の意欲向上とスキルアップにつながっている。

・利用者向けの行事や図書展示、おすすめ本の紹介など日々の活動が、利用者の増加と親子で本を楽しむことの普及と子育てに読み聞かせを取り入れることの良さの認知につながっていると思う。
 
<改善点>
・24年度まで広く県民を対象とした「子どもの本の講座」を、幼児教育・学校教育関係職員を対象とした講座に変更。

・「児童図書研究室」を「子どもの読書応援ルーム」にリニューアル。「学校図書館応援コーナー」と「子どもの読書応援コーナー」を設置。レイアウトと資料が改善充実し、特に学校関係者、読み聞かせボランティアの利用が増えた。

・学校図書館支援員を児童図書担当とは別に配置し、県内の市町村及び学校に講師派遣し、学校図書館活用推進のための研修を行っている。また、「児童生徒の学ぶ意欲を育てる講座」を学校支援事業に移行し、学校支援員の企画による大好評の講座となった。

工程表との関連

関連する政策内容

施策1ー(3) 生涯学習の環境整備と活動支援

関連する政策目標

B子どもの読書活動の推進


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 324 0 0 0 0 0 0 0 324
要求額 1,204 0 0 0 0 0 0 0 1,204

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 1,204 0 0 0 0 0 0 0 1,204
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0