現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 教育委員会の妻木晩田遺跡維持管理事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:社会教育費 目:文化財保護費
事業名:

妻木晩田遺跡維持管理事業

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教育委員会 文化財課 むきばんだ史跡公園総務担当  

電話番号:0859-37-4000  E-mail:kyouikubunka@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 50,000千円 16,307千円 66,307千円 2.1人 9.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 62,010千円 16,307千円 78,317千円 2.1人 9.0人 0.0人
26年度当初予算額 51,100千円 13,930千円 65,030千円 1.8人 8.0人 0.0人

事業費

要求額:62,010千円  (前年度予算額 51,100千円)  財源:財産収入、諸収入、単県 

一般事業査定:計上   計上額:50,000千円

事業内容

1 事業目的

国史跡妻木晩田遺跡を訪れる見学者の方々に安全かつ快適に見学していただきながら、史跡を適切に保護するため、史跡および事務所等の維持管理を行う。

2 事業概要及び所要経費

(1)史跡管理事業     42,477千円(31,106千円)

     復元建物等の施設の維持管理及び史跡内の環境整備を行う。
     ○H26年度との主な変更点
      1)非常勤職員(史跡管理員)2名→3名に増員
        報 酬  4,671千円(3,114千円)
        共済費    768千円(502千円)
      【現状】平成24年度に一般公開範囲が約2倍になったことで、見学者の安全確保のための維持管理業務を優先しており、周辺の危険木の点検等史跡管理業務の進捗に遅れが出ている。
      2)景観復元にかかる種子散布業務 (新)
        委託料  162千円
      史跡整備の基本テーマである景観を含めた集落の復元を進めるために、在来種である「シロバナタンポポ」の種子を散布し定着を促進させる。

    (2)施設、設備管理事業  19,533千円(20,097千円)
      事務所等の施設・設備の維持管理を行う。
    ○H26年度との主な変更点
      電子掲示板の設置 (新)
        備品購入費   200千円
      ガイダンス施設「やよいの館 むきばんだ」ロビーに設置。
      来館者へイベント情報や気象情報、危険箇所情報などを随時提供する。 
    ※( )内は前年度予算額

3 主な事業概要

細事業名
事業名
(1)史跡管理事業 (継続)燻蒸業務(管理人・作業員雇用)

(継続)草刈業務(管理人・作業員雇用、委託)

(継続)里山管理業務(作業員雇用)

(拡充)環境整備業務(管理人雇用)

(継続)芝生・樹木管理業務(委託) 

(継続)伐採処理業務(委託)

(新規)種子散布業務(委託)

(継続)産業廃棄物処理業務(委託)

(2)施設・設備管理業務 (継続)建物清掃業務

(継続)建物警備業務

(継続)浄化槽維持管理業務

(継続)自家用電気工作物保安業務

(継続)消防用設備点検業務 

(継続)ガイダンス施設空調機保守点検

(継続)進入路及び駐車場除雪業務

(継続)給茶機点検業務

(継続)浄化槽清掃業務

(継続)遺物収蔵庫機械警備業務

(継続)広告塔広告掲載業務


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

国史跡妻木晩田遺跡を訪れる見学者の方々に、再現された弥生時代の集落・自然景観を安全かつ快適に見学していただくために必要な維持管理を実施。
・遺跡内の草刈作業
・里山管理・テーマ林の育成
・史跡公園の景観保全・安全管理
・竪穴住居内の燻蒸作業
・復元建物の維持管理
・その他の施設(事務所、遺構展示館、弥生の森休憩舎等)の維持管理

これまでの取組に対する評価

 妻木晩田遺跡は152haと広大な面積が国史跡として指定されていることから、その維持管理業務は、草刈・里山管理の日常業務に加え、悪天候等による林内の倒木や復元建物などの損傷による予測しづらい管理・修繕作業が数多く発生する。
 そのような中、再現された弥生時代の集落・自然景観及を維持し、快適な見学環境及び史跡保護を目的とした史跡・里山管理作業は、委託と直営を組み合わせてタイムリーな史跡管理に努めている。
 草刈にかかる委託面積を現状に合わせて見直すなど効率化を図り、復元建物の茅の葺き替えなど小修繕は、材料を購入して直営で行うなど技術の継承を重視しながら経費の削減に努めている。
 竪穴住居の燻蒸作業は、厳格な実施マニュアルに沿って行い、事故のないよう注意を払って行っている。
 活用事業の充実に伴ってイベントや講座の規模が大きくなっており、事業実施のための環境整備に追われ、本来の史跡管理業務が不十分になりつつある。
<課題>
 平成24年度に公開範囲が広がり、全体の管理計画を現状に合わせて随時見直しをしてきたが、史跡管理事業については遅れが生じている。これを放置したままでは、修復工事等の早期化を招く恐れがある。
 施設設備事業については、今後も経費の削減と業務の効率化を図るよう検討する。

財政課処理欄


 非常勤職員(史跡管理員)の増員については、維持管理作業員との役割分担を明確にすることで、史跡管理員が果たすべき役割に専念できると考えます。現行の体制で実施してください。(業務効率推進課査定)また、金額を精査しました。草刈業務、芝生・樹木管理業務については、優先順位等を考慮した上で、計上額の中で適切に執行してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 51,100 0 25 0 0 0 0 202 50,873
要求額 62,010 0 25 0 0 0 100 229 61,656

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 50,000 0 25 0 0 0 100 222 49,653
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0