概要
隠岐汽船が運航する超高速船(レインボージェット)による鳥取港〜隠岐間航路の活用に向けて、来春(4月初旬)、本年度に続き、2回目のチャーター運航を実施するための傭船料及び集客支援経費。
目的
試験運航を重ねることで、航路の認知度向上と需要喚起を図るとともに、集客の方策や船賃設定の検討など、商業ベースでの航路運用の可能性を探ることとする。
事業内容
(1)超高速船を県がチャーターし、三角コース(七類港〜鳥取港〜(隠岐)西郷港〜七類港)の全区間で、個人客及びツアー客を対象としたモニター乗船を実施する。
(2)なお、モニター乗船者から運賃の1/2(3,000〜5,000円)程度徴収し、チャーター料金から減額
要求額
C=3,300千円
内訳
○傭船料:2,500千円(隠岐汽船との傭船契約料)
○その他:800千円 〔個人客(=主に山陰地方)向けの集客広 報費(※1)及び港からの2次交通の確保 (貸切バス代(※2))など〕
※1:集客広報費
新聞掲載等:400千円(200千円×2紙)
※2:貸切バス代(2次交通の確保):400千円(100千円×4台)
(当日:JR利用者対応)100千円×2台
B区間(鳥取〜西郷)向け 鳥取駅⇒(砂丘等)⇒鳥取港
A区間(七類〜鳥取)向け 鳥取港⇒(砂丘等)⇒鳥取駅
(翌日:鳥取港までのマイカー利用者対応)100千円×2台
B区間(鳥取〜西郷)向け 鳥取駅⇒鳥取港
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
本年度、チャーター運航を実施。
実施日:平成27年4月4日
ツアー内容:山陰海岸ジオ観光(又は各地) =貸切りバス
⇒ 鳥取港 =超高速船(チャーター) ⇒ 隠岐(西郷港)
= 島後観光【ex.牛突き観戦ほか】= 島後(泊)
フェリーで島前へ〔西郷港 → 別府港〕
= 島前観光【ex.国賀海岸めぐりほか】
= フェリーで七類港へ〔別府港 → 七類港〕
= 貸切りバス ⇒ 鳥取港 → 各地
これまでの取組に対する評価
一般モニター客からは好評を得たが、旅行社からは多くの課題を指摘。商業ベースにはまだ乗っていないという事、さらに荒天時の欠航等のリスク、それから鳥取で観光してもらう工夫が必要。
商業ベースに近づくことにできないかどうか来年も再チャレンジしたい。