現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 地域振興部の地域の伝統芸能魅力発見・発信事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

地域の伝統芸能魅力発見・発信事業

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地域振興部 文化政策課 文化芸術担当  

電話番号:0857-26-7134  E-mail:bunsei@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 6,477千円 2,330千円 8,807千円 0.3人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 6,477千円 2,330千円 8,807千円 0.3人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:6,477千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

政策戦略査定:計上   計上額:6,477千円

事業内容

1 目的

地域に伝わる祭りや踊りなどの伝統芸能・行事は、国内外の観光客にとって魅力ある素材であるが、その活用と情報発信は十分ではない。また、伝統芸能・行事は地域のきずなを深め、世代間交流の重要な機会を提供しているが、高齢化・過疎化の進展にともないその保存と継承が困難になりつつある。

     そのような中、2020年にオリンピック・パラリンピックが開催されることから、地方の伝統芸能・行事を文化プログラムの一環として活用することは、地域における継承意欲を高めるとともに、国内外からの誘客を図る上でも有効である。
     そこで、従来の保存継承・発表の取組に加え、伝統芸能・行事への理解を深めていただくツアーを実施するとともに、伝統芸能・行事を観光素材として発信する取組を行う。

2 内容

(1)伝統芸能体験ツアー開催事業
 地域で行われている伝統芸能・行事を、現地で鑑賞・参加するツアープログラムを委託実施し、伝統芸能・行事への理解を深めていただくとともに、観光客誘致の魅力として発信する。
・県内外の方が鑑賞することにより、地域活動の刺激となり、継承に向けたきっかけとなる。
・ツアーの様子をHPやSNSで紹介することにより、ツアー参加者以外にも情報発信。
(2)伝統芸能・行事を活用した「おもてなし」活動支援事業
 伝統芸能・行事による地域振興・継承を目的とし、県外からの来訪客に披露したり、体験していただくなどのおもてなしを行おうとする活動に対して支援を行う。
(ア)助成対象
観光シーズンにおける観光地での伝統芸能披露・体験プログラムを実施する市町村・団体等
(イ)補助率
補助対象経費の1/2・・・<上限額:50万円>
(ウ)所要経費
200万円(延べ事業数 4回/年)
(エ)補助対象経費
交通費、用具輸送料、謝金

<補助対象事業の例>
○観光ツアー向けの着地型メニューとして企画される伝統芸能披 露・体験プログラム
○旅館組合等が温泉地の魅力向上のために行う観光客向け伝統芸能披露・体験プログラム 
(3)とっとり伝統芸能の情報発信
  伝統芸能・行事を県のイメージアップ素材として取り扱い、鳥取県に来たくなるような観光色の強い「伝統芸能・行事紹介ホームページ」を作成するとともに、ネット広告などを活用してPRする。
  また、伝統芸能・行事への支援が可能な県補助金が複数あることから、これらをまとめて紹介するサイトも設ける。
  なお、将来的には多言語化表記を目指す。
・鳥取県観光連盟、地域伝統芸能活用センターのサイト等へのリンクを貼る。
・ネット広告については、ネットメディアを活用したニュースサイ トへの拡散掲載も行う。
・「とっとり伝統芸能まつり」など、既存の伝統芸能イベントなどの情報発信も行う。

3 所要経費

(1) 伝統芸能体験ツアー開催事業(2,477千円)
○所要経費 2,477千円
会場費
70
企画制作(企画立案、地元交渉)
520
当日運営進行(運営、資料作成)
290
ホームページ公開用記録作成
(実施状況の写真・映像の記録)
579
謝金・旅費
145
ホームページ情報発信
360
諸経費(通信運搬、設営、交通費等)
330
消費税
183


(2) 伝統芸能・行事を活用した「おもてなし」活動支援事業(2,000千円)

(3) とっとり伝統芸能の情報発信(2,000千円)
    サイトの作成(2,000千円)

4 関連事業

1 とっとり伝統芸能まつり開催事業 ⇒ (H27一般事業で要求中)

 ・・・地域伝統芸能の表彰と発表の機会の提供

2 伝統芸能等支援事業 ⇒ (文化財課H27一般事業要求中)
 ・・・伝統芸能の公開・発表に対する補助事業を追加


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

《関連事業》とっとり伝統芸能まつり
〈平成22年度〉
「第1回とっとり伝統芸能まつり」の開催
・開催期間 平成22年8月8日(日)
・会場 倉吉体育文化会館
・来場者数 約700人
・出演団体 県内10団体、県外1団体(徳島県・阿波踊り)、海外1団体(台湾台中県)
・連携したまつり 打吹まつり(倉吉市)

〈平成23年度〉
「第2回とっとり伝統芸能まつり」の開催
・開催期間 平成23年7月31日(日)
・会場 とりぎん文化会館梨花ホール
・来場者数 約1,000人
・出演団体 県内10団体、県外1団体(高知県・よさこい踊り)、海外1団体(韓国江原道)
・連携したまつり 鳥取しゃんゃん祭(鳥取市)

〈平成24年度〉
「第3回とっとり伝統芸能まつり」の開催
・開催期間 平成24年8月5日(日)
・会場 米子コンベンション多目的ホール
・来場者数 約850人
・出演団体 県内10団体、県外1団体(沖縄県・エイサー)、海外1団体(韓国束草市)
・連携したまつり 米子がいな祭(米子市)

〈平成25年度〉
「第4回とっとり伝統芸能まつり」の開催
・開催期間 平成25年5月19日(日)
・会場 倉吉未来中心大ホール
・来場者数 約1,000人
・出演団体 県内10団体、県外1団体(島根県・佐蛇神能)、海外1団体(ロシア沿海地方)

〈平成26年度〉
「第5回とっとり伝統芸能まつり」の開催
・開催期間 平成26年6月15日(日)
・会場 鳥取市民会館
・来場者数 約1,000人
・出演団体 県内10団体、県外1団体(広島県・安芸高田市神楽)、海外1団体(モンゴル)

これまでの取組に対する評価

《関連事業》とっとり伝統芸能まつり
<成果>
・多くの来場者の方に伝統芸能のすばらしさとその継承の必要性について再認識していただけた。
・出演した県内の団体の伝統芸能に対する活動・継承意欲が向上するとともに、団体の活性化に繋げることができた。
・県外及び海外の出演団体の演技の完成度の高さに来場者の評価が高く、また集客にもつなげることができた。

<課題>
・高齢化や過疎化、人口減少により地域の伝統行事、伝統芸能の保存・継承は深刻な状況にある。伝統芸能の継承及び発展のためには発表の場の確保が必要である。
・県内・海外等の伝統芸能を鑑賞しての大きな感動を述べる来場者が多く、今後もこういった団体を招聘する取組を行うとともに、県内の伝統芸能も他県と連携を図ることで、将来的には全国の様々なイベントの場等で演技披露を行うことによって、地域の活性化はもとより、鳥取県の伝統芸能のさらなる発展・周知度の向上を狙えるような取組も必要。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 6,477 0 0 0 0 0 0 0 6,477

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 6,477 0 0 0 0 0 0 0 6,477
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0