○人口の社会減をもたらす原因となっている都市・地域間格差の三大要素のうち、「学ぶ場」(他に「働く場」「暮らす場」)としての鳥取の魅力向上の取組みは最も不充分。
2.具体的ニーズ
既に次の事案について、各事業主体トップから本事業の活用による人材の発掘とその活動サポートを強く期待されている。
○町と連携した高校の魅力向上
※高校と連携した中山間地域の活性化事業(とっとり暮らし支援課要求中)の不可欠要素としてビルトイン
○私学の一層の魅力向上
○まちの魅力向上
○既に首都圏の優秀な学生や既卒者等の若者を、津和野(島根)や和気(岡山)等に呼び込んで高校の魅力向上等の自治体協働プロジェクトを成功させるなど、山陰や中国地方の中山間地域の特色や行政支援に最も実績のある社会問題解決事業者の力を借りて(委託実施)遂行する。
○学校・行政・企業等の課題保有者との協働により、特色のある問題解決型長期インターンシップを試行し、成功事例を魅力化。
例)私立高校の魅力向上、少子化による空き校舎等遊休資源の活用、水産・地熱等の自然資源の活用研究等、問題解決の現場をインターンシップの場として教室化。
◎社会問題や地域資源等の学びに役立つ事象の調査と解決に至る試行錯誤の過程を記録・整理することにより、魅力的な学習教材とノウハウを開発し蓄積。
※若者の学びのニーズと社会の各種主体が求める課題をマッチさせる手法や仕組みの創造。
◎この過程を通じて、県内外大学等の幅広い研究者からの支援を仰ぎながら、首都圏の優良アカデミアとの関わりを強めたり、県内大学等との協働を行うことによって、新たな研究室や教育課程(学部やゼミ)の開設を誘導する。
<スケジュールと経費>
年度 | H27 | H28 | H29 |
内容 | ○インターンシップ試行
○問題解決教室(現場)の
掘起し調査 <継続>
○教材開発 など ====> | ○インターンシップ質量拡大本格化
○教材蓄積・教育体系化 など | ○研究室・教育課程の開設・誘導
など |
経費
・
万円 | 委託基本額
(人件費
/活動費) | 緊急雇用:(H27.3〜) | 地域おこ
し協力隊
(特交) | 基本額継続
============>
(緊急雇用は、人件費:協力隊200+一財146.8、活動費:協力隊200(55.6縮減)に財源振替予定)
+α(必要に応じた事業化経費)
============> |
プロデューサー*1名 | 346.8
/253.2 | |
アシスタント*2名 | | 200*2
/200*2 |
広報費 | | /200 |
計 | 600 | 1000 |