1 背景・現状等
【サービス産業の現状・課題】
(1)グローバル化、IT化が進み、「人」や「もの」の流れが急速に変化する中、観光・サービス産業等も変革が必要。
(2)サービス産業を中心に特定の取引先への依存など「守りの経営」が依然として多い。
⇒攻めの経営に必要な「人材」、「IT投資」、「ビジネス戦略」のコンサルを通じて生産性を向上
【プロフェッショナル人材の現状・課題】
(1)本県では、新たな事業や雇用の開拓をリードするプロフェッショナル人材の不足や育成の遅れが目立つ。
(2)他方、都市圏の大企業には事業企画・運営に実績のある30代〜50代の人材は多く存在。(国調査:大都市圏に働く人の約4割が適切な職場があれば地方にIJUターン希望)
2 事業目的・事業内容
観光・サービス産業分野を中心に、攻めの経営戦略に必要なプロフェッショナル人材を企業が雇用するよう促すため、「プロフェッショナル人材戦略拠点」を設置する。※各都道府県に設置
※プロフェッショナル人材:新たな商品、サービスの開発、その販売の開拓や、個々のサービスの生産性向上などの具体的な取組を通じて、企業の成長戦略を具現化していく人材。
(1)名称 とっとりプロフェッショナル人材戦略センター(仮称)
(想定)県が設置、業務を経済団体へ委託
場所:三井生命ビル(4F)ビジネスサポートオフィスとっとり隣
(2)業務内容
ア 地域金融機関等と連携し、「攻めの経営」への転換促進
⇒攻めのビジネス戦略(「人材」、「IT投資」、「海外戦略」等)のコンサルを実施し、その後フォローする。
※必要に応じて専門家を派遣し支援する。
イ プロフェッショナル人材ニーズを明確化し、採用をサポート
ウ 関係者との連携・サポートをコーディネート
エ セミナー開催(業界、地域ごとに開催)
※テーマ例:新たなビジネス展開とプロフェッショナル人材の必要性
(3)拠点の体制、役割
ア プロフェッショナル人材戦略マネージャー(1名)
イ サブマネージャー(2名)
ウ アシスタント(1名)
(4)人材のマッチング
次の機関と連携して、「雇用」+「定住」をセットでプロフェッショナル人材を確保
ア 民間人材ビジネス事業者(プロによるヘッドハンティング)
イ 県技術人材バンク
ウ ふるさと鳥取県定住機構、市町村(定住支援(住居、教育、医療、買物、自然等の情報提供))
3 要求額
(1)委託料 55,379千円
ア 人件費 27,180千円
(ア)戦略マネージャー (1人) 12,600千円
(70千円/日×15日×12月)(週3〜4日勤務)
(イ)サブマネージャー(2人)9,720千円(20千円/日、12月)
243日
(ウ)アシスタント(1人) 4,860千円(20千円/日、12月)
イ 事業費 19,436千円
(ア)旅費 4,555千円
(イ)事務費 14,881千円
・コンサル等外注費、事務所賃借料、セミナー開催経費、事務用品、車借上料等
ウ 一般管理費・消費税 8,763千円
(2)職員旅費 621千円(枠外)