これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・企業訪問活動を実施し、定期航路、助成制度の周知を行うとともに、境港を現に利用している者からの利便性向上に関する要望、ニーズ等の把握や境港利用貨物の掘り起こしを行った。
・境港利用促進懇談会を8月に東京で開催し、11月には米子市で開催する予定としており、境港利用促進関係機関、企業が協働で荷主企業及び物流関連企業に対して境港の優位性、サービス機能、助成制度の説明及び境港利用の提案を行った。
・境港紹介パンフレット、振興会会報、定期航路図、助成制度チラシの作成・配布、ホームページを活用した情報提供を実施した。
・境港ポートセールスの中で、地域企業から上海向け輸出ルートのニーズがある。
・境港から東南アジア方面の貨物輸送は、釜山積替えが必要で、貨物輸送スケジュールが不安定であることから、フォワーダー等によるルート確立が必要になってくる。
これまでの取組に対する評価
・境港の利便性向上のためには、境港新規利用企業の獲得と現に利用している企業の利用拡大が必要となり、利用貨物の安定的獲得が必須である。
・助成制度の利用者数も増加してきており、境港利用増加へ一定の効果を発揮していると認識している。取扱貨物数量の増加のためにも、引き続き積極的な境港利用提案が必要となる。
・上海、東南アジア地域等、大消費地及び産業集積地への海外展開を積極的に支援していき、アジアの成長を取り込むことで、貿易拡大及び県内産業の体力強化を図ることが必要である。
・ものづくり系企業における海外取引が活発化する中、県内企業の立地環境としての境港の重要性はますます高まっており、外貿コンテナ航路のラストポート化や境港を基点とした東南アジアなどへの施策を実施し、県内企業の境港の利便性を高め、生産性の効率化を図る。