・認証取得は取引先(もしくは候補)からの要望にしたがい取得を目指す場合が多い。
・これまでは、海外企業からの引き合いがあり認証取得を要求された場合に海外認証枠として認めてきたが(FSSC、ISOでも国内企業との取引目的の場合有り)、認証取得には1年〜2年と長い期間を要するため、輸出開始までにブランクが生じてしまうこととなる。
・また、食の衛生管理に厳しい欧米のみならず、成長の著しいアジアの企業等でも認証の取得を取引の条件とする企業もあり、急速に拡大する海外の食市場にスピーディーに参入するためには、予め認証を取得しておくことが必須となってきた。
・輸出の促進には、輸出向けの認証取得を加速させる必要があるため、具体的な輸出計画(事業実施期間中に海外の商談会に出展する等)がある場合には、輸出のための認証取得であると認め、認証取得と取引先の開拓を平行して進めていけるようにし、取引先が未だ確定しない状態で高い費用を負担して認証を取得するリスクを低減させるために補助率を2/3としたい。