家畜防疫強化対策事業

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農林水産部　畜産試験場　育種改良研究室　　

電話番号：0858-55-1362 E-mail：chikusanshiken@pref.tottori.jp

	事業費(A)	人件費(B)	トータルコスト(A+B)	従事人役
現計予算額	0千円	0千円	0千円	0.0人
補正要求額	5,071千円	777千円	5,848千円	0.1人
計	5,071千円	777千円	5,848千円	0.1人

事業費

要求額：5,071千円　　　財源：単県　

一般事業査定：計上　　　計上額:5,071千円

事業内容

事業概要

日本一の種雄牛「百合白清２」「白鵬８５の３」などを口蹄疫等の家畜伝染病から守るため、人体、牛体、車両にやさしく、殺菌力に優れた「微酸性水」を活用し、場内への進入車両や、出入する職員や業者、県内外からの視察者への人体消毒や牛舎、牛体への消毒を行う。

　さらに、第１１回宮城全共対策として、定期的な候補牛巡回調査が開始されることから、

生産者農場への立ち入り時に「微酸性水」を使用して、車両や長靴、人体等の消毒を行うなど、家畜防疫対策の強化を図る。

補正要求の理由

（１）平成２２年に宮崎県で口蹄疫が発生した際に、場内に入場する車両を消毒するための消毒ゲートを緊急設置した。
（２）これまでにも中国を中心としたアジア地域で、口蹄疫の発生は続いており、昨年には、再び隣国の韓国でも発生が認められるなど、日本国内にいつ発生してもおかしくない状況にある。
（３）日本国内で発生した際には、車両消毒だけでは口蹄疫の侵入を防ぐことは困難で、場内に入場する人体への消毒や直接牛体を消毒する必要がある。
（４）現在消毒ゲートに使用している消毒薬は、人体や牛体への散布は厳禁であり、かつ車両表面に「うろこ」が付着し、安全運転に支障を生じている。
（５）今年１２月の和子牛セリ市場より、「百合白清２」「白鵬８５の３」の上場頭数が大幅に増加する。そのセリには、多くの新たな県外購買者の参加が見込まれ、その時に場内視察が増加することが予想される。
（６）第１１回宮城全共（肉牛区）の出品候補牛が今年９月から生まれる。その候補牛の巡回調査が１１月頃から定期的に始まることから、生産者農場への立ち入り時に「微酸性水」を使用して、車両や長靴、人体等の消毒を行う。
　このように、口蹄疫の国内侵入が危惧される中、今年１１月頃から、県外視察の増加や全共巡回の開始など、場内への病原体侵入の危険性が高まる状況にあることから、車両、人体、牛体消毒が可能な「微酸性水」による防疫対策の強化を早急に図る必要がある。

要求内容

既存の消毒ゲート等を活用して、殺菌力に優れ、車両に優しく、人体、牛体への消毒が可能な「微酸性水」を使用し、口蹄疫等の場内への侵入防止の強化を図る。さらに、生産者農場への立ち入りの際に、車両や長靴、さらに人体の消毒を行うなど、人体に優しい消毒水である「微酸性水」の生成装置を導入設置する。

微酸性水生成装置（工事費含む）：５，０７１千円

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○平成２２年に宮崎県で口蹄疫が発生した際に、場内に入場する車両を消毒するための消毒ゲートを緊急設置した。
○現在も、場内への侵入車両の消毒に使用しており、外部からの病原体侵入防止の重要な対策の1つとなっている。

これまでの取組に対する評価

○現在使用している消毒ゲートの消毒水薬は、口蹄疫に効果があり、金属腐食性の低いものを使用している。
○しかしながら、人体や牛体には有害であり、さらにフロントガラス等の車両表面に「うろこ」が付着して、安全運転に支障を生じてる。
○昨年は韓国において口蹄疫が発生するなど、国内侵入が危惧される中、人体や牛体に使用可能な消毒水の活用が望まれる。

工程表との関連

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位：千円)

区分	事業費	財源内訳
区分	事業費	国庫支出金	使用料・手数料	寄附金	分担金・負担金	起債	財産収入	その他	一般財源
現計予算額	0	0	0	0	0	0	0	0	0
要求額	5,071	0	0	0	0	0	0	0	5,071

財政課使用欄(単位：千円)

区分	事業費	一般財源
計上額	5,071	5,071
保留	0	0
別途	0	0

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