県中部地区をモデルに、決済のキャッシュレス化やパーソナルモビリティによる観光地・施設間のスムーズな移動、観光部局で取り組んでいる多言語化、Wi−Fi環境整備等を一体的に進め、観光客の利便性・魅力を高めること等により、地元事業者の新事業展開・経営革新や創業の促進につなげる新たな仕組み作りのための場を創設する。
(1)コンソーシアム開催
外部有識者、アドバイザーから助言をもらいながら、関係者による意見交換、アイディア出しを行う、コンソーシアムを開催する。
○コンソーシアムメンバー(想定)
・フィギュア製造メーカー
・カーシェア運営ノウハウを有する事業者
・ハイレゾ音楽普及促進事業者
・キャッシュレス化ノウハウを保有する事業者
・海外で観光客向けアプリを開発している事業者
・地元観光関連事業者
・関係する1市4町(倉吉市、湯梨浜町、北栄町、三朝町)
・地元商工会議所・商工会、観光振興団体
・中国運輸局鳥取運輸支局
・鳥取県
(2)事業イメージ作成委託事業
検討により浮かび上がった事業イメージを画像や映像により可視化し、具体的な事業展開に結びつけていくためのツールとするとともに、事業の進展に合わせてイメージを更新・ブラッシュアップしていけるものとする。
<スケジュール>
11月 第1回 現状把握
12月 第2回 課題抽出
1月 第3回 課題解決策、事業イメージ検討
2〜3月 事業イメージ作成委託
3月 第4回 必要な施策等の検討
<参考>プロジェクトのイメージ(想定)
・歩行補助用具、シニアカー、電動アシスト自転車などのパーソナルモビリティを、誰もが気軽にレンタル、シェアリングするシステムを構築
・周辺観光施設・店舗等の各種支払いをキャッシュレス化、多言語化、Wi−Fi環境整備等により、利便性の高いサービスを提供し、滞在型観光を快適に楽しんでもらう。(キャッシュレス化等にあたっては、観光部局の施策も効果的に活用することを検討)
・これらの新しい仕組みを活用した、事業者の新事業展開、創業を促進。