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平成27年度
9月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:狩猟費
事業名:

鳥獣捕獲者確保環境整備事業

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生活環境部 緑豊かな自然課 自然環境保全担当  

電話番号:0857-26-7872  E-mail:midori-shizen@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 5,191千円 1,553千円 6,744千円 0.2人
補正要求額 7,103千円 777千円 7,880千円 0.1人
12,294千円 2,330千円 14,624千円 0.3人

事業費

要求額:7,103千円    財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:7,103千円

事業内容

1.現状・背景

○鳥獣被害が目立ち猟銃所持者も多い県東部地域には現在使用可能な射撃場が無く、射撃練習や銃刀法に定める法定講習の受講は、県中西部及び岡山県北部にある射撃場に依存している。

    ○このことから、鳥取市が管理し現在閉鎖中の鳥取クレー射撃場(鳥取市所有・鳥取市覚寺)について、東部地域1市4町の共有施設とすることについて合意が図られ、近年減少の著しい銃猟者確保の拠点施設として再整備に着手している。(実施主体:鳥取市、東部地域4町は市と整備委託契約)

    ○実施設計の結果、現場条件(風力・地盤支持力)に合わせた散  弾飛散防止ネットの安全対策が必要となった。

2.事業の概要

○鳥取クレー射撃場再開のための整備経費を平成26年度6月補正で支援(補助率1/4、全額繰越)しているが、散弾飛散防止ネットの設計にあたり、風力測定と地盤調査の結果、強風や軟弱地盤に耐え得る構造が必要となり、支柱強度を高くし埋設深を深くする等の倒壊防止対策が必要となった。射撃場再開に必須の「射撃場本体の安全対策経費」であり、共同事業者である東部地域4町も当初のスキームどおり負担する予定であるため、県としても同様に増額経費の一部を支援する。
○安全対策に要する増額経費を県は鳥取市に対して助成する。
◇補助率:1/4  
◇実施主体:鳥取市(1市4町が鳥取・因幡定住自立圏形成協定(変更協定)を締結し4町と覚書のうえ委託契約済)
◇予算要求額:7,103千円 (事業費28,409千円)
                                  (単位:千円)
事業項目
9月補正
当初予算
摘要
狩猟者養成業務委託
0
2,538
委託料
連絡調整会議開催経費
0
128
報償費、特別旅費
射撃練習奨励金
0
2,000
補助金
散弾銃技能講習受講支援
0
300
補助金
ガバメントハンター育成費
0
125
補助金
ライフル技能講習受講支援費
0
100
補助金
射撃場整備支援
7,103
0
(50,795)
補助金
(H26.6月補正)
7,103
5,191
◇合計支援額  (単位:千円)
予算
県補助金
事業費
摘要
平成26年度6月補正(繰越)
50,795
203,180
補助率:事業費の1/4
平成27年度9月補正要求
7,103
28,409
57,898
231,589

3.射撃場再開のスケジュール

4.負担割合とスキーム

○鳥取市:事業費増額分を9月補正で要求。
○東部4町(岩美町・八頭町・若桜町・智頭町)
  負担金増額分を9月補正で要求。
○鳥取県:県支援増額分(単県)を9月補正で要求。
内訳
要求主体
目的
スキーム
国庫補助
(交付金)
鳥獣対策センター・鳥獣被害防止
・捕獲対策の実効性の向上
○平成26年度6月補正で措置
○増額分の国費充当はないため9月補正要求なし。
国費相当分は1市4町で負担。
県支援
(補助金)
緑豊かな自然課・銃猟者養成確保の環境整備○平成26年度6月補正で措置
○増額分を9月補正で要求
※ただし鉛弾処理経費は除く。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○これまでの取組状況
○イノシシ、ニホンジカ等の個体数調整等を担う狩猟免許者の確保対策として、狩猟免許取得のための講習会や猟友会員の資質向上のための技術研修会の開催等を猟友会に委託して実施。
○平成23年度から銃猟者確保のための射撃場の整備について検討会を開催し、鳥取クレー射撃場の再開については合意形成が図られた。引き続き大口径ライフル射撃場の整備の在り方についても検討を継続する。
○銃による有害捕獲従事者を確保するため、射撃練習にかかる経費や銃刀法の改正により義務づけられた免許更新時の技能講習に係る経費等について支援を行っている。
○県内には無い大口径ライフル射撃場を利用する銃猟者の利便性を確保するため、県外施設利用に係る経費について支援を行っている。
○若年層をターゲットに狩猟免許取得への関心や意欲をもつきっかけを提供するため、平成26年11月1日(土)に環境省と共催で「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」を開催し普及啓発を図った。

これまでの取組に対する評価

○わな猟免許及び銃猟免許を取得する者が増加傾向にある。
○若手の新規免許受験者が増加傾向にある。
○鳥取クレー射撃場の再開に向けた関係機関の合意形成が図られ、平成26年度に実施設計に着手し、平成27年度に工事、平成28年春に再開予定。

工程表との関連

関連する政策内容

自然環境の保全・再生と野生動植物との共生社会の実現

関連する政策目標

鳥取県生物多様性地域戦略(仮称)の策定検討などを通して、本県の生物多様性の保全に関する施策の方向性を定めるとともに、保護管理とのバランスを図りながら野生鳥獣の被害防止対策を講じる。


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 5,191 0 0 0 0 0 0 0 5,191
要求額 7,103 0 0 0 0 0 0 0 7,103

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 7,103 0 0 0 0 0 0 0 7,103
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0