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平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:総務管理費 目:県外事務所費
事業名:

鳥取県へ「いらっしゃい」事業

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総務部 関西本部 観光・情報発信チーム  

電話番号:06-6341-3955  E-mail:kansai@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 26,619千円 17,083千円 43,702千円 2.2人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 26,619千円 17,083千円 43,702千円 2.2人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 24,708千円 12,382千円 37,090千円 1.6人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:26,619千円  (前年度予算額 24,708千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:26,619千円

事業内容

1 要求概要


    本県の観光客誘致や販路開拓にとって、非常に大きな商圏である関西圏において、本県の魅力を幅広く発信し、本県に対する好感度の向上を図り、宿泊を伴う観光客数を増加させるために、関西特有の媒体と本県ゆかりのキャラクターを活用して、関西における本県のPR活動を行う。

2 事業背景

(1)関西圏は本県の観光客誘致にとって、非常に大きな商圏である。

観光入込客数の約32%(県外客の約44%)が関西圏から(地区別で第1位)
関西圏から本県へ訪れる観光客の観光消費額は、約611億円と推計(全体の約42%、前年比+2億円)

(2)「まんが王国とっとり」「出雲大社遷宮」効果の反動減への対策が必要である。
関西圏からの観光誘客は、鳥取自動車道開通前の2,289千人(平成22年度)から開通後の2,891千人(平成23年度)、「まんが王国とっとり」建国イベントを実施した平成24年度の3,700千人と増加し、平成25年度は「まんが王国とっとり」の反動減と「出雲大社遷宮」効果の相殺により、前年比△259千人の3,441千人
となっている。今年度以降はさらなる反動減が予想されるため、費用対効果を踏まえつつ、積極的に観光誘客に取り組む必要がある。

(2)本県の認知度や好感度向上を図る効果や宿泊誘客への効果が期待できる。
関西における本県の認知度向上の余地は大きい
「鳥取自動車道全線開通」による時間短縮のPRを推進しつつ、泊まらないと体験できないことや食せないもの等をPRし、宿泊誘客を図る必要がある。

(3)他県も関西圏でのPR活動を大変な熱意を持って実施しており、本県も積極的な取り組みをしないと埋没してしまう。
・くまモンミリオンプロジェクト等を活用したPR(熊本県)
・「おしい!広島県」をキャッチフレーズとした「全力歓迎課」によるPR(広島県)
・「高知家」をキャッチフレーズとしたPR(高知県)
など。

3 事業内容

(1)関西圏のマスコミを活用した情報発信(継続)

事業費:5,299千円
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などを活用し、年間を通して県内観光情報を機動的に発信する。

(2)県内団体と連携した情報発信(継続)
事業費:6,000千円
県内団体と連携し、関西圏でPRイベントを開催する。

(3)高速道路活用宿泊PR事業
事業費:5,690千円
過去の実施時に、反響の大きかったサービスエリアでのパンフレット配架及びフリーペーパー「悠遊West」への広告掲載を通じて、高速道路を利用する層を中心に本県の情報発信を行う。

(4)中核コンテンツを活用した宿泊誘客PR事業
事業費:9,630千円
本県と同じく漫画・アニメを活用した地域振興を行っている大阪・新世界や日本橋と連携して「まんが」のPRを行う。
また、東部・中部・西部各地域における宿泊誘客のために情報誌とタイアップした情報発信を行う。

(5)マスコミ関係者との意見交換等の開催(継続)
「鳥取県ゆかりのマスコミ関係者」との意見交換会等を開催し、旬の情報を発信するとともに、これからの戦略的・効果的な情報発信のあり方について検討する。
また、関西の各団体が実施するイベントへの参加や「関西本部メールマガジン」の配信などにも取り組むことにより、地道な情報発信活動も積極的に行っていく。

4 所要経費


合計:26,619千円(前年度:24,708千円)
 (内訳)
・マスコミ活用経費   5,299千円
・県内団体連携経費 6,000千円
・高速道路       5,690千円
・中核コンテンツ   9,630千円

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

(一部予定)

・関西圏のマスコミ媒体(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)を活用した情報発信やイベント実施。

・関西圏のサービスエリア(SA)において、フリーペーパー広告、パンフレット・リーフレット配架、イベントでのPRを実施

・まんが関連の取り組みとして、大阪・新世界にある通天閣でのPRコーナーの設置、日本橋ストリートフェスタでのPRの実施。

・関西視点により作成した映像素材の活用

・関西の福利厚生団体と連携した本県の情報発信

・若年者層を中心にスマートフォン等を活用したスタンプラリーの実施

・マスコミ関係者との意見交換等の開催

・関西の各団体が実施するイベントへの参加や「関西本部メールマガジン」の配信などにも取り組むことにより、地道な情報発信活動

・あべのハルカスにおける「鳥取県Week」・街ステーション等における展示物等を用いたPR等の実施
  ・因州和紙での折り紙、フォトロケーション、(弓浜絣)糸紡ぎ体験、松葉がに、「温泉」(予定)等、本県の民工芸品・食・観光PRを実施

これまでの取組に対する評価

関西圏からの観光入込客数は、平成18年の2,243千人を最高に低迷していたが、目玉となる観光素材やネタを中心とした積極的なPR活動により、「鳥取自動車道の開通」で平成22年度に2,289千人と更新して以降、「鳥取自動車道全線開通」で平成23年度が2,891千人、「「まんが王国とっとり」建国イベント」で平成24年度が3,700千人となった。
 平成25年度は「とっとりグリーンウェイブ」で取り組んだものの、「まんが王国とっとり」の反動減を吸収できず「出雲大社遷宮」効果を踏まえても、前年比△259千人の3,441千人となっている。

・これまでの人脈により、良質な媒体を安価で活用することができている。

・本県の認知度向上をさらに進めるためには、これまでの地道な取り組みの継続とともに「インパクトのある」手法を取り入れることが必要。

・「鳥取自動車道」の利用や「三朝温泉850年」「花回廊15周年」「智頭急行20周年」、「まんが王国とっとり」への誘客、などのターゲットとなる人・媒体での情報発信に努めた。

・高速道路におけるPRにおいては、パンフレット・リーフレット配架は、各SAからの補充依頼も度々あり、多くの利用客に活用されていると考えている。
・フリーペーパー広告はご覧になられた方からの問合せも入るなど効果が見られる。

・あべのハルカスは平成25年6月の一部オープンの以降、鳥取県の観光と食に関するPRイベント等を精力的に実施してきた。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 24,708 0 0 0 0 0 0 0 24,708
要求額 26,619 0 0 0 0 0 0 0 26,619

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 26,619 0 0 0 0 0 0 0 26,619
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0