事業名:
【日野モデル】目指せ!!「米のうまさ日本一」取得支援事業
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)
農林水産部 日野振興局 農林業振興課農業振興室
|
事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
27年度当初予算要求額 |
525千円 |
1,553千円 |
2,078千円 |
0.2人 |
0.0人 |
0.0人 |
26年度当初予算額 |
565千円 |
1,548千円 |
2,113千円 |
0.2人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:525千円 (前年度予算額 565千円) 財源:単県
事業内容
1.事業目的
県下一の一等米比率を誇る日野郡産コシヒカリについて、味、食感、甘み等の総合的な味覚としての美味しさを追求し、全国的な産地評価を得ることで米の有利販売につなげる。
2.事業内容
次の2つのタイトル獲得に向けて、日野郡産米レベルアップ推進協議会が取り組む栽培技術の確立等にかかる取組を支援する。
(1)米・食味鑑定士協会が開催する「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」での上位賞
(2)一般財団法人日本穀物検定協会が公表する全国米食味ランキング格付けの最上位評価「特A」
事業実施主体:日野郡産米レベルアップ推進協議会
事業費:1,050千円
補助金:525千円
補助率:県1/2、事業主体1/2
助成内容:全国コンテスト上位入賞及び「特A」取得を目指す取組に係る経費
・食味向上栽培技術実証ほの設置経費
・官能食味分析依頼経費
・全国コンテスト出品経費
・専門家招聘経費
・研修会の開催経費
3.事業の背景
(1)平成25年産米の豊作とそれまでの在庫により、米余り傾向となって荷動きが悪くなっていたが、平成26年産米の作柄が良から平年並みと見込まれることから、米価の低迷状態に拍車がかかっており、米生産者の経営への悪影響が危惧されている。
(2)TPP(環太平洋経済連携協定)の動向も踏まえ、今後の米販売を優位に進めるためには、一般消費者や実需者に対して他産地米との明確な違いをアピールできる、対外的な産地評価を獲得する必要性が高まっている。
4.効果
(1)日野郡産コシヒカリが対外的な産地評価を獲得することにより、評価や知名度が向上し、消費者に選ばれる銘柄となる。
(2)日野郡の基幹品目である日野郡産コシヒカリが全国的な銘柄となることにより、有利販売が可能となり農家の経営安定につながる。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(1)日野郡産米レベルアップ推進協議会(※1)(以下「レベルアップ協議会」という)では、これまで食味値分析結果を活用した栽培方法の改善・普及及び「特A」取得に向けた情報収集・技術課題の整理を行い、全国発信できる良質米産地を目指してきた。その成果として良食味米基準である食味値80を安定的に越える一定の成果を果たした(※2)。
(2)米の食味評価の一つである「味度」について、計測機(味度メーター)の原理や特徴に関する研修会を開催し、日野郡産コシヒカリ生産者における「味度」への理解を深めた。
※1
日野郡産コシヒカリの品質向上及び情報発信を担う組織として、日野郡各町(旧溝口町を含む)、JA鳥取西部、県により構成する組織(平成21年設立)。
※2
日野郡産米改良協会が主催する「日野川源流米コンテスト」出品米の食味値の平均値。
これまでの取組に対する評価
(1)昨年の第15回米・食味分析鑑定コンクール国際大会において、日野郡内より出品した米が環境王国部門で金賞を、都道府県代表部門で特別優秀賞を獲得した。
(2)昨年の食味向上栽培技術実証ほの米を、(一財)日本穀物検定協会に依頼して官能食味分析を行ったところ、日野郡内で初めて特A相当の評価を得た。
(3)(一財)日本穀物検定協会より、日野郡産コシヒカリは「特A」までもう一歩で、硬さ・粘りのバランスは申し分ないが、味が物足りなかったとの評価であった。また、日野郡の産地取組は評価しているとのコメントが得られた。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
565 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
565 |
要求額 |
525 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
525 |