これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○災害時における防災活動が、住民によって主体的かつ継続的に行われるためには、住民が地域の状況(危険場所等)を認識するとともに、住民同士で地域の課題や問題を積極的に話し合うことが必要であるため、コーディネーターがモデル集落に入り、防災マップづくりや地域の点検活動を行いながら、住民が議論できる環境づくりを行った。
○住民による防災活動を通じて、住民同士が地域の状況を改めて認識することとなった。また、防災活動は個人で行うものではなく、地域の日頃からの点検・訓練や備え、災害時における助け合いが重要であると理解されるようになり、座談会においても住民同士による積極的な話し合いや議論が見られるようになった。
これまでの取組に対する評価
○防災をテーマにした住民のニーズの把握、防災マップづくりや防災研修会等を通じた防災活動の取り組みは進んだものの、福祉の視点に立った避難行動要支援者の支援体制の整備等による一体的な住民活動には至らなかった面がある。