調整要求内容
調整要求事業:防草コンクリートの工法検討
○検討内容
・道路の路肩法面には、路肩の保護及び雑草の繁茂による視認性の妨げを防止するため、防草コンクリートを設置している。
・この防草コンクリートは、一般的にコンクリートの人力打設により施工していることから、長期間の作業日数を要しているのが現状である。
・さらに、コンクリートの打設後は、人力による表面コテ仕上げを行う必要があり、作業員の労力は多大なものとなっている。
・このため、従来工法の人力打設ではなく、コンクリート吹付工法や2次製品の使用等により省力化と工期短縮ができないか、経済性を踏まえて調査検討を行う。
調整要求の理由
○理由
・防草コンクリートの施工については、建設関係団体から、工事積算のための歩掛と実際の施工費用との乖離を指摘されており、施工の実態を把握すると共に、工事費用の見直しを求められている。
・また、工事費用の見直しに当たっては、建設関係団体の意見を踏まえながら、施工費用だけでなく、より施工性の高い工法を採用するよう、早急に工法の調査検討を行いたい。
・土木作業員の負担を軽減をすることも重要であると考える。
調整要求額
○調整要求額: 2,008千円
委託料:2,008千円(試験施工、工法の検証)